50歳以上の方限定のユニークな劇団活動を紹介します。現在は星組、銀宴、空いろの3劇団で活動しています。それぞれタイプの違う練習を行い、個性ある公演活動を行っています。
老人ホームを演じる。

2018年6月4日 星組 担当:梶川


老人ホームを舞台にしての入所者さん同士が対立するというシーンの創作をしています。

モノローグの稽古も並行して。

みなさん様々な対立するトラブルを考え出して発表されていきます。

そのトラブルのアイデア自体も興味深く面白いです、ともにみなさんの演じる老人ホームの入所者さんが魅力的です。

特に老人を演じようということがあるわけではないのですが、しっかり老人に見えてくる。

例えば口をずっとパクパクして座っているというのが、なんとも言えずそれらしく見えてくる。

何を言うかとかその言い方とかは普通で喋っていても、ふとし行動で老人に見えてくるわけです。

その行動を探していくというのも面白いかもしれません。

だいたいみなさんが対立のシーンを作り終えまして、細見さんから続きのシーンの創作課題が。

対立した入所者の関係を変化させる、和解させる事件を考える。

そしてシーンの中で歌を歌うこと。

和解することを想定していると対立が弱くなります。

なので、現段階では和解しなさそうな関係の入所者になっています。

さて、どうやって和解させるのか。

来週まで宿題です。

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自分と他者。

2018年5月28日 星組 担当:飯坂

 

今日はストレッチの次に、「アイコンタクト」というものをやりました。

みんなで円形になり、自然に目が合った二人が前に歩き出します。中心をとおってすれ違い、相手がいた位置まで目を合わせたまま歩きます。

次は、途中で一緒にジャンプをしたり、目が合った人と一緒の感情で歩いたりしました。どちらが先導するかは決めません。一見難しいように思えましたが、皆さん相手の目をしっかり見て、ジャンプするタイミングや、相手の感情を読んでいました。

 

次は先週の続きで、お客さんをしっかり引き受けてモノローグを喋る稽古をしました。

衝動買いをしてしまうこと、性格を変えようとワークショップにいったこと、英語の勉強をしていること、髪を明るく染めたこと。

皆さん堂々と舞台に立ち客席を見て、自然に言葉を喋るので、とても引きつけられました。

 

しかし次は、「老人ホーム」という場面設定が加わり、個性的なBさんに振り回されて困ってしまうAのモノローグを喋ります。

一つ目のモノローグと違うところは、「老人ホームに入って〇年目の〇歳」という設定があるところです。一つ目は自分のままで喋ることができましたが、二つ目の方は役を演じながらお客さんを引き受けて喋らなければなりません。

そしてAとBの喧嘩のシーンもあります。喧嘩はただ主張すればいいのではなく、相手の一手に腹が立つから自分も一手を出す。その一手に相手が苛立つからまた一手が出る…というように、相手とのやりとりがなくては喧嘩は成立しません。

 

どのように役の性格をつくるのか?どのように相手と関係をつくるのか?どのようにまわりを巻き込むのか?そしてお客さんのことも忘れてはなりません。

これは最初にやった「アイコンタクト」のワークがとても大切なのかもしれません。

台詞で喋らなくても相手の目を見て呼吸や感情を読み、それに応える力。そしてそれをお客さんに見せる開かれた身体と意識。

 

次はどのようなモノローグがうまれるのか、とても楽しみです。

Posted by : アトリエ劇研シニア劇団 | シニア劇団星組 | 11:16 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
第一印象の準備。

2018年5月21日 星組 担当:梶川


モノローグ稽古が続いています。

今日のポイントはどう舞台に出てくるか。

出会いは出会う前に決まっていると細見さんはよく言われます。

第一印象についてどう考えるかということでもあるのですが。

知らない同士の人が出会うとして、出会う前にすでにその準備が始まっていると。

相手を想像して関係性を考慮して話し始めるわけですが。

第一印象は見た目だとして、それは容姿ということだけでなく、視線や表情や動き方、距離のとり方、いわゆるノンバーバルなことも関係してきます。

袖幕から出る前に観客を想像し、出会う準備をしておく。

どんな第一印象を抱かせるかを考慮して、そのためにどのように舞台に出ていくを探ります。

というわけで、舞台への出て行き方を考え、出たあともいきなり主題に入るのではなく、枕の話を準備してお客さんの興味をつかむようにします。

とは言いつつも、さてどうすれば人の心を掴むことなんてできるのでしょうか。

そこはもはやたくさんの人に出会うしかないのでしょうが。

重要なのは出会う前に決まっている、出会う前に出会いが始まっていることを知っているかどうかですね。

Posted by : アトリエ劇研シニア劇団 | シニア劇団星組 | 17:37 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
観客席に開かれた演技。

2018年5月14日 星組 担当:梶川

 

モノローグ稽古というか、一人で舞台全体とお客さんを引き受ける稽古をしています。

観客席とは違う舞台という空間に収まって演技をするのではなく、観客席に向かって開かれて演技をするとはどういうことか、そんなことを体感していく稽古です。

ということで今日は明確に客席を設定します。

いつもより観客席を部屋の壁側に下げて、舞台と距離をとり、演じているときにお客さんがしっかりと見えるようにします。

そうするだけで誰に語りかけているかが明確になり声の出方や届かせ方が確実に変わりました。

しばらくはこの客席と舞台の距離感で稽古をしていき、皆さんが観客席に開かれて演技することを体験していきます。

Posted by : アトリエ劇研シニア劇団 | シニア劇団星組 | 17:22 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
舞台に陣をはる。

5月7日 星組 担当:梶川

 

モノローグの稽古が続いています。

一人の役者として舞台上でどのように存在するかが問われています。

モノローグを客席に向けて発するということと、舞台上でのやりとりを成立させることを交互に行っていきます。

たとえモノローグではない、普通の舞台上でのやりとりをしているのだとしても、客席に向かっての意識があるかないかは重要になってきます。

舞台上のやりとりはもちろんのこと、常に客席に向けているのだということ。

見られている、見せているという意識。

意識というと少し曖昧です。

誰かに言葉を発しているとき、人は同時に相手の反応をうかがっています。

つまり自分の話は正しく伝わっているかとか、退屈していないかと気にかけるわけです。

意識を向けるということは同時に反応をうかがうということでしょう。

客席も舞台上も今どういう状況にあるか伺い続け反応していく。

私の勝手なイメージでは武道家が周囲の気配を感じるのに似ているように思います。

ちなみに殺気の数え方が風と同じように1陣2陣と数えるそうです。

陣をはると言いますが、何ともしっくりくる言い回しだなと。

役者も舞台で陣をはって、さまざまな気配に敏感になる必要があるのかもしれません。

Posted by : アトリエ劇研シニア劇団 | シニア劇団星組 | 17:18 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
場をつなぐ勇気。

2018年4月23日 星組 担当:梶川

 

いつもは発声で最後に好きなセリフを言ってみんなで繰り返しています。

最近はモノローグの稽古ということで観客フォーカスの発声を続けていますが、それに加えて最後のセリフで観客を何かに誘うということにチャレンジしました。

たとえば食事に行きませんかとか、一緒に演劇しませんかとか。

半分の人が発声しているときに、半分は観客席にいて、誘いに対して応答します。

誘うことができたり断られたり。

誘い文句、内容もありつつどう言うか、どう声をかけるかということもあるように思います。

 

先週までは場を作るということに重きが置かれていましたが、今日はモノローグを発する人がどう観客と関係するか。

その場をずっとつなぎとめていくかに重きが置かれました。

そのための一つのポイントとして第一声を発した後に間をとって客席の反応を待つということがありました。

役者と観客の間に応答関係を作るということです。

今日の発声でも誘えようが断られようが、そこには反応があるわけです。

観客席から返答の文句はかえってはきませんが、ちょっとした笑いや前のめりになるとか、そうでなくとも微妙な身じろぎなど、何かしらの反応があります。

まずは視線はこちらを向いているので、その視線に反応があるはずです。

その反応を無視して先さき進めると観客は置いてけぼりになっていきます。

視線を向けて語りかけ、反応をうかがいつつ進んでいく。

それは少し怖いことかもしれません。

そんな臆病な自分を否定することなく、それを引き受けて立ち向かっていく。

それが勇気ということです。

勇気を持って舞台に立ちたいものです。

 

Posted by : アトリエ劇研シニア劇団 | シニア劇団星組 | 20:26 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
雰囲気のつながり。

2018年4月16日 星組 担当:梶川


モノローグと場所の雰囲気を表現するワークが続いています。

場所を表現するのに、ジェスチャーやセリフで情報として伝わりたいわけではありません。

あくまでも雰囲気です。

人混みの身動き取れない感じや匂いや不快感。

そこに身を置いているときのその人物の状態。

もしくは周りの人々とどんな関係をしているのか。

そんなことに雰囲気が表れるのではないかと思うわけです。

想像力を体にまで影響させること。

案外に身体表現の稽古なのですね。

ということも含めて、モノローグで場所についてのコメントを三回するわけですが、そのつなぎの部分が大事だと細身さんから。

場を表現した最後にストップモーションとなりましが、そこからどう次の場所へ移行していくか。

体の状態の変化が見えるのが面白いと見ていて思いました。

次週もモノローグ稽古が続きます。



Posted by : アトリエ劇研シニア劇団 | シニア劇団星組 | 15:31 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
モノローグと場所の雰囲気

4月9日 星組 担当:梶川


新たな課題が今日から始まります。

モノローグと場所の雰囲気を表現する稽古です。

観客へ向かってモノローグを語ることからはじまります。

内容は一番落ち着く場所、一番嫌いな場所、いつか行ってみたい場所。

それぞれの場所を発表したあとに、他の人が出てきてその場所を表現するシーンを挟んでその後

その理由をかたる。

この課題は来週の宿題として、今日は場所を表現するワークを。

どこで、誰が、どんな雰囲気で何を待っているか、ラストはストップモーションで。

指定なしから紙に書かれた指定でシーンを作ることをおこないました。

モノローグについての稽古は来週からとして、場所を作るということがとても興味深かったです。

例えばこれまで星組では、食べることをテーマにだいどころという作品を作ったり、更地という下敷きはありつつも失われた場所というテーマでの創作、そもそもが顔をテーマにFacesを創作するところから始まった劇団です。

場所というテーマで、そして場所の持つ雰囲気を表現できるということで、これは一つの作品に昇華させていくことができるものではないかと感じたのです。

なんだか少しわくわくしていたのです。

次回公演をどのように開催するか。

少し悩んでみようと思います。



Posted by : アトリエ劇研シニア劇団 | シニア劇団星組 | 16:00 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
一人で舞台に立つ。

4月2日 星組 担当:梶川

 

演フェス終わりのお休みを挟んで、久しぶりの星組稽古です。

今日はお休みされる方がいて、いつもより参加人数が少なめです。

参加人数が少ないときには、少ないからこそできる稽古を。

というわけで舞台に一人で立つ稽古をしました。

12人の鏡の女たちの稽古の時に男性陣はすでにおこなっていたワークですが、舞台に一人で出てきて椅子に座り観客と相対して1分間無言でそこにいる。

緊張したり演じたりいろいろしますが、すべてを受け止めてそこに座る。

続きまして朝か夕方かとその時の状態が書かれた紙をひいての一人のシーンを創作しました。

紙の内容とともに、どこから来てどこに行ったか、途中電話がかかってくるが相手はだれかがわかるようにというのも演技課題としてあります。

課題が多くなかなか難しそうですが、みなさんうまく演じられていました。

もしかすると課題が多いほうがやることが明確で演技を組み立てやすいのでしょうか。

一人で舞台に立てる人たちが集まれば、多人数になった時にもちろん表現が豊かになります。

また機会をみてやりたいワークでした。

 

Posted by : アトリエ劇研シニア劇団 | シニア劇団星組 | 19:08 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
ラスト稽古。

2018年2月5日 星組 担当:梶川


実は2日前に二回目のホール稽古をしました。

90分の中である程度の舞台仕込みをしてバタバタと通し稽古をして解散。

というわけで今日はその時に見えてきた課題を細かく丁寧にシーンごとに区切りながら再調整しました。

そして最後の通し稽古。

次は小屋入りしてのスタッフさんとのきっかけ合わせですから、シーンごとに止めながら、何ならきっかけのないところは飛ばしながらになります。

あとは本番です。

楽しみでしかないです。

ご期待下さい!

Posted by : アトリエ劇研シニア劇団 | シニア劇団星組 | 17:41 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
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