50歳以上の方限定のユニークな劇団活動を紹介します。現在は星組、銀宴、空いろの3劇団で活動しています。それぞれタイプの違う練習を行い、個性ある公演活動を行っています。
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質問か解答か。

10月3日 銀宴 担当:梶川

 

脚本稽古を進めています。

シーンスタディと言うそうです。

さておき、今日はセリフの意味内容でやりとりするのではなく、音楽的にやり取りしていくための方法を模索します。

課題として、セリフが質問なのか解答なのかを分析します。

解答ならば反応なので、外にある何かのきっかけがないとそのセリフは出てきません。

質問だったり、独り言だったり自分の中での思いつきだったり、内側から出てくるセリフならば脚本上ではそこに書かれていたとしても、前のセリフにかぶせることも可能になります。

つまりかぶされるセリフと前のセリフの後に出るセリフの違いである種のリズムが生まれるのです。

音楽的で日常のやり取りに近いものを実現させたとして、その上で小道具として目の前にある湯呑でお茶を飲むという演出のニーズを実現する。

やり取りとしてセリフだけならリズムよくできますが、お茶を飲むという指定が入ることによって難しさが増します。

増しますが増したうえでできるだけリズミカルなやり取りに近づけるのが役者の頑張りどころです。

マルチタスクです。

お茶を飲まねばという緊張感が稽古場に走ります。

それ故かセリフのテンポも加速していきます。

ですがこのシーンでの会話は世間話でしかなく、なんなら話さなくてもいい程度のことですし、脱線することも許されているくらいに役柄たちはリラックスしています。

リラックスしたうえで会話を楽しみ、お茶を飲んでいるわけです。

まさに茶飲み話です。

というわけで、お茶を飲むことを目的にせず、かぶせるタイミングなんかはキープしたまま早口になりがちなスピード感を少し緩めて話していきます。

そうやって雰囲気を変えることで、自然とお茶に手がのばしやすい隙が余裕を持って見えてきました。

セリフの意味からやり取りそれ自体のリズムから脚本を立体化させるという発想は銀宴では重要ですね。

 

Posted by : アトリエ劇研シニア劇団 | 銀宴 | 15:16 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
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