場面の中で自分がどう動くか?
2017.12.08 Friday
12月8日 空いろ 担当:土井
今日は会議室2にて。仰向けになってゴロンゴロンと身体を伸ばします。普段使わない筋肉を伸ばすのはとても気持ちがいいものです。また、四つん這いになり、背中のいろんな箇所を押さえてもらい、背中を柔らかくします。そして、発声。身体が柔らかくなる事で声も出しやすくなったでしょうか。
さて、「相手に働きかける」エチュード。先日3人でやったものを今日は4人で。
舞台は高校の同窓会、いま何をしているかは自分で決めておきましょう。入る順番だけ決めてあとは即興です。さあ、誰が誰を好きで、或いは嫌いで、怖がっているか、馬鹿にしているか、見ている人は理解できるでしょうか。
4人居ると、「客はどこを見るか?」という事が問題になります。二人ずつに別れた時に、主役を譲り合い、いま、何処を見せるかをはっきりさせなくてはいけません。自分の表現だけに囚われていてはいけないのです。
相手を「怖い」と思っている表現は難しいですね。
お互い馬鹿にしあっている場合はどうでしょうか?
今日は二組とも同じ設定なのに、カラッとしているのと陰鬱になるのとに分かれました。
それぞれの人格を一定させていないと客は混乱します。又、腹の探り合いに見えます。自分のキャラクターをはっきりさせるための動きをしましょう。
喧嘩に発展したり、爆発したり、いたたまれずその場を去るなど、その先に行くことも出来ます。「場面の中で自分がどう動くか?」という訓練です。
次に「相手に何かを言わす」エチュードです。
話し出す順番で、答えにたどり着けず惜しい事にもなります。ふたりの関係はそれぞれよくわかりました。相手は自分の思う言葉をなかなか言ってくれません。それに答えて、またどう持っていくか?「相手を受ける能力」が問われます。