50歳以上の方限定のユニークな劇団活動を紹介します。現在は星組、銀宴、空いろの3劇団で活動しています。それぞれタイプの違う練習を行い、個性ある公演活動を行っています。
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前のめりに空白の時間を味わう。

11月14日 銀宴 担当:梶川

 

シーンスタディーを続けています。

今日のポイントは前のめりに脚本を捉えるということ。

脚本の数行先を見据えて演技をしていく。

すでに何度か稽古を繰り返しているので、流れというか次の展開は分かっています。

次のセリフがどれくらい後にあるかや、次に何を言うのか。

そういう事柄を演じ手として先を呼んだ上で演技をしていく訓練でした。

効果として明らかにやり取りのテンポが良くなりました。

先を見据えておくということのもう一つ考えられる効用として、相手を伺えるということがあります。

読み合わせ段階では脚本から目が離せないという思い込みがありますが、例えば自分の次のセリフを何行先で言うか、またどういったセリフに反応して発せられるのかを見越していれば、そのセリフ(きっかけセリフ)がくるまでは脚本から離れて周りの役柄のやり取りや状況に対して意識を向けることができます。

自分のセリフがくるまでの、その空白の時間を役者なのか役柄なのか曖昧なまま舞台空間に佇み、素直に周りの状況に反応するだけになります。

自分のセリフがくるまで脚本を追いかけていると、それはただ待つことになりますが、目線をあげて周りに反応するだけで、それは演技になっていきます。

セリフがある場合は、そのセリフを発するというやるべきことがあります。

自分のセリフではない時に何をするかはなかなかに分かりにくいので、この空白の時間をどう扱うかを早い段階で考え始めるのは良いことのように思います。

空白の時間と言っていますが、相手のセリフや周りのやり取りを聞くというやることはあるわけですが。

それでは脚本に書かれている「間」という空白の時間は?

さておき、前のめりになるということのは、脚本から距離を取るための第一歩のように感じられ、なかなか興味深い稽古でした。

 

Posted by : アトリエ劇研シニア劇団 | 銀宴 | 15:43 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
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