50歳以上の方限定のユニークな劇団活動を紹介します。現在は星組、銀宴、空いろの3劇団で活動しています。それぞれタイプの違う練習を行い、個性ある公演活動を行っています。
初通し。

2月4日 星組 担当:梶川

今日はシーンを抜いての稽古となりました。

食堂、七夕、車。

盛り上がりのあるシーンを選んでの稽古でした。

つまりはテンションをあげて、エネルギーを迸らせる必要があります。

いつもより熱があって、小休憩多めでした。

金曜日に自主練習をしているわけですが、そこで変わった段取りも改めて人間座で試しなおされます。

だんだんと脚本を離して舞台に立たれる役者さんも増えてきました。

あらかた気になる個所を抜き稽古であたりまして、残り時間で通し稽古をしました。

初通しでしたが、積み重ねてきた時間から、かなりの質が保障されていました。

ここからどこまで創作していけるのか楽しみでなりません。

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しあわせについて。

1月28日 星組 担当:梶川

本番稽古を続けています。

脚本の変更はないので、主に最初からシーンごとにとめながら段取りを決めていきます。

作品で描かれている、強い願いをどう具現化するのかを試していきます。

老いや痴呆や死といった問題が目の前に迫ってくるとして、いかに願いを持ち続けるか。

しあわせであり続けるにはどうしたらいいか。

しあわせを追求するにあたって、方向が二種類あるそうです。

お金や名声といった地位財と健康や自由、愛情といった非地位財。

物質的に豊かになっていった高度経済成長期に、幸福の一つの指針となる国民生活満足度は実は横ばいでした。

つまり、物質的な豊かさにつながる地位財に向かう幸福追求は本質的な幸福にはつながらないということです。

地位財の幸福と非地位財の幸福とでは何が違うのか。

言い換えるなら地位財とは快楽、非地位財とは幸福となります。

快楽は短期的ですが、幸福は長期にわたります。

今回の作品では老人ホームに入った高齢者にフォーカスしてお話が進みます。

老人ホームに入ることが不幸せにつながるとは一概に言えませんが、老化により健康は損なわれ、住むところも何をするか、何を食べるかも決めることができず自由を奪われ、愛情は・・・。

さて、物語の登場品物はしあわせになれるでしょうか。

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セリフ変更と段取り追加。

1月21日 星組 担当:梶川

 

本日も人間座での稽古です

スタッフワークとして、プロジェクターを使って映像をうまく投影できるかや、舞台セットとしてのエレベーターをどうするかなどを稽古前に確認して。

役者さんにはセリフ変更についての脚本が配られました。

まずは変更部分を読み合わせをして確認して、実際に立って演技をしていきます。

体調を崩されるなどでお休みの方が多めでしたが、代役をしながら、セリフ変更や段取り変更のシーンを最初から確認していきました。

現段階はセリフと段取りを覚えながら、いろいろな演出も試しつつ作品の大枠を作っている段階。

脚本も含め、作品のカタチがしっかり見えてくるのはもう少し後かもしれません。

みなさん楽しんで舞台に立たれていて、その楽しみながらの中から見ていて面白い段取りが見つかったりしています。

まだ見ぬ面白さを想像しては具現化していきましょう。

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自分へのクエスチョン

114 星組 担当 土井

14時半より人間座で稽古。前回の続きの13頁から部分的に止めながら通していきます。ラストまで終わったところで、前回お休みされた方へ進んだ箇所の説明があった後、冒頭から繰り返し、時間までに今日始めたところまで辿り着き、一通り全編をやり終える事が出来ました。

今日は2名の方がお休みでした。代役をすると場面が多いのでどこから登場するのか迷いましたが、自分が普段いる居場所を把握すれば、自ずと解ってくるのでしょうね。舞台上をどう動き、複数の人がどんな絵を作るか?まだまだ始まったばかりです。これからどんどんと動きが進化していくわけですね!

 

発声練習では自分の役になったつもりで、「一言」を考えました。同じく芝居の中でも、ある質問形式の台詞について、役の上で、はたまた自分に置き換えて、ふた通りの答えを考え、声に出してみました。老人ホームに入所している「役」と「自分自身」の答えは勿論違いますが、この問いを自分へのクエスチョンとして、大事に受け止めたいと思いました。役の中に自分を見い出し、自分の中に役を想像する・・・役としての返答はだんだんと切なくなります。この芝居に関わりながら自分の人生も考えて行きたいと思います。

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空間を作る。

2019年1月7日 星組 担当:梶川


今日は本番の会場である人間座スタジオでの稽古でした。

年末年始の休みの間に細見さんから役者さんに上演脚本が郵送されていました。

お年玉です。

脚本は読まれてきているので、読み合わせは飛ばして早速シーン創作です。

会場が使えるということで実際の寸法をはかって登場退場の段取り、シーン中にどう動くかなどの事柄を試していきました。

タイトルが決まりました。

きらきらひかる この世の星よ

舞台設定としてエレベーターが出てきますが、スタッフとしてはこれをどうするか。

いよいよ本格的な創作が始まりました。


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自分を見失うということ。

12月24日 星組 担当:梶川

 

クリスマス・イブですね。

だからというわけではありませんが、脚本が届きました。

まだ、ここは稽古しながらセリフを増やしていきますというところも含まれますが、大筋はわかりました。

老いということで、これまでブログを書いてきました。

新たな自己像を作る時期だという話をしていましたが、自己像が確立できたとしても認知症になってしまえば自己そのものが不安定になってしまいます。

老人ホームを舞台にするということは、おのずとこの認知症ということとも向き合うことになります。

自分が自分でなくなっていく感覚。

不安でしかありません。

そんなことも作品の中では描かれることでしょう。

長く生きていれば必ず老いるわけで。

そして例えば肉親が自分を見失ってしまうことも起こりうるわけで。

両親に介護が必要になったとして、私はどのように対するのか。

目を背けているわけですが、とても身近なテーマです。

あらすじもわかり、描きたいシーンも見えてきました。

足りない要素を埋めながら、創作開始です。

 

 

 

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老人ホーム

2018年12月17日 星組 担当:飯坂

 

今日はテキストが配られました。

場所は老人ホームです。細見さんに役を振られ、読んでみます。

 

最初に、みんなで固まって、歩き方は老人だけどスピードは普通の人より速い、という動き方で移動してみます。

なんとも言えない不気味な塊です。

一番年齢が高い設定の方は、より老人っぽく歩きます。

車椅子の設定の方もいます。

 

そのあと、台本に沿って動いてみます。

みんな、それぞれ自分に与えられた役割があります。

わがままな人、何かを押し売りしようとする人、夫を介抱する人、、など。

そんな人が十名近く集まると、いろんなところで展開が起こって、とてもおもしろいです。

 

別のテキストもやりました。

プールがでてきます。皆さんそのプールをどう表現するでしょう?

自由にやってみます。

 

このシーンたちが、本番にどう関わってくるのでしょうか?とても楽しみです。

Posted by : アトリエ劇研シニア劇団 | シニア劇団星組 | 16:41 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
「老い」というモラトリアム。

12月10日 星組 担当:梶川

 

引き続き、老人ホームについてのシーン創作をしています。

先週のブログから「老い」ということについて考えています。

「老い」は「死」というものに関係していくので、どうしても不安感に結びがちです。

生きているということに相反するので、日常の暮らしの中で否認しています。

そして現代では死は忌諱され覆い隠されています。

思春期として社会に出るための準備期間としてのモラトリアムがあります。

同じように社会から退いて再び個人に戻る準備期間を老いというのかもしれない。

思春期に新たな自己像を探すということならば、この老いの時期もまた新たな自己像を探す時期なのでしょう。

言い換えるなら生き方に対する自分らしさを探す思春期と死に方に対する自分らしさを探す老い。

モラトリアムの終了が社会人になることとされますが、社会人になったところでアイデンティティが確立されている、大人になっているかというと、そうとも言い切れないように感じます。

では同じく、何をもって「老い」の期間が終了するのか。

決して「死」を迎えた時ではないはずです。

「老い」が新たな自己像を確立する時期だということを知ること。

そこから「死」を受容するという英知につながっていく。

かといってその「英知」がどんなものかはわかりませんが。

 

 

 

Posted by : アトリエ劇研シニア劇団 | シニア劇団星組 | 16:54 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
老年期を考察する。

12月3日 星組 担当:梶川

 

今日から稽古時間が3時間になり、次回公演に向けてのシーン創作をしています。

次回作品はどうしたって老人ホームを舞台にしたものになるのだろうと予想されます。

課題でだされる設定が役柄の関係性はさまざまであっても、老人ホームにまつわるものになっています。

今日出された課題は新しく老人ホームに入居した人を案内するシーンでした。

老人ホームという場所の特異性について考えます。

自立生活に課題があり在宅ケアを受けることが困難な65歳以上の高齢者が入所する施設のことを一般に老人ホームと言います。

共同生活であり、誰かに頼らないと生活ができないと。

無断では外出できないとか。

特異な場所です。

別にそんな特異性を描きたいわけではないのでしょうが。

どうであれストレートに老いを扱うわけで。

老いるとはどういうことでしょう。

エリクソンという心理学者のライフサイクル理論という考えがあります。

ライフサイクルと人生を誕生から死までの一つのプロセスと考え、いくつかの発達段階に分けるものです。

エリクソンは8つにわけ、その最後が60,70代以降の老年期になります。

そしてそれぞれの発達段階には発達課題があります。

老年期で発達課題が自己統合と絶望のせめぎ合いになります。

自己統合はプラスの課題でこれまでの人生を振り返り肯定的な捉え直し。

対する絶望は体の衰えなどに起因するものです。

自分の人生を納得し、死を迎える準備をすること。

この課題を乗り越えた時に英知が得られます。

文字情報としての知識としてはこういう事だとして、では実際に統合とはどんなことか、英知とは何なのか。

絶望ということの方が想像しやすいと感じるのは、さておき。

さて、別に作品が統合や英知についてのものになるわけではないのですが。

シーンの積み重ねでどんな情景が見えてくるでしょうか。






 

Posted by : アトリエ劇研シニア劇団 | シニア劇団星組 | 16:05 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
リズムにあわせて

11月26日 星組 担当:飯坂

 

今日は、星組の歌をつくろう!という話から始まりました。

暫定で、誰もが知っているクイーンの「ウィ・ウィル・ロック・ユー」のリズムに合わせて細見先生が考えてきてくれた詞を歌ってみます

「セリフのトチリは大目に見てね」や「トップスターになりたい!」など、パンチもききつつ愛嬌のある詞で、とてもおもしろかったです。

3人ずつに分かれて練習し、発表しました。

細見先生はリズムに乗れない人もいるかもしれないと心配していたようでしたが、みなさん見事に歌い切りました。

 

次は、細見先生の出す課題に取り組みます。

老人ホームの食事風景から始まり、「私の名前は〇〇。」とモノローグが始まります。

そこで、昔の職業を言い、一番つらかったこと、そしていま一番幸せな瞬間、つらいときはどこで何をするかを喋り、最後はまた食事に戻ります。

漁師や電車内の売り子、医者など、様々な職業が出ました。

つらかたったことの再現シーンは、周りの人にも協力してもらいます。

客席までしっかり届く声で、どの発表もとてもおもしろいものでした。

Posted by : アトリエ劇研シニア劇団 | シニア劇団星組 | 14:09 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
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