50歳以上の方限定のユニークな劇団活動を紹介します。現在は星組、銀宴、空いろの3劇団で活動しています。それぞれタイプの違う練習を行い、個性ある公演活動を行っています。
女の料理バトル

6月21日 空いろ 担当:土井

今日は沢山の場面を全員が試します。全部が台本に採用されるかは未定ですが、いよいよの感がありますね。

 

「排水口」

ヌーっと覗き込みましょう。排水口は客席に向かってまっすぐ伸びています。見つめる視線の先には、何があるでしょうか?

 

「鶏」

鶏の締め方正確には誰も知らないのではないでしょうか?さばく父親と、トリに対する思いの違う2人の娘のやり取りです。

 

「イワシ」

一人芝居は本当に難しいですね、まるでそこに猫が見えるようになりたいものです。

自分へのフォーカスで喋りながら猫にも語り掛けています。珍しい体験です。

 

「バブル」

男を取り合う女2人の料理バトルが見ものです。皆さんのアドリブが最高で笑いが止まりません。

 

「夫の味噌汁」

流れる蛇口の水を眺めながら妻との日々を思し、万感の思いで妻を抱擁します。

短い1シーンなのにちょっと涙腺が緩みます。

 

稽古の後、震災の実体験のある人の、とくに食事に関するお話をお聞きしました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Posted by : アトリエ劇研シニア劇団 | 空いろ | 17:53 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
取調室

6月17日星組担当土井

 

ふたり一組で場面を作ります。

場所は警察の取調室です。

警官と、誰かを庇っているらしい容疑者とのやりとりからうかがえる「〇〇感」を、1ポーズで表現します。

 

どうでしたか?二人の構図が関係性を表す圧倒的な要素になります。

 

次に台詞を考え動きます。警官は脅したり、すかしたりして、本当の事を言うように迫ります。

そして警官は一度外に出て行き、真犯人の出頭、或いは確実な証拠をもって戻ってきます。

 

どうしても本当の事をしゃべらない相手、警官はあれやこれやで迫ります。先生に「客に委ねる動き(すかす?)」というテクニックを教えて頂きました。

 

身体の癖に注意します。相応しい立場に見えないのは残念ですから。

相手の出方によって勿論リアクションが変化します。

 

最後は役に動物のキャラクターを取り入れてみます。

「ヘビ」は多いですね。執念深さからでしょうか?「猫」の写真を撮れなかったのは残念でした。

一つの役を色んな動物に置き換えて演じてみたいですね!

 

 

 

 

 

 

 

 

Posted by : アトリエ劇研シニア劇団 | シニア劇団星組 | 19:57 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
ムーブメント練習

6月14日空いろ担当土井

本当に久しぶりに全員が揃ったので、5月に細見先生が行かれたスコットランドのCréative ageing festival視察のお話をしていただきました。あちらでも私達のように、聞き取りから作るパフォーマンスを創作されていますが、移民が多い国なので体験をシェアする意味がもっと深いようです。今後も繋がりが持てたら素晴らしいですね。

 

さて「だいどころ」。

今日は「ムーブメント練習」から行います。

初めは昭和初期。井戸から男性が水を汲み、女達が水をもらい、ご飯を炊きます。水の組み方も男性二人、少し異なります。

次は現代のキッチンで調理。熱い、冷たい、固い、柔らかい、ネバネバしている、など感覚が見えるように試みましょう。アクションを誇張すると、何をしているか気付きます。

 

台本の場面稽古は引き続き

「おでん」から。先週曖昧だった舞台のしつらえが決まり、動きが明確になりました。台詞は喋りやすい言葉でよく、その時代の空気を表現しましょう。最後に去る女性の気持ちを無言で表す課題が出ました。

 

新しい場面は、バブル感覚残る1990年代。

前回、不倫パイロットの話で女性役をやっていない3人が発表し、バブル時代の発表は来週となりました。

Posted by : アトリエ劇研シニア劇団 | 空いろ | 10:30 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
刑事と犯人

6月10日 星組  担当:飯坂

 

この日はシアターゲームをして、発声からスタートしました。

 

2人組のエチュードをやりました。

刑事と犯人の取調室でのやりとりで、刑事は後一歩でこの目の前の犯人を逮捕できる!という状況ですが、犯人は決定的な証拠がないことをいいことに、刑事の質問をかわします。

途中、決定的な証拠が出てくるパターンもあったり、犯人の動機についてもいろいろ考えながらやりました。

家族など、誰か大切な人を庇うために嘘の供述をしているというのもやってみました。

 

次は、動物を指定されて、その動物のように演じるというのをやりました。同じシーンをです。

動物は、象、りす、ねこ、へびなど。

見てから、なんの動物で演じていたのか当ててみます。

 

アドリブがとても大変そうでしたが、おもしろい展開になるとドキドキしてしまいますね。

とても白熱していました!

 

Posted by : アトリエ劇研シニア劇団 | シニア劇団星組 | 16:41 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
三人でテンポよく

6月7日 空いろ 担当:土井

久々にメンバーがほとんど揃い、賑やかに稽古が始まりました。

今日から3時間稽古です。いくつかの場面の台本のたたき台が出来てきて、いよいよ公演に向かっての稽古が始まった感いっぱいです。

台本を始める前に、3人ずつのグループに分かれワーク。一人が語る、一人が話に合わせて料理を作り、もう一人とともに、アドリブで何か言ってもいい、ということに。語るテーマは「初めて作った料理、お弁当の思い出、私の得意料理」の中から選びます。殆ど即興なのに、ピリッとした笑いも持ってこれるところがすごいですね。

 

そして、台本。最初は不倫している若い女子学生とパイロットの設定です。

パイロットという設定に、男性は役になかなか馴染めないということでしたが、女性は宝塚の男役になったつもりでしゃべったり、動いたり楽しめたかもしれません。ポケベルはどうやって使ったかな?などと当時を思い出します。

 

2番目の台本は、昭和18年。よくわからない言葉やモノが出てきます。

登場人物も多く、グループにわかれて読み合わせをし、立って台所の設定を考えるところで時間が来ました。戦争前、大きな声で思っていることを言えない時代です。

 

Posted by : アトリエ劇研シニア劇団 | 空いろ | 18:24 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
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