50歳以上の方限定のユニークな劇団活動を紹介します。現在は星組、銀宴、空いろの3劇団で活動しています。それぞれタイプの違う練習を行い、個性ある公演活動を行っています。
閉塞感

1月25日 空いろ 担当 土井

 

稽古前に来れる人で集まり、ロゴについてのミーティング。そろそろ決定稿が出そうです。どうぞお楽しみに!

 

今日の発声練習は、「自分、相手、観客、遠く」へと対象を変えて。自分の声を飛ばすべき対象はどこですか?自分への一言はなかなか含蓄があります。

 

発声練習の後、「公演形態」について細見先生から説明して頂き、質問や意見を交わしました。空いろの公演は毎回早くから満席の予約打止めになり、世代の違う方や面識のない方等に見に来てもらえる機会を逸している、何とか出来ないか?というのがこの話が出てきた一つの理由です。従来のやり方を踏襲するだけではなく、自分達で公演形態について考え、話し合い、意思統一に向かう事もとても大事な事だと思います。

 

さて、「どういう心情の変化を得て、そのアクションになったか?」というワークを今日も。

さきに「〇〇感」を出そうと3人でポーズを作成。どんな場面に見えますか?

3人とも同じ心情な場合もありますが、そうでない場合は、誰を見るかで答えが変わってきます。誰が○○感を表しているのでしょうか?絶対に絵の真ん中に位置しているとは限りません。3人の位置取りも重要な要素です。どう見せるか?

作った方は見た方の受け取り方の違いを知る楽しさもあります。

 

皆さんに作っていただいた「万引きの心情」の台本を稽古し発表します。今日は3人ずつ3作品。万引きをする原因になった「心情」とは何?家族からの疎外感とそれに対する憤りから、寂しさから、見栄やプライドから、などなど様々な要素が生まれました。万引きに至るには、どこにも出口がないという「閉塞感」が必要なようです。

 

Posted by : アトリエ劇研シニア劇団 | 空いろ | 17:52 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
セリフ変更と段取り追加。

1月21日 星組 担当:梶川

 

本日も人間座での稽古です

スタッフワークとして、プロジェクターを使って映像をうまく投影できるかや、舞台セットとしてのエレベーターをどうするかなどを稽古前に確認して。

役者さんにはセリフ変更についての脚本が配られました。

まずは変更部分を読み合わせをして確認して、実際に立って演技をしていきます。

体調を崩されるなどでお休みの方が多めでしたが、代役をしながら、セリフ変更や段取り変更のシーンを最初から確認していきました。

現段階はセリフと段取りを覚えながら、いろいろな演出も試しつつ作品の大枠を作っている段階。

脚本も含め、作品のカタチがしっかり見えてくるのはもう少し後かもしれません。

みなさん楽しんで舞台に立たれていて、その楽しみながらの中から見ていて面白い段取りが見つかったりしています。

まだ見ぬ面白さを想像しては具現化していきましょう。

Posted by : アトリエ劇研シニア劇団 | シニア劇団星組 | 15:31 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
劇団名と声。

1月18日 出町のおうち 担当:梶川

 

はい、ついに決まりました。

何か月かかったことでしょうか。

すでに発表しているようなものですが、改めて。

村上クラスの劇団名です。

 

アトリエ劇研シニア劇団 出町のおうち

 

間のスペースとフォントを大きくすることも劇団員の方からの指定です。

「もうどんな名前でもいいわぁ」と言いつつ細かな指定です。

そして愛称も決まりました。

略して

 

「でまっちーず」

 

はい、今日は村上さんがお休みで代講です。

講師はソノノチという劇団の藤原美保さん。

とことんと声のことについて教えてもらいました。

横たわって腹式呼吸から。

ハミングをして声を体に響かせる感覚を得たのち声を出しました。

いつもよりしっかりした遠くに届く声になりました。

滑舌のためにに早口をして、セリフをしゃべってみるところへ。

セリフをしゃべるときに感情によって言い方に変化をつけることがあります。

では、感情ではないことでセリフに変化を出そうと思ったらどのような要素があるか。

みんなで話しながら出し合っていきました。

曰く、大小、高低、速さ、間、声色。

それぞれの要素で実際にセリフをしゃべってみて、その声から受ける印象を共有しました。

感情がなくとも声の出し方を変えるだけで生まれてくることもあります。

自分にどんな声が出せるのか。

それを知ることが演技の向上につながります。

 

 

 

 

Posted by : アトリエ劇研シニア劇団 | 村上クラス | 17:01 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
万引きに至るまで

1月18日 空いろ 担当 土井

今日の稽古場は会議室2。フロアを使ったストレッチで縮まっている身体を伸ばします。

発声練習 では、年齢性別、気分の度合いの設定にあわし「私の名前は〇〇、この間〇〇〇〇があって腹が立った」と観客に向かって言います。名前や腹の立つ理由、身体の感じで年齢を想像させます。

 

さて「心情の移り変わりを表現する」というテーマでワークを続けていますが、先週「万引きをし、どうして万引きに至ったか」というストーリーを考える宿題が出ました。

宿題の発表の前に、まずは万引きし捕まえられる場面を作ります。

万引きする店の空間を把握し共有しましょう。平穏な日常をちゃんと表現した後で「万引き」が起こる事で芝居がよりドラマチックになります。本人はいつから盗るつもりになったのでしょうか?

最初から万引き目的で入店する場合もありますが、今回はそうではなく「〇〇を失うのが怖くて、思わず〇〇が欲しくなった」という流れにします。

 

其々考えてきた作品の内、2作品をチームに分けて発表することになりました。情報を共有しストーリーを膨らませていきます。どうもそれだけでは万引きにまで至らなそうな場合は、これでもか!と場面を増やします。どんな背景があり万引きをしてしまったのか、何を盗ってしまったのかを確実に表現します。1チームが発表しました。かなり怖い設定です。レジを済ませた後、周りの状況で思わずその商品を万引きしてしまった理由がよくわかりました。徐々に追い詰められていく心の変化をよく表現しています。

 

 

 

 

 

 

 

Posted by : アトリエ劇研シニア劇団 | 空いろ | 16:20 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
人類の進化と演技。

1月16日 銀宴 担当:梶川

 

今日は写真からシーンを立ち上げるワークをしました。

橋の上でたばこを吸う男のいる写真。

まずは写真を見て、ここに登場してきそうな人物を想像して発表します。

今日の参加人数分、6人の登場人物が提案されました。

では、その6人がどんな人物かという特徴についてのアイデアを出し合います。

これで場所と時間と登場人物が決まりました。

それぞれが何役を演じるかと登場順、また提案された特徴のアイデアの中からどんなキャラクターにするかを決めて、一分ごとに登場して即興で演じていきます。

セリフがありで演じるわけですが、できれば誰かとやり取りをしたいし、自分がどんなキャラクターなのかも伝えたいわけで。

なんとなくセリフがどんなキャラクターかを説明することに重点が置かれがちになりました。

ということで、次はセリフをしゃべらないで。

また無理に別のキャラクターとかかわる必要もなくして、つまりは日常ではそんなに発話するきっかけはないわけで。

途端にシーンに情緒というか、ある種の雰囲気があふれました。

休憩をはさんで、田辺さんから、いろいろな行動の書かれた紙が準備され、それをみなさん引いていきます。

自分の演じるキャラクターとは程遠い行動もあるわけですが、そこをどうにか引き寄せるところに創造の面白みがあります。

脚本があると、そのセリフに縛らて目の前に書かれているそのことを演じようとしてしまいがちです。

ではなくて、目の前にない何かを想像して演じてみることによって生まれる豊かさもあります。

人間が他の類人猿を退けて進化した理由を目の前にないものを想像できる力があったからだとする仮説があります。

そして、進化の話として遺伝子という考え方がありますが、これに類推する概念として同じように文化の進化の仕方にも適用した模倣子(meme/ミーム)という概念があります。

ある思想や情報や習慣が遺伝子と同じように人と人のコミュニケーションを通して広がっていく。

実際に触れることのできない情報というものを共有することが人類の進化につながっている。

なんとなく似通った説だなと感じてしまいます。

演劇の中に目の前にないことをいかに生み出すかということがあり、人類進化の要因としてもこのことが重要な意味を持っているというのがとても興味深くあります。

今日の銀宴の稽古もその一端に触れたものだったように思いました。

Posted by : アトリエ劇研シニア劇団 | 銀宴 | 20:11 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
自殺コント。

1月9日 銀宴 担当:梶川

 

コント脚本が配布されての稽古です。

以前に漫才を文字起こししたものを題材に稽古をしました。

実際に漫才をしている映像を見てやりとりをトレースするという稽古をしました。

今日はどちらかというとシーンスタディに近いものでした。

コントの内容は自殺したい人が樹海に来るが、そこには受付があって首をつる木を案内しているという話。

自殺者はそこに受付があることも知らなければ、そこで自殺するための段取りについてもわかっていない。

対して受付の人は仕事で行っていて、最近では自殺が増えているということで自殺者に対する扱いが手馴れている。

受付の人に振り回される自殺者という構図をまずは作る必要があります。

受付がボケで自殺者がつっこみとして、自殺者の視点が観客の視点と同化していければ。

いかにすれば役柄の対比が明確になるかの稽古でした。

 

 

Posted by : アトリエ劇研シニア劇団 | 銀宴 | 15:31 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
自分へのクエスチョン

114 星組 担当 土井

14時半より人間座で稽古。前回の続きの13頁から部分的に止めながら通していきます。ラストまで終わったところで、前回お休みされた方へ進んだ箇所の説明があった後、冒頭から繰り返し、時間までに今日始めたところまで辿り着き、一通り全編をやり終える事が出来ました。

今日は2名の方がお休みでした。代役をすると場面が多いのでどこから登場するのか迷いましたが、自分が普段いる居場所を把握すれば、自ずと解ってくるのでしょうね。舞台上をどう動き、複数の人がどんな絵を作るか?まだまだ始まったばかりです。これからどんどんと動きが進化していくわけですね!

 

発声練習では自分の役になったつもりで、「一言」を考えました。同じく芝居の中でも、ある質問形式の台詞について、役の上で、はたまた自分に置き換えて、ふた通りの答えを考え、声に出してみました。老人ホームに入所している「役」と「自分自身」の答えは勿論違いますが、この問いを自分へのクエスチョンとして、大事に受け止めたいと思いました。役の中に自分を見い出し、自分の中に役を想像する・・・役としての返答はだんだんと切なくなります。この芝居に関わりながら自分の人生も考えて行きたいと思います。

Posted by : アトリエ劇研シニア劇団 | シニア劇団星組 | 18:59 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
想像の幅を広げる

111 空いろ 担当 土井

初稽古です。ロゴデザインのたたき台が出来、稽古後はミーティングを兼ねた新年会とのこと、今年もよろしくお願いします。発声練習では、今年の抱負を全員一斉に叫びました。声に出す事で、人には聞こえなくても自分への意識確認になったことでしょう。

 

前回までのワークに続き、状況の変化によって変わっていく心情を表現するレッスンです。

まず1人のワーク。かかってきた電話に出、それにより家を出て行きます。

電話を受けて起こる心情の変化。それは待ち望んでいた電話でしょうか、或いは不意にかかってきた電話でしょうか?携帯電話は出る前に相手がわかるので、電話を取る前から表情に変化が起ります。相手は誰?どんな用件?プラスorマイナス案件?相手の話を聞いて反応する表情や身体の様子から、見ている人にもどういう内容なのかわかってきます。より具体的に相手が話している言葉を想像し受けとめれば、身体が反応します。

警察からの発見通知がありました。探していたのは子供?老人?反応はどこか違うのです。

電話を切って出て行く時の身支度や荷造りの仕方にも心情が現れます。忘れ物をして引き返した時は、同じ戸を閉めて出て行く動作でも速さや丁寧さが違ってきます。

「事故にあった」のが旦那では集中して想像できない場合には、愛犬に置き換えて考えてみましょうか?1人で出来るワークでいろいろと想像を膨らませる事ができますね。

 

次は41組。

映画を見てきた二人連れが喫茶店に入り注文をします。その後ひとりで店に入って来た客が、2人の内の一人に気付き、声をかけます。さてどんな関係で、声をかけられた側はどんな反応をするでしょうか?あまり会いたくない関係が多いのですがそればかりでもありません。

ふたりの関係を知らない、連れの人のリアクションが面白かったりもします。恋愛やお金がらみのケースは演じる方も見る方も想像しやすいようです。以前殺されかけた人に出会うという特殊なケースでは、さてどう想像しましょうか?

まあ経験できないだろう事も想像の幅を広げて擬似体験できるところにお芝居の楽しみがあるのかもしれませんね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Posted by : アトリエ劇研シニア劇団 | 空いろ | 17:06 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
空間を作る。

2019年1月7日 星組 担当:梶川


今日は本番の会場である人間座スタジオでの稽古でした。

年末年始の休みの間に細見さんから役者さんに上演脚本が郵送されていました。

お年玉です。

脚本は読まれてきているので、読み合わせは飛ばして早速シーン創作です。

会場が使えるということで実際の寸法をはかって登場退場の段取り、シーン中にどう動くかなどの事柄を試していきました。

タイトルが決まりました。

きらきらひかる この世の星よ

舞台設定としてエレベーターが出てきますが、スタッフとしてはこれをどうするか。

いよいよ本格的な創作が始まりました。


Posted by : アトリエ劇研シニア劇団 | シニア劇団星組 | 15:30 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
恋愛の精査。

12月28日 村上クラス 担当:梶川

 

劇団名が仮決定しました。

「でまちのおうち」「出町のお家」「出町のおウチ」。

つまりは呼び方だけ決まって、表記を悩むと。

お休みの人もいるので(師走でなかなか全員そろわないのも名前が決まらない原因ですが)表記を保留にしますが、もういい加減ということで、年明け最初の18日の稽古には決定するということになりました。

ちなみに18日は村上さんはお休みで代講になりますが、そこはあえて。

代講の方の意見も聞きながら決めてしまいましょう。

 

サブテキストの稽古を続けます。

脚本は男女のお話です。

男女がいて、好き同士だが男は別の交際相手がいるので付き合ってはいなくて。

男女が河原で話しているところに交際相手の仕事友達が来てそのあと交際相手本人も来る。

また通りすがりのキャラクターも出てきて。

舞台設定として携帯電話の電波がつながらないということがあって、その設定を背負うのが通りすがりのキャラクター。

短編なので、この設定はあまり出てきませんが、きっと長編になった時には描かれることでしょう。

これまで男役を女性が演じていましたが、今日は男性が演じます。

やはり男性視点が入るとサブテキストの説得力や発想が違ってきました。

あと個人的に、仕事友達は女性として描かれていますが、これが男性だとまた違った面白味があるなと感じました。

恋愛観の男女差というのがおかしみに繋がっているように思います。

Posted by : アトリエ劇研シニア劇団 | 村上クラス | 16:41 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
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