ミッションとムード。
2016.02.10 Wednesday
2月10日 銀宴 担当:梶川
今日は追加ページは残念ながらありません。
というわけで、最初から細かく稽古をしていきます。
新たなネタが足されたり、細かな演出がなされていきます。
銀宴は田辺さんが劇作家ということもあってか、脚本に重点がおかれているようにみなさん感じています。
でも実は脚本がしっかりしているからこそセリフにこだわらなくていいのではないかということもあります。
例えば居間でお茶をいただきながら話をするというシーンにおいて、そこでのセリフよりもお茶を和やかに飲んでいるということが大事です。
セリフをどう言うかよりもその場のムードがいかなるものかにこだわる方が作品を豊かにします。
役者の仕事としてはセリフを喋り段取りをこなすことは当たり前で、求められるのはムードを作ることではないかと。
ミッションで仕事をしなさいとよく言われますが、つまりこのミッションにあたるのがセリフや段取りになり、役者さんは(もっと言うなら芸術は)ムードを作ることかもしれません。
そういう意味で芸術は宗教や政治に近づいていくこともあるのかもしれません。
話がそれましたが、ムードという下ごしらえをして、そこにミッションというスパイスをふりかけて作品を料理する、そんなつもりで稽古にのぞむと楽しくなる気がします。
ミッションよりもムードを大切にしましょう。
今日は追加ページは残念ながらありません。
というわけで、最初から細かく稽古をしていきます。
新たなネタが足されたり、細かな演出がなされていきます。
銀宴は田辺さんが劇作家ということもあってか、脚本に重点がおかれているようにみなさん感じています。
でも実は脚本がしっかりしているからこそセリフにこだわらなくていいのではないかということもあります。
例えば居間でお茶をいただきながら話をするというシーンにおいて、そこでのセリフよりもお茶を和やかに飲んでいるということが大事です。
セリフをどう言うかよりもその場のムードがいかなるものかにこだわる方が作品を豊かにします。
役者の仕事としてはセリフを喋り段取りをこなすことは当たり前で、求められるのはムードを作ることではないかと。
ミッションで仕事をしなさいとよく言われますが、つまりこのミッションにあたるのがセリフや段取りになり、役者さんは(もっと言うなら芸術は)ムードを作ることかもしれません。
そういう意味で芸術は宗教や政治に近づいていくこともあるのかもしれません。
話がそれましたが、ムードという下ごしらえをして、そこにミッションというスパイスをふりかけて作品を料理する、そんなつもりで稽古にのぞむと楽しくなる気がします。
ミッションよりもムードを大切にしましょう。