50歳以上の方限定のユニークな劇団活動を紹介します。現在は星組、銀宴、空いろの3劇団で活動しています。それぞれタイプの違う練習を行い、個性ある公演活動を行っています。
世界は幻。

5月29日 銀宴 担当:梶川


いつかの街角の稽古が続いています。

中身の演技もさることながら、外枠の舞台のことも急ピッチで決めていかねばなりません。

さておき、大きな事件は起きない代わりに身近であるがゆえに解決の難しい課題を取り扱う今回の作品。

人間が抱えるあらゆる悩みや課題は結局人間関係に集約されるとして。

ならば人間関係がなければ問題もないのか。

あらたに孤絶という問題が立ち現れる。

表と裏です。

自分以外の人の気持ちや思考はわかりません。

わかりませんが、わからないからこそ想像します。

このわからないものを想像し、それを信じる能力が人間と動物をわける要素であると、ものの本で読みました。

曰くネアンデルタールとホモサピエンスの違いはここにあるそうです。

見えないものを想像してコミュニケーションを取れるがゆえにホモサピエンスは人と協力して活動できるようになり、組織を生み出すことができました。

このことにより人間が生態系の頂点に立っていきます。

さておき、この想像によって初めて形を持つもの。

宗教、政治、社会、経済、愛や友情、正義、そして家族でさえ想像という基盤の上でないものに形を与えているのかもしれません。

世界は幻なのでしょう。

それがいいか悪いかは横に置き、ただそれはそういうものなので、そうなのだと納得せねば。

なかなか納得できないのですが。

だからこそ舞台という虚構の中でこの幻を扱うことに意味がある気がします。

作品で描かれていることは幻です、でも現実でのことも幻あのであれば、作品で課題がどう扱われるかということが現実と繋がっていくはずです。

きっとそんなことを想像して、信じて、演劇は行われていくのでしょう。









Posted by : アトリエ劇研シニア劇団 | 銀宴 | 14:01 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
考えるということ。

5月22日 銀宴 担当:梶川


今日は三幕からの段取をつけていく稽古。

後半はいろんな事件が表に出てきて、対立を含めていきます。

事件というと大げさで、誰にでも起こりうる話題で。

だから故、身をつまされます。

そして安易には解決できない問題を取り扱っているので、作品の中では一応の解決を見るわけですが。

果たして現実ではどうなんだろうと思うとなんとも言えなくなります。

できることなら、安易に出ない答えを出ないとしても出ないなりに探って自分なりに対応を決められたなら。

自分で考えると言われます。

考えるとはどういうことだろうと思ったときに、悩むことではなく決めることだと気づいたときがありました。

あっている答えかどうかはどうでも良くて、それを答えだと決めてしまうこと。

何かを決めるまでの物語な気がします。






Posted by : アトリエ劇研シニア劇団 | 銀宴 | 16:46 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
本番稽古、始まる。

5月15日 銀宴 担当:梶川

 

脚本の4場が届きました。

これで作品は完成となります。

というわけで、まずは今日届いた4場を読み合わせをし、状況をシェアして、さっそく最初から立ち稽古をして段取りを決めていきます。

2週間のお休みのあいだ、みなさんで自主練習をされていて、すでにできるだけ脚本を持たずに演技することにチャレンジされています。

スタート時点のレベルが高い。

短時間で1場と2場の段取りが決まっていきました。

次回は続きの3場から。

なんなら来週で段取りは最後まで決まるのかしら。

であれば、そこからやれることがたくさん増えます。

脚本に書かれていない物語を見つけられるかもしれません。

いや、そこを作っていければ、ですね。

 

Posted by : アトリエ劇研シニア劇団 | 銀宴 | 18:46 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
シェイプアップ。

4月24日 銀宴 担当:梶川


脚本完成も間近です。

物語をシェイプアップして立ち稽古。

舞台装置の位置関係も更新されます。

横目にチラシの製作を進めます。

基本情報は揃っており、デザインやレイアウトは完成したので5月中には手元に届くかと。

4場まである作品です。

その4場の冒頭が抽象的なシーンで。

声のみの誰だかわからない役柄のセリフが書かれているわけですが、この部分を実際の役柄に置き換えて具体的なシーンにすると。

その兼ね合いで4場は全体的に修正があるとして。

3場までは完成としてセリフ覚えが始まります。

来週はGWで、再来週もお休み。

この期間にセリフを覚えましょう。



Posted by : アトリエ劇研シニア劇団 | 銀宴 | 14:25 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
質問タイム

4月17日 銀宴 担当:飯坂

 

今日は、脚本がいろいろ変わったそうなので、全て刷り直しました。

最初から、通してやってみました。

 

最後は、役者からナガイさんへの質問タイムです。

自分の役のことでも、その他のことでも、なんでもいいと。

いろんな質問が出てきました。

「この役は身体が丈夫ではないはずですが、この動作はどういう意図で書かれているのですか?」など、とても細かな、しかし重要な部分を全員で共有することができました。

「この役はこの人のこと、こう思ってるんですよね?」など、自分の役を深めるための質問も出ました。

また、デイサービスについてリアリティにこだわる意見も。

役者の方からいろんな意見が活発に出るのは、とてもいいですね。

 

ことあと、脚本が完成したら田辺さんがカットしたり、編集したりします。

それが完成原稿となります。

 

どんなふうになるのか、とても楽しみですね。

Posted by : アトリエ劇研シニア劇団 | 銀宴 | 15:10 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
配役決定。

4月10日 銀宴 担当:梶川


脚本執筆が一区切りとなったようです。

ナガイさんが今回の作品で書こうとされたことは全て描かれた脚本が配られ。

ここから上演時間のことも考慮しつつ、脚本を刈り込んでいくことなります。

それはまた来週以降になるとして。

配役は発表されました。

つまりは作品のまず最初の印象が見えたように思います。

脚本が刈り込まれてなくなるセリフもあるでしょうが、それは舞台で語られないとしても作品の奥深くには確かに存在するものです。

今週配られた脚本は保管しておいて、創作の折々で再確認することになるのでしょう。

来週も脚本は配られるでしょう。

どんな風に変貌しているのか、今から楽しみです。


Posted by : アトリエ劇研シニア劇団 | 銀宴 | 15:32 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
均質化と多様化。

4月3日 銀宴 担当:梶川

 

脚本の変更が届きました。

大きな事件が起きるわけではありませんが、役柄が何に葛藤しているか伝わります。

良くも悪くも今の世の中は大きく価値観が変貌している時代で。

私見として、均質化から多様化にパラダイムシフトが起こっていると。

均質であることには安心感があるが、コストがかかる。

多様であればダイナミックさがあるが、違いがあるというところで差別とまでは言わないまでも区別するという感覚が起こる。

これからがどんな世の中になるかはまだわかりません。

わかりませんが、その過渡期である今を生きる人たちを真摯に描いています。

さて、来週も引き続き脚本創作をしていきます。

田辺さんは配役のことを考えながら稽古を進められます。

Posted by : アトリエ劇研シニア劇団 | 銀宴 | 16:54 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
脚本家と役者。

3月27日 銀宴 担当:梶川


本日も稽古場に脚本家のナガイさんが来られました。

終わりの印字された脚本を読み合せてたち稽古など。

最後に役者さんから脚本家にむけて思ったことやアイデアを伝えていきました。

共同作業の開始です。

役者さんはお客さんからの視点と自分が役柄を演じるとしての視点から話が出てきます。

脚本家は物語の構造や全体からの視点で描いていきます。

創作段階の初期で両者が合流できることはとても幸福なことだと感じます。

3月が終了ということで、次回はさらに書き直された脚本が届くはずです。

完成に至るかはさておき、脚本の質はさらに上がっていきそうです。


Posted by : アトリエ劇研シニア劇団 | 銀宴 | 14:56 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
キャラクターの葛藤。

3月20日 銀宴 担当:梶川


新作の稽古です。

今日も追加シーンが配布されました。

そして脚本家のナガイヒデミさんも稽古場に。

3場がさらに書き進められ、主軸のキャラクターの抱えている葛藤がみえてきました。

事件ということではないですが、キャラクターの抱える問題が見えると作品に入り込みやすくなります。

お話がいよいよ始まったという感じですが、立ち稽古をしてみると40分ほどかかり。

もう少し展開を早める必要があるのかもしれません。

稽古後に田辺さんとナガイさんで打ち合わせをされていました。

さて来週はどんな展開になるのでしょう。

楽しみです。

Posted by : アトリエ劇研シニア劇団 | 銀宴 | 16:34 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
環境公害。

3月13日 銀宴 担当:梶川


新作の稽古をしています。

本日も追加ページがあり。

3場が主に書き進められました。

今回の舞台は京都の西の方にある昔ながらの日用品屋さん。

京都にいつての話題がたくさん出てきます。

例えば市バスのあるあるとか。

いま、京都では観光公害が問題となっています。

例えば市バスに大きなキャリーバッグで乗り込まれることで満員になって市民がバスに乗れない。

バスしか足がない高齢者やベビーカーを持った子育て世代には大変な問題です。

脚本にそのことが描かれているわけではありませんが、住人の会話を通して街の光景が浮き彫りになっていきます。

昔から続く日用品屋さんを通して過去と未来が緩やかに交錯していくような作品になりそうです。





Posted by : アトリエ劇研シニア劇団 | 銀宴 | 13:39 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
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