50歳以上の方限定のユニークな劇団活動を紹介します。現在は星組、銀宴、空いろの3劇団で活動しています。それぞれタイプの違う練習を行い、個性ある公演活動を行っています。
自分の役で台詞を考える

727 空いろ 担当 土井

発声練習は、それぞれ自分の役になったつもりで質問文を作り、相手にかけます。声をかける相手は質問したい相手でなく近くにいる人でいいのです。傑作な質問と答えが生まれました。こうして、台本にかかれている台詞以外の台詞を自分で作ることで、より役が身近に・・・というか自分のものになっていきます。

 

特急列車の場面と、電車から降りて丸山を追う真弓の場面(変更あり)を稽古したのち、冒頭から転換も含め順番にやっていきます。

丸山と谷口専務のやりとりは、相手の台詞を聞いてから反応するのでなく、聞きながら心が反応していくと、会話がうまくヒートアップしてくれます。

家の場面では 2人ずつにわかれ別々の会話をしていますが、郁子は両方に関わり、夫と娘の会話を聞いています。彼らの言葉に反応もします。もしここにみちがいなければ3人のシリアスな場面になるのでしょうが、マイペースなみちがいることで、空気がユーモラスになっています。郁子は大変です。

そして長野行きを決める電車、丸山の周りの乗客達の動き、何か丸山の心の一部を表しているようです。

 

丁度特急列車の前まで稽古できました。家の場面くらいからショートフィルムに出演する「おばあちゃん役」の役者を探す大学生の方が見学に来られました。どのように感じられたか興味があります。11時から13時まで男性の場面、13時から16時が本稽古、16時から19時まで主に家の場面の自主練習、皆様本当にお疲れ様でした。

 

Posted by : アトリエ劇研シニア劇団 | - | 17:57 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
これからの星組、これからの課題。

7月23日 星組 担当:梶川

 

今日はまずは創作稽古に入る前に次回公演に向けてのアンケート用紙を配りました。

去年の8月でアトリエ劇研が閉館し、前回公演は演フェスに参加しました。

今年の公演はどうするのか。

もう一度演フェスにリベンジるるのか、単独で公演するのか。

どれくらいの規模でどれくらいの回数したいのか。

そして今後、どんな風に星組で何がしたいかなど、今後の活動について思うことを自由に聞かせていただければと。

実は次回公演が10回目となる星組。

ちょっとしたアニバーサリーです。

公演活動は粛々と行っていきますが。

このアンケートをきっかけにして、星組の未来図を描けたらと思います。

老人ホームの創作発表を今日で終わらせ、老いらくの恋の創作となりました。

求婚されている役柄がいるが、どうしても受け止めることができないというシーン1。

その受け止めることのできない理由がわかるシーン2。

今日の理由は義父母の介護でした。

義理の両親というところがミソですね。

義理であるのだからと言いつつも、そういうわけにもいかないと。

前回の老人ホームの流れだと対立するシーンを何も考えず創作したあと、ではその関係を和解させてくださいとなったわけで。

勘ぐるなら、この拒否している求婚を何かの事件で受け入れることになるシーンを創作してくださいと次に課題がくるのではと山を張りますが。

どうでしょうか。

Posted by : アトリエ劇研シニア劇団 | シニア劇団星組 | 20:30 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
息を合わせる

720 空いろ 担当 土井

月曜日の人間座の稽古で、客席がとても近いことを実感しました。役者の息遣いがもろに観客に伝わります。皆の息を合わせる事がとても大切になります。場面が変わった瞬間、登場する役者が長年そこにいた、働いていたように見せたいのです。キビキビ、ピリピリした会社の空気は、転換のセッテイングの時から始まります。その場面に飛び込むジャンプ力が必要です。これは、ラウンジに入る時もそうです。パッと衣装を着替えて印象が変わるように、キャラクターのチャンネルを切り替えます。

そこで相手役とどう関わるか?お互いのテンションはどのくらいか?相手をよく感じて動きます。ところどころ、少しですが台詞が追加されています。動きはよりリアルを求めてどんどん変化しています。はっとさせられるのは、ちゃんと相手の言葉や動作をとらえてリアクションした時ですね。

自主稽古の中で細かな事を発見し、動きを考え、芝居が膨らんでいます。楽しみです。

 

Posted by : アトリエ劇研シニア劇団 | 空いろ | 16:53 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
役柄の緊急性。

2018年7月20日 村上クラス 担当:梶川

 

三週間ぶりの講座です。

前回でセリフのスケッチが一区切りつきましたので、今日は以前に扱った姉妹の脚本を再び。

あらすじ。

お姉ちゃんが妹の服を勝手に着て佐藤さんに会うために外出しようとして、妹が返してと、姉がアイス買ってくるからと、いらないと言っているが、段々とアイスのグレードが上がって最後には快く妹が姉を送り出す。

前回は脚本はレシピであるという話をしましたが、今回は役柄の緊急性について。

ほかの言い方で行動の動機や目的というのが私にとっては聞きなれた感じかなと思いつつ。

緊急性だと、そこに事件性が内包されているように感じられ、役柄が動かざる得ない強さを感じます。

行動の動機と言ってしまうとその行動の結果に対してさかのぼって原因がなんだったかを後付で考えてる印象です。

緊急性となれば理由ではなくただ行動がそこにある印象。

あくまで印象なので、村上さんが示唆したいこととは違うかもしれませんが。

さておき、姉の緊急性は佐藤さんを待たせていること、妹の緊急性は服を姉に着られたくないということ。

物語の進行として以下のようなグラフが描けます。

上の軸が姉の緊急性が達成される側、下の軸が妹の緊急性が達成される側です。

なので姉は上に向かいたいという行動が導かれますし、妹は下に向かいたいという行動が導かれます。

物語の面白みとして軸が移動するところをどう描くかがポイントになります。

なのでまずは出かけようとする姉を明確に引き留めて、これはどうしたって出かけられないねという状況は作り出すことが肝要です。

この出かけられなさが明確であればあるほど、つまりは軸の間の落差があって、これは出かけられないだろうとみている側に思わせられればられるほど、出かけらるようになるのがとても劇的で面白いということです。

簡単に姉と妹の緊急性を佐藤さんを待たせていると服を着られたくないとしましたが、軸の距離を離すということだけを考えるなら、脚本には書かれていませんが、佐藤さんは長く入院していて、病院から急いできてくださいと連絡があり急がないと死に目に会えないということだと姉はかなりの緊急性ということになります。

これを出かけさせないという状況に持っていくのはかなり至難の業で、妹にとっての服への思い入れがかなり強いものにしないとなりません。

似通っていますが、大切な人の形見の服だとしたらどうでしょう。

お互いが相手の状況はわかりあっているから脚本のセリフとしては何も言わないのですが、演じる役者がそういう状況のつもりで演じ行動するとどうなるでしょう。

そもそもの脚本や演出が求めているものではないので、いくら落差があるからと言ってこの例えの緊急性が良いとは言えないのですが。

緊急性の扱い方によって同じ脚本でも全く違う作品として創作することが可能だということです。

その役柄の緊急性はなんですかという問いかけがこれから何度もされることでしょう。

都度つど、面白い緊急性を見つけられればと思います。

 

Posted by : アトリエ劇研シニア劇団 | 村上クラス | 16:51 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
人間座にて転換の感覚を掴む

717 空いろ 担当 土井

今日は舞台監督さんを迎えて、13時半から16時半まで全員で人間座での稽古です。細かな演技の事よりも、実際の舞台で、早変わりや転換を体験し、感覚を掴むことが今日の目的です。転換の担当となり、出はけの順が変わる必要も生まれてきました。置き道具も自分で確保し舞台に登場させなくてはいけません、その上で早変わりをするのです。今日は一気にやらなければならないことが増えました。増えたというよりは、はっきりしたという方が正確です。

前回の人間座では男性だけの場面を稽古しましたが、今回女性は初めて、男性が多く登場する場面の道具やセットを見て「あー、そうなっているのか」と理解された事と思います。

今回衣装を変えた方は少なかったようですが、次回にはスムーズに転換がいった上で早変わりの稽古もしたいもの。普段稽古しているいきセンの会議室では狭くて小道具や衣装を袖に置くことが難しいですが、なんとか小道具程度はおいて稽古できないものかと思います。自分がどこでどの位のスピードで着替えなくてはならないかも、人の稽古をみながらイメージしましょうか。

 

Posted by : アトリエ劇研シニア劇団 | 空いろ | 18:03 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
瞬時に変わる

713 空いろ 担当 土井

先週は大雨の為、休講。土砂くずれで利用している道路が不通になったり、避難された方もいらっしゃいましたが、ありがたいことに全員無事で元気な顔を合わせる事ができました。

 

まず、特急列車の中の台詞が、より自然に会話が流れるように構成に変更がありました。読合せ後、何度かやってみます。

次は、今日も朝から男性2人の山の場面を稽古していたのですが、その中にある、鯉の持ち主曽根が登場する場面を稽古です。ここはリヤカーに乗せられる鯉が主役なのかもしれません。

 

そして冒頭から、今日は中間の電車の場面までを稽古する事ができました。

冒頭、全員が電車の乗客として登場しますが、よりいっそうのリアル感、ナチュラル感を出して下さい。それぞれが個性を持ちながら一つの群像としても成り立っていきます。

 

会社、ラウンジと場面はめまぐるしく変化します。瞬時に忙しく働いている会社員に、あるいはホステスになり切ることが出来ますか?まず、衣装の早変わりに気がとられることでしょう、来週月曜日は人間座での稽古です。思いつく衣装を持って来ましょうか。着てみないと時間のかかり方もわかりません。そろそろ早変わりし、瞬時に何者かに化ける稽古をしていきたいものです。

 

それは演技にも言えます。自分の考えた、いつもと違う台詞のトーンやリアクションなどをどんどん試して下さい。

 

 

 

Posted by : アトリエ劇研シニア劇団 | 空いろ | 18:58 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
実録 老いらくの恋。

2018年7月9日 星組 担当:梶川


老人ホームの創作が続いています。

最初が対立する関係。

それに続いての和解のシーンと課題があり、それが終わった方は3つ目の課題に挑戦です。

3つ目は老人のプロポーズです。

結婚を申し込まれるが悩んでいると。

今日はその課題の発表がありました。

高級老人ホームの入所者同士が一つのベッドで寝ているのを職員に発見され。

家族が呼び出されて、追い込まれるが別荘に老人送迎タクシーで駆け落ちするという話でした。

びっくりすることに実話だそうです。

老いらくの恋です。

課題からのシーン創作をよくします。

全くの作り話のときもあれば実話のときもよくあります。

実話でも課題に落とし込む際にちょっとした歪みが生じるときもありますが、やはり実話の持つ説得力は魅力的です。

実話ならいいということではありませんが、体験があるということが演技に実感が伴うことが良い作用を与えます。

創作であれ実話であれ、実感を持って演じたいものです。

Posted by : アトリエ劇研シニア劇団 | - | 17:49 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
話し合いを短くする方法。

2018年7月2日 星組 担当:梶川


老人ホームを舞台にした作品創作が続いています。

代役で創作に参加することもあるのですが。

誰かがお家で考えてきた設定をその日のうちに共有して配役をして一度立ち稽古をして、脚本を持たずに発表。

何なら所要時間30分程度でここまでの作業がなされているわけで、よくよく考えるとすごいことだなと。

まず脚本や設定の説明がなされる中で全員でアイデア出しながらそれをどう舞台に立ち上げるかが考察されていきます。

この作業の中で全員参加であることや、実際に演じることを想定するためその役の核が何なのかをつかまえることが重要になっているとおもいます。

短時間で発表できるコツなのでしょう。

作品の中での役柄の役割をつかみ、それにふさわしい人選をして即興で演じていく。

これまでの積み重ねとしての即興で演じられるということもありつつ、互いに演技の引き出しを理解し合っているというのもあるように思います。

この役柄の役割をこの人が演じるということはこんな感じになるだろうから、私はこんな感じで応答していくかというのをなんとなくでやっているように思うのです。

長々と会議をして結局は結論が出ないということもありつつ、真逆の現象です。

作品の立ち上げにおいて何がなされているか、また機会をみて検証して見たいと思います。







Posted by : アトリエ劇研シニア劇団 | - | 17:53 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
電車で急ぐ人になりきる

629 空いろ 担当 土井

今日は舞台監督さんをお迎えしました。今日も11時から男性(その間家族役の女性陣は自主練)13時から16時まで全員で稽古です。

まず、台本変更した山中の池の場面から始まり、エピローグシーンを。ラストの電車の中はそれまでとは雰囲気が違います。主人公の心の中を映しているかのように。

 

休憩後冒頭のシーンから止め稽古。今日は特急列車の場面まで進みました。

 

今日の電車には全員カバンを持って乗りました。実際殆どの人がカバンを持って電車に乗っています。急ぐ人達は、舞台を横断する時にもう素にかえってしまいます。急いでいる自分を思い出したり、いえいえ遠慮なく、もっとマナー悪く人を押しのけたりする人にもなって下さい。音をしっかり聞いて。

 

回想シーン、実際の歳を感じさせない為には止まらず動き回る事でしょうか?ご心配なく、皆さん高校生に見えます。乱暴な台詞の反動で今日はお上品言葉ごっこが流行ってましたっけ?

 

腑に合わない部分が徐々に解決して来ています。台詞の流れも、その言葉が自然に出て来るように変化しています。芝居は進んでいるのですがところどころ飛ばされた台詞がいくつかありました。今一度台本をよく読んで、身につけたいものです。

 

Posted by : アトリエ劇研シニア劇団 | 空いろ | 18:24 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
歌の効用。

6月25日 星組 担当:梶川


老人ホームの創作が続いています。

仲違いする二人の入居者の関係だけでシーン1を作りました。

続くこの二人の関係が和解するシーン2の創作です。

条件として途中でどんなやり方でもいいので登場人物が歌を歌うということになっています。

2チームがシーン2を発表しました。

相手への嫌味としての歌。

登場人物の心理変化を表現する歌。

ハードルとして設定されている課題が逆手に取られて面白い表現に昇華されていました。

来週はどんな作品が発表されるでしょう。

Posted by : アトリエ劇研シニア劇団 | - | 16:27 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
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