50歳以上の方限定のユニークな劇団活動を紹介します。現在は星組、銀宴、空いろの3劇団で活動しています。それぞれタイプの違う練習を行い、個性ある公演活動を行っています。
胸を張って立つ。

10月8日 星組 担当:梶川

 

祝日ですが、稽古をしています。

前回の稽古で課題として出された詩の創作から、作品としての創作に移ります。

宿題としての詩の創作をしたわけですが、その詩に書かれている内容をシーンとして立ち上げます。

少し前に好きな場所や嫌いな場所を言って、その場所をみんなで立ち上げるというワークをしましたが、その類型としてのシーン作りです。

詩の内容に即して場所や登場人物を立ち上げます。

しかし一番大切なワークは、いかに詩を届けるか。

星組の発声では四つのフォーカスを練習します。

自分、相手、客席、劇場の外という四つ。

細見さん曰く、星組のみなさんは相手にむけてのフォーカスで演技をするのは得意とのこと。

今回の詩のワークでは客席フォーカスの演技に焦点をあてます。

胸を張って舞台に立つワークと言ってもいいかもしれません。

そのためにも詩を覚えてくださいと。

詩の書かれている紙を持ちながらだと、視線が下がって胸が張れなくなるので。

堂々とした立ち様を。

 

 

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もしも人生をやりなおせるなら

10月1日 星組 担当:梶川

 

約一か月ぶりの星組稽古です。

講師の細見さんは空いろの講師でもあり、そちらの公演が9月末だったので星組はお休みとなっていました。

というわけで久しぶりの稽古なわけですが、実は次回公演の日時も決まり少しずつ作品創作につながっていくのかしらという雰囲気です。

発声では一言を言って繰り返していますが、今日は一言ではなく問いかけをして、それをみんなで答えるということをしました。

みんなからの答えが同時に揃って出てくると劇的です。

ちょっとしたパフォーマンスに見えました。

そしてもうひとつ、間合いをはかるワークをして、今日のメインの稽古へ。

といっても、今日は大半の時間が国語の授業のようでした。

端的に説明するなら詩の創作をしました。

下記の詩を下敷きに自分なりの詩を作ります。

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花にまつわること。

2018年9月3日 星組 担当:梶川

 

今日の稽古は花や植物をテーマに行いますと細見さんから。

発声の一言も花にまつわるセリフを。

知らない植物の名前も聞けて興味深いです。

ではワークに入ります。

 

 

チームにわかれて紙に書かれた花束を渡すシチュエーションをセリフ無しで表現します。

場所には一人づつ登場していきます。

いつ、どこで、誰が(何歳、社会的立場、関係性)、何のためにがわかるように。

 

シチュエーション1.母の日のお祝いに

家族という関係、夫婦という関係は伝わり、お母さんが花束をもらうというのはわかって、ただ母の日がむずかしく。

誕生日や結婚祝いかどれだろうと。

確かに家の中での記念日はたくさんあって、違うものとの差別化というか選択肢を潰す作業がいるのかもしれません。

 

シチュエーション2.退職の祝いに

個人的には退職する人が入ってきて机を触ることで、退職なのだなと伝わりました。

終わりをどうするかで面白さが変わりますねと。

例えばお祝いして送り出したあとに、残った人たちが清々したということにしても面白いかもと。

 

 

花にまつわることわざの書かれた紙を引いて、それを表すシーンを作成します。

植物にまつわる動き(種を植える、剪定するなど)を誰かはしてください。

なかなかにストーリーを作るのに難航しているようで、最初は一人でセリフ二言までという制限がありましたが途中で解除して。

それでも立ち稽古が始まるまでに時間を要しました。

というか後半のチームは話し合いが長引いて設定だけ決めて即興になりました。

 

ことわざ1.枯れ木に花

老女がかっこいい華道の先生にときめいて華道教室に通おうと決め心が若返るというお話。

どういう話かはしっかりわかりました。

そこからどんなことわざかを思いつくのには難しさがあります。

 

ことわざ2.言わぬが花

前述の通り即興です。

お葬式でいろんな人がお焼香に来ます。

偶然にも誰もセリフを言うのを忘れて。

でも雰囲気ははっきりわかりました。

招かれざる客が来たことはよくわかりました。

旦那さんが亡くなり喪主の奥さんが泣いていて、そこに愛人があらわれる。

言わぬが花は2パターン考えられて。

みなさんが考えたのは他の参列者が奥さんに愛人が来ていることを言わないというパターン。

もう一つは奥さんが愛人だと知りながら何も言わないというパターン。

どちらであれそこから言わぬが花という言葉が導けるかは難しいところです。

ただセリフがないが故に本当に雰囲気は鮮明に伝わりました。

 

 

ことわざのワークはなかなか難しかったです。

あるテーマでストーリーを膨らますというのは、また新たなワークになっていくように思います。

細見さんが講師をつとめるもう一つの劇団空いろが公演をします。

その関係で星組は今月はこれでお休みです。

10月にお会いしましょう。

 

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久しぶりの人。

8月27日 星組 担当:梶川

 

老いらくの恋の最後の練習と発表をしました。

結婚できない理由がさまざま出てきました。

ファンタジーな理由から現実的な理由から。

とても興味深かったです。

一区切りして、残り時間は次回からの創作に向けてのワークになりました。

喫茶店に友達と入ります。

注文を終えて楽しくしゃべっていると、横合いから「久しぶり」と声をかけられます。

その人は例えば以前に自分をリストラした人だったり、告白をしてふられた人だったり。

連絡先を渡されて、その相手を見送ります。

友達から「誰、知り合い?」と問いかけられますが詳しくは話せません。

というワークです。

声をかけてくる相手がどんな人なのかが書かれた紙を事前にひいています。

その相手だということで出てくる態度や反応を探ることがポイントです。

また要素として、その相手を知らない第三者としての友達の存在があります。

久しぶりの相手と自分だけのやり取りならば感情を前に出すという選択もできますが、第三者の存在ゆえにある程度の抑制をかけた態度となります。

声をかけられたとき、連絡先を渡されるとき、友達から誰?と聞かれるとき。

事前にそれが行われることは分かっていますが、その時に反応するということもポイントになります。

声をかける側は自分がどんな相手とされているかはわかりません。

それ故に声をかけられた側の態度と落差が生まれ興味深いやり取りが生まれました。

微細な即興ワークでしたがとても面白かったです。

Posted by : アトリエ劇研シニア劇団 | シニア劇団星組 | 20:35 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
検証 仮面の演技

2018年8月13日 星組 担当:梶川

 

今日はお盆です。

お休みが多くていつもの半分。

人数が少ないことは予想できていたので、特別なワークを細見さんが準備されてきました。

仮面を使ったワークをしました。

 

ある特徴が書かれている紙を引いてそのキャラクターを演じます。

例えば色気があるとか自信に満ち溢れているとか。

登場から退場まで無言で一人で演じます。

仮面ありとなしで同じ特徴を演じます。

より動きが大きくなったり、特徴がシンプルに表れたり、観客に対しての緊張感が弱まったり。

やってる感覚も見え方も少し変化しました。

次は関係性を取り扱います。

相手に対して怒っているとかからかっているということが書かれた紙を引いて、二人で一手ずつアクションを出してやり取りをしていきます。

仮面を被るということは、単純に顔が見えなくなるということ。

顔が見えないということは

表情が見えないということです。

しかしそのことで、より他の動きが見えてくるように感じます。

動きが見えやすいということは関係も見えやすいということでしょう。

やっている側としては課題のことをやることに集中しているので大して感覚は変わらないと。

予想として自意識との関連があるだろうとのこと。

仮面を被って閉ざされることによって逆に開放されると。

細見さんいわく若い人にワークするとそういうことがよくあると。

皆さんにはあまり関係ないようで。

羞耻心がまぎれるということはあったようです。

 

後半は老いらくの恋の創作と発表でした。

少人数で濃密な稽古でした。

次回は再来週です。

 

 

Posted by : アトリエ劇研シニア劇団 | シニア劇団星組 | 17:14 | comments(1) | trackbacks(0) | - | - |
変化の兆し。

7月30日 星組 担当:梶川

 

老いらくの恋の創作が続いています。

結婚に踏み切れない理由、悩みや葛藤を考えています。

老いらくの恋ということで、年齢ということもありつつ、その年齢の理由もあれば、全く違うこともあるわけで。

後になればなるほどアイデアが限られてきて思いもよらない悩みが出てくるのかもしれず。

今日はトランスジェンダーゆえに結婚を悩むというアイデアが出てきました。

時間についての考察な気がしています。

変化を求められるが長年培ってきた慣習が邪魔をして変われないということ。

この課題では変化するところまでは課されていません。

変わりがたいという状況とはどんなことかを探っています。

どんな年齢になっても変わらざる得ない状況というのはある気がします。

その変わる瞬間というのはドラマチックなことでしょう。

変化を阻むものを探すことで変化の兆しを探しているように感じます。

Posted by : アトリエ劇研シニア劇団 | シニア劇団星組 | 20:54 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
これからの星組、これからの課題。

7月23日 星組 担当:梶川

 

今日はまずは創作稽古に入る前に次回公演に向けてのアンケート用紙を配りました。

去年の8月でアトリエ劇研が閉館し、前回公演は演フェスに参加しました。

今年の公演はどうするのか。

もう一度演フェスにリベンジるるのか、単独で公演するのか。

どれくらいの規模でどれくらいの回数したいのか。

そして今後、どんな風に星組で何がしたいかなど、今後の活動について思うことを自由に聞かせていただければと。

実は次回公演が10回目となる星組。

ちょっとしたアニバーサリーです。

公演活動は粛々と行っていきますが。

このアンケートをきっかけにして、星組の未来図を描けたらと思います。

老人ホームの創作発表を今日で終わらせ、老いらくの恋の創作となりました。

求婚されている役柄がいるが、どうしても受け止めることができないというシーン1。

その受け止めることのできない理由がわかるシーン2。

今日の理由は義父母の介護でした。

義理の両親というところがミソですね。

義理であるのだからと言いつつも、そういうわけにもいかないと。

前回の老人ホームの流れだと対立するシーンを何も考えず創作したあと、ではその関係を和解させてくださいとなったわけで。

勘ぐるなら、この拒否している求婚を何かの事件で受け入れることになるシーンを創作してくださいと次に課題がくるのではと山を張りますが。

どうでしょうか。

Posted by : アトリエ劇研シニア劇団 | シニア劇団星組 | 20:30 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
対立関係の変化。

6月18日 星組 担当:梶川


老人ホームの創作が続いています。

と言いつつ、今週末の銀宴の本番準備に追われてほとんど稽古を見れていないのですが。

一週休みがあり、宿題として出されていた対立関係の変化をシーンとして立ち上げました。

来週も引き続きです。


Posted by : アトリエ劇研シニア劇団 | シニア劇団星組 | 18:03 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
老人ホームを演じる。

2018年6月4日 星組 担当:梶川


老人ホームを舞台にしての入所者さん同士が対立するというシーンの創作をしています。

モノローグの稽古も並行して。

みなさん様々な対立するトラブルを考え出して発表されていきます。

そのトラブルのアイデア自体も興味深く面白いです、ともにみなさんの演じる老人ホームの入所者さんが魅力的です。

特に老人を演じようということがあるわけではないのですが、しっかり老人に見えてくる。

例えば口をずっとパクパクして座っているというのが、なんとも言えずそれらしく見えてくる。

何を言うかとかその言い方とかは普通で喋っていても、ふとし行動で老人に見えてくるわけです。

その行動を探していくというのも面白いかもしれません。

だいたいみなさんが対立のシーンを作り終えまして、細見さんから続きのシーンの創作課題が。

対立した入所者の関係を変化させる、和解させる事件を考える。

そしてシーンの中で歌を歌うこと。

和解することを想定していると対立が弱くなります。

なので、現段階では和解しなさそうな関係の入所者になっています。

さて、どうやって和解させるのか。

来週まで宿題です。

Posted by : アトリエ劇研シニア劇団 | シニア劇団星組 | 15:29 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
自分と他者。

2018年5月28日 星組 担当:飯坂

 

今日はストレッチの次に、「アイコンタクト」というものをやりました。

みんなで円形になり、自然に目が合った二人が前に歩き出します。中心をとおってすれ違い、相手がいた位置まで目を合わせたまま歩きます。

次は、途中で一緒にジャンプをしたり、目が合った人と一緒の感情で歩いたりしました。どちらが先導するかは決めません。一見難しいように思えましたが、皆さん相手の目をしっかり見て、ジャンプするタイミングや、相手の感情を読んでいました。

 

次は先週の続きで、お客さんをしっかり引き受けてモノローグを喋る稽古をしました。

衝動買いをしてしまうこと、性格を変えようとワークショップにいったこと、英語の勉強をしていること、髪を明るく染めたこと。

皆さん堂々と舞台に立ち客席を見て、自然に言葉を喋るので、とても引きつけられました。

 

しかし次は、「老人ホーム」という場面設定が加わり、個性的なBさんに振り回されて困ってしまうAのモノローグを喋ります。

一つ目のモノローグと違うところは、「老人ホームに入って〇年目の〇歳」という設定があるところです。一つ目は自分のままで喋ることができましたが、二つ目の方は役を演じながらお客さんを引き受けて喋らなければなりません。

そしてAとBの喧嘩のシーンもあります。喧嘩はただ主張すればいいのではなく、相手の一手に腹が立つから自分も一手を出す。その一手に相手が苛立つからまた一手が出る…というように、相手とのやりとりがなくては喧嘩は成立しません。

 

どのように役の性格をつくるのか?どのように相手と関係をつくるのか?どのようにまわりを巻き込むのか?そしてお客さんのことも忘れてはなりません。

これは最初にやった「アイコンタクト」のワークがとても大切なのかもしれません。

台詞で喋らなくても相手の目を見て呼吸や感情を読み、それに応える力。そしてそれをお客さんに見せる開かれた身体と意識。

 

次はどのようなモノローグがうまれるのか、とても楽しみです。

Posted by : アトリエ劇研シニア劇団 | シニア劇団星組 | 11:16 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
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