50歳以上の方限定のユニークな劇団活動を紹介します。現在は星組、銀宴、空いろの3劇団で活動しています。それぞれタイプの違う練習を行い、個性ある公演活動を行っています。
カラオケ考

2018年11月16日 村上クラス 担当:梶川

 

今日の稽古は久しぶりにゲームと座学でした。

最近の恒例でまずは劇団名の話し合いから。

なんとなく人気のある名前が見え始めていますが、ちょっとした発言で今まで話題に上がらなかった名前が突然人気になったり。

でもそれは一過性で来週になったらそうでもないかもしれませんよと村上さんから。

今月中休みの方もいますし、決定はもう少し先にして、ゆっくり考えていきましょう。

連想ゲームをして、マイムでキャッチボールをしました。

見えないボールが見えてくるように、まずは単純にマイムとしてのキャッチボールを練習して。

テンポよくキャッチボールができるようになったら、そこに言葉をのせてみる。

つまりはセリフのやり取りもテンポよくできるようにすることを目的にキャッチボールをしているわけです。

まさに会話のキャッチボール。

脚本稽古の前にカラオケについての座学。

カラオケルームという舞台設定は村上さんの中で好感触のようです。

今ある脚本をどう扱うかは考えるとしても、場所はカラオケルームになりそうです。

そこでカラオケルームについての話し合い。

最近のカラオケ事情について共通理解を深めた上で、課題はカラオケルームをカラオケ以外の目的で使うとしたらどう使うか。

その使い方が実際の作品にも反映できないかと考えています。

それこそ芝居の練習をしているシニア劇団員がいるかもしれません。

こもって脚本執筆をしているかもしれません。

新しいカラオケの形態としてカラオケトラック(移動カラオケ)というのもできるいかもね、カラオケのない田舎に行って、山の上でも歌えて、でもルームに閉じこもらんでもいいよねとと冷静な指摘。

脚本稽古もする予定でしたが、話が盛り上がり今日の稽古はカラオケの考察で終わりとなりました。

Posted by : アトリエ劇研シニア劇団 | 村上クラス | 16:34 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
思惑

1116 空いろ 担当土井

公演の打ち上げで「空いろのロゴマークを作ろう!」という声が出ましたが、それも含めてこれからの公演や情宣の仕方等について先生から提案があり、来週稽古前に全員で話し合いの時間を持つ事になりました。

 

さて、新たなゲームを。「ゾンビゲーム」です。

円の中にいるゾンビに襲われそうになったAさん、アイコンタクトで誰かに助けを求める、コンタクトに気づいた人が「Aさん!」と声をかけることでAさんが助かる、というアイコンタクトを重視したゲームです。どうしたのでしょう、名前が出てこなかったり、名前を間違えてしまいます。

アンテナを張り身体をコントロールする訓練です。ゲームでもゾンビは怖く、襲われる方も見つめられる方も心に負荷がかかり思うように動けません。

あとの発声練習にも、このゲームを受けた言葉が続きます。「頭の中も秋ですね」とは綺麗にまとめましたね。

 

次に歌いながら動く。動くとは何かをしている状態です。

場所や状況を自分で設定します。歌い出しと歌い終わりのタイミングがうまく行くとばっちりきまります。作業をキープしながら歌い続けることが肝心。視線、大事ですね。作業する、歌う、と二つの違う事を同時にこなす・・・これは動きながら台詞を言うことにつながります。

 

ここからはグループワークです。2つのグループ(5人と4人)に。

5人(4人)ともある人を怒っています。5人(4人)それぞれ怒りの度合いは違います。

今日は怒られ役は土井、怖かった!

会社の設定では怒りの強弱と役職によるパワーのバランスが複雑に絡みます。

 

次は3人組になり、それぞれが「どんな思惑か」を表現します。

子供、 子供の婚約者の3人が 2週間後に結婚式を控えているという設定で、レストランにやって来ます。

親は結婚に反対のようですが・・・。1人ずつ順番に抜け、それぞれ残った二人で会話をした後、3人に戻り話し合います。さて結婚話はどうなったか? 二人で話す事により思わぬ方向に話は進みます。なかなかに時間がかかり1組は来週の発表となりました。

 

 

 

 

 

 

 

 

Posted by : アトリエ劇研シニア劇団 | 空いろ | 15:28 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
キャラクター造形。

11月12日 星組 担当:梶川

 

今日の発声も一風変わったやり方が試されました。

五十音のあとに好きな言葉を言っていますが、この一言を自分が好きな人か嫌いな人になったつもりで発声します。

つまりは言葉もその人が言いそうなことになりますし、言い方も変わるでしょう。

素朴に嫌な人のキャラクターはおかしみがあって笑えます。

この流れで、今日はキャラクター造形についてのワーク。

紙に自分の役柄と相手の役柄とその相手に何かさせたいという目的の書かれています。

これを引いて自分の役柄を演じます。

相手役は最初は自分がどういう役か分からず舞台上で椅子に座っていますが、相手の演技からなんとなく関係性がわかればそれに答える形で演技を返していき、一緒にシーンを立ち上げます。

ポイントは相手をどう扱うか。

立ち話になりがちですが、目的を完遂するためにもできるだけ相手に対しての動きのあるアプローチを探っていきました。

キャラクター造形のワークの後、新課題の創作をしました。

劇的に一瞬で場所を変えることがポイントになる課題です。

今日のところは創作及び稽古と、例としての1チームのみ発表をしました。

課題内容の詳細は来週にまわすとして。

なんとなく、この課題も次回公演のため、つまりは本番用のシーン創作の一環ではないかと。

そうであればあまり詳しく書くとネタばれかしらとも感じつつ。

どうであれ次週です。

 

 

Posted by : アトリエ劇研シニア劇団 | シニア劇団星組 | 18:49 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
前のめりに空白の時間を味わう。

11月14日 銀宴 担当:梶川

 

シーンスタディーを続けています。

今日のポイントは前のめりに脚本を捉えるということ。

脚本の数行先を見据えて演技をしていく。

すでに何度か稽古を繰り返しているので、流れというか次の展開は分かっています。

次のセリフがどれくらい後にあるかや、次に何を言うのか。

そういう事柄を演じ手として先を呼んだ上で演技をしていく訓練でした。

効果として明らかにやり取りのテンポが良くなりました。

先を見据えておくということのもう一つ考えられる効用として、相手を伺えるということがあります。

読み合わせ段階では脚本から目が離せないという思い込みがありますが、例えば自分の次のセリフを何行先で言うか、またどういったセリフに反応して発せられるのかを見越していれば、そのセリフ(きっかけセリフ)がくるまでは脚本から離れて周りの役柄のやり取りや状況に対して意識を向けることができます。

自分のセリフがくるまでの、その空白の時間を役者なのか役柄なのか曖昧なまま舞台空間に佇み、素直に周りの状況に反応するだけになります。

自分のセリフがくるまで脚本を追いかけていると、それはただ待つことになりますが、目線をあげて周りに反応するだけで、それは演技になっていきます。

セリフがある場合は、そのセリフを発するというやるべきことがあります。

自分のセリフではない時に何をするかはなかなかに分かりにくいので、この空白の時間をどう扱うかを早い段階で考え始めるのは良いことのように思います。

空白の時間と言っていますが、相手のセリフや周りのやり取りを聞くというやることはあるわけですが。

それでは脚本に書かれている「間」という空白の時間は?

さておき、前のめりになるということのは、脚本から距離を取るための第一歩のように感じられ、なかなか興味深い稽古でした。

 

Posted by : アトリエ劇研シニア劇団 | 銀宴 | 15:43 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
関係性からキャラクターを表現する

119 空いろ 担当 土井

今日は男性の方が1名見学に来られました。

ストレッチをした後、サークルになって久しぶりに「アイコンタクト」を。

発声練習は相手に質問を投げかけ、掛けられた人は質問に答えます。発声は上半身をリラックスさせ、下半身でしっかりと声をおへそから出すようにして行いましょう。

質問は・・・

風邪ひいてませんか?(相手の状態をよく観察していますね、風邪をひいていたようです)

おへそに口はありますか?(おへそから声を出すという言葉を受けて、ですね)

私、留袖似合うと思いますか?(お子さんの結婚式が間近なリアルなご質問です)

公演のDVDは見ましたか?

まったけご飯は好きですか?

タキシードは似合いますか?

基本に戻れますか?

ラストは、ぎゃ、びゃ、ぴゃ行を全員で爪先立ちで発声。

 

さて今週も「キャラクター」について勉強します。キャラクターは人と人との関係性、絡みの中から見えてくるものです。即興の練習で絡みの感覚を鍛えましょう。

 

道で二人が出会います。相手に対してどのくらいの好意を持っているでしょうか?予め好きの度合いを表す数字を渡されてます。

2番目に、反対に相手を怒っている度合を示す数字を渡されます。元々は親しい2人、出会ってお互いに「こっちこい」「お前こそこっちこい」とゆずりませんが、結末はどうなるでしょう?

2人の距離感も関係を表現しています。

 

次に、何も知らず座っている人がいて、後から来る人がその人をどう扱うかで二人の関係を表現します。

3歳の孫と祖母、休みがちな生徒と教師、容疑者と刑事、掃除会社の後輩と先輩、夫と妻、舞台女優とそのファン、ペットの犬と飼い主、お見合い相手どおし。(先に示しているのが椅子に座った人)

皆さん、適応力抜群でした。「ダウン!」の一言ですぐ犬になられました。

 

休憩後、先週の続き、「ABC3人の関係」を同じメンバーの組み合わせで行ないます。

お見合いをすっぽかした娘を怒る父親と間に入る母親。母親も最後には父親と言い争いになります。実はふたりも「駆け落ち」していた、ということで終了。2回目は息子を怒る母親と姉に。

結婚式に着ていく留袖を汚された姉は「シャネルのスーツの方が似合う」と言われて怒りが収まります。

男をめぐる争いは怒って出て行くAにCのポツリと一言「もらいます」。

このチームの2回目の結末はなかなかブラックに仕上がりました。Cの夫がBと不倫関係にあるというオチ?とにかくこのシチュエーションではA(怒っている人)のパワーが半端ない演技です。見学の方もびっくりしつつ楽しんでおられました。(怖かったでしょうか?)

 

 

 

 

Posted by : アトリエ劇研シニア劇団 | 空いろ | 16:27 | comments(1) | trackbacks(0) | - | - |
カラオケルーム。

2018年11月9日 村上クラス 担当:梶川

 

今日もまずは劇団名についての話し合い。

数字の劇団名は他にないのではというアイデアと音楽記号はどうかと。

いまのところで出ている候補で試しに気に入ったものに投票してみたり。

数字の劇団名という可能性について、どんな数字がいいかなど、宿題として考えてくることになりました。

脚本稽古です。

配役を変えて立ち稽古をしましたが、お話に慣れてきたからか、展開を理解したからかスムーズに進んでいくように感じました。

通し後、本番でこの作品をするなら、こんな舞台セットでという案が村上さんから提案があり。

場所はカラオケルームでお話しが進んでいきますがみなさんにとってカラオケルームというのがあまり馴染みがないということで。

カラオケルームの変遷などについての話し合いとなりました。

宿題としてどんな時にカラオケルームに行くかを考えてくることになりました。

話し合いの中でキャラクターの年齢のことから派生して、お話の年代設定をどうするかということも課題に。

現代2018年設定で書かれていますが、2000年くらいがいいのではないかと。

あと、個人的には立てこもる、引きこもるということがキーポイントの作品になりそうだと、稽古が終わった後にこっそり村上さんに作品に対するアイデアをぶつけてみたりして。

なんとなくですが、今の作品をもとにして本番用の脚本が出来上がってきそうな予感がします。

 

 

 

 

Posted by : アトリエ劇研シニア劇団 | 村上クラス | 16:22 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
「台本の読み方、向き合い方」

2018年11月7日 銀宴 担当:丸木

 

11月7日の銀宴の稽古報告です。今回は丸木が担当いたしました。

 

銀宴さんは現在、同じ脚本を2つのグループで読まれています。

同じ台本を2つのグループが読むことで、自身の演技を客観的に捉えることが可能です。

片方のグループが読んでる時にはもう片方のグループが見ているという状況です。

 

最初はただ読むことから始めて、徐々に、このセリフが誰に投げかけられているものなのか

といったことを考えて読むように指示が出ていました。

 

あとは、ただ字面を追うのではなく、セリフとしてはバラバラになっていても気持ちのまとまりを考えて読もうといったお話が先生からありました。

 

この台本は、ある人の結婚相手をお父さんや、亡き母の知り合いが探そうとしているというものなのですが、台本の結末が分からず、これからどうなるのかとても気になるところでした。

 

最後に先生から演技の心構えのようなお話がありました。怒る演技、悲しい演技などをする時に、あからさまに怒ったり、悲しんだりするのではなく、怒っているかもしれない、悲しんでいるのかもしれないと観客に想像させるような演技をして欲しいといったお話がありました。そこで感情移入が出来るのだと。

 

もう一つは逆算の大切さ。ある時点で感情がたかぶるには、もっと前からそのきっかけが本人にはあるのだと。そういったことを逆算して演技していこうというお話がありました

 

最初にもお伝えしたように、2つのグループで同じ脚本を扱っているのですが、読む人が違うだけで、印象がかなり変わることを改めて思いました。

 

Posted by : アトリエ劇研シニア劇団 | 銀宴 | 18:19 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
「演劇的な状況のなかでいかに振る舞うか」

2018年11月5日 星組 担当:丸木

今回、星組さんの稽古担当だった丸木です。私は今回、初めて稽古を見させていただきましたが、第一印象として、皆さんとても生き生きとされていて、本当にパワフルでした。今回は、発声練習をされた後に、以下の課題シートをを基本として、皆さんが内容を考えてきたストーリーから、細かい立ち位置などを打ち合わせ、発表することから始まりました。

 

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課題シート 

 

重い病気のため入院しているAとB(二人は同じ部屋)

ある日、二人は共謀して病院をこっそり抜け出す。

途中で〇〇に追われるが振り切って、何らかの乗り物に乗り、逃走する

 

※二人はどこへ行き、何をするか?

※二人は結局病院に戻ることになるが、それはどんなことが原因か?

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4人ずつ、二つのグループに分かれて打ち合わせをされました。皆さん、積極的に考えておられて、先生に何かをたずねることもなく打ち合わせがすすみました。

 

片方のメインの舞台は警察病院、もう片方は旅館跡地。

皆さんで工夫して、ストーリをどんどん形にされていました。

ここで、皆さんが考えられているストーリが本番公演にも活かされていくようです。

 

その後のテーマは、お客さんに見せるべき場所を作ること。

舞台上では、照明などで際立たせる部分と、背景として流れていく部分とが同時進行することがありますが、その練習でした。

 

最初に、買い物をすすめる人、すすめられる人のグループと離婚したい人、したくない人の2つのグループに別れました。その2つのストーリが同時進行しながら際立たせるグループが変わるというもの。

 

次はキャラクターの個性と、ご飯の時という状況が決められました。与えられた個性の中で思い思いに振る舞いながら、際立たせる場所が変わっていくというものでした。

 

最後は個性とご飯の時という状況はそのままで、3つの場所があって、順々に際立たせる部分が変わるというものでした。

 

この際立たせる場所を変えるタイミングは、最初は先生の合図で変えていました。その後、演者が自身でタイミングを変えていく練習をされていました。

 

より演劇的な設定というか、状況の中でいかに振る舞うかというトレーニングでした。自分のことをしながら、周りの状況にも耳を澄ませてという状況で考えることが沢山ありそうですが、皆さんいきいきと演じられていました。

Posted by : アトリエ劇研シニア劇団 | シニア劇団星組 | 18:18 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
稽古再開

11月2 空いろ 担当 土井

9月末の公演から1ヶ月間のお休みを経て、今日から稽古再開です。

左右の腕を反対に前後に回す新しいストレッチが加わりました。

発声練習は「相手ターゲットで質問文を作る」

秋の果物は何が好きですか?

こけて頭打った事ありますか?

あの後(打上げ後)無事に帰られましたか?

木枯らし一番はいつ吹くと思いますか?

もう質問決まってます?

お洗濯は好きですか?

俺は本当は丸山か?

さて、誰が質問し、誰から何という返事が返ってきたでしょうか?

 

今日は「キャラクターを表すときにどんなアプローチを行うか?」をテーマとし、パワーバランスがどうなっているか?どういうふうに関係を取るか?を考えて演じます。

舞台には椅子が1脚だけ置かれています。その椅子を2人が取り合います。

初めに「徐々に強い人が来る」パターンです。

少しずつ強くなっていくように。何と3周目までいきました。ヤクザの抗争みたいにもなっています。宮内庁の者や地面にころがって泣き叫ぶ子供、元小学校の先生も出てきます。

「私の道や!」といって足を投げ出し椅子から動かない人もいます。

「若いもん連れて来る」と恫喝も入りました。

 

次は「少しずつへり下りながら」席を代わってもらいます。

出てくる時に既にキャラクターのオーラが出るように。

老人や赤ちゃん連れ、病気怪我で迫る人が多いですね。その赤ちゃんを見て「彼の子が欲しかったわーー」と泣き崩れる人、「救急車呼んでください」と瀕死の人、それをどかすのは椅子の周りを走り回るちょっとおかしい人、そこへ妊婦が。破水しそうです。ペット連れが妊婦を上手く係の人の方へ追いやります。そこへ男に振られた女が泣きつくと、次には夫に先立たれたばかりの老婆が泣きじゃくりながらやってきます。そこへ大変気色悪い坊主が「早く旦那の傍に行きなさい」とばかり念仏を唱えてやってきます。キャラクターの強さが上か下かは別として、前の人のキャラクターを受けて皆さんがストーリーを繋いでいく様子が本当に面白かったです。

 

今度はABC3人組になって、大中小のパワーを表します。AはCのことを酷く怒っていて、Bがその中間に居ます。そしてある時Cは開き直りバランスが崩れます。

女2人の男を巡る争いに仲裁役が入ります。大変重い空気です。この設定はかなりリアルな感情でぶつかる事ができるのではないでしょうか。

 

何か(真珠のネックレス)を壊してしまった娘を怒る母親と中間役の姉妹。

 

気に入らない男とデートし母の仮装の衣装を勝手に持ち出して汚した娘を怒る母親となだめる父親。これは怒る理由が曖昧で本当に怒る気持ちになっていなかったと思います。

「入ってくる時どんなに怒っているか?」をちゃんと表すことで物語りを作る事ができるのです。

 

 

 

 

 

Posted by : アトリエ劇研シニア劇団 | 空いろ | 16:14 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
心情を踏まえて

銀宴 10月31日(水) 担当:飯坂

 

今日もナガイヒデミさんの拾い物(仮)を進めます。

結婚を勧める父親と亡き母の友人たち、その中のひとりとなにやら訳ありそうな一人息子の会話です。

自分のセリフがどこに向いているのか(全体に言っているのか、誰か特定の人に向けて言っているのか)に注意しながらやってみます。

誰かに言う時に、そちらにちらっとでも目線をやるクセをつけていきます。

 

まずはいつもどおり、声出しのつもりで脚本を読んでみます。

その後はいろんな関係や心情を踏まえてやってみます。

結婚を勧める側は、自然と熱も上がり、声も大きくなり、会話のテンポも早くなります。

一方で、息子はその熱や会話のテンポについていけません。

そこで一瞬、しんとなるのもおもしろいかもしれません。

役者は会話のテンポを崩すまいと思ってしまう節がありますが、その役の心情を踏まえて起こる一瞬の沈黙は、ぐっとその場を引き締めます。

 

他にも、結婚の話を勧める亡き母の友人たちに向かって「お願いします」と父は頭を下げ、息子の頭も手でぐいっと下げさせます。

このとき、父親のぐいっとさげる勢いが強ければ強いほど、そのあとの息子の反発も強くなります。

誰かを板挟みにするときも、しっかり板になって強く挟むと、挟まれる方もしっかり困惑することができます。

強い力がほしければ、強い力でまずはやってみましょう。そうすれば、強い力が返ってくるはずです。

Posted by : アトリエ劇研シニア劇団 | 銀宴 | 18:21 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
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