50歳以上の方限定のユニークな劇団活動を紹介します。現在は星組、銀宴、空いろの3劇団で活動しています。それぞれタイプの違う練習を行い、個性ある公演活動を行っています。
稽古再開

9月16日(水) 銀宴 担当:土井

7月末からの長い夏休みが終わり、稽古再開です。

稽古前にミーティングがありました。

今回全員揃う事が出来なかったのは大変残念ですが、公演を目指して頑張ろうという気持ちに揺らぎはありません。

そして稽古再開。田辺先生より「久しぶりなので、全編をもう一度読み合わせしてみましょう」と。

ひと月半以上のブランクがありましたが、台詞は抜けていず、台本を見ずに前を見ながらの読み合わせが進みます。「12人の優しい日本人」のリモート版を思い出しました。ここでこんな動きをしたな、とか、あの人が無言で長く立っている場面だな、とか、「間」を思い出しつつ。

2時間では2幕分の立ち稽古をやるのが精一杯で、全体の流れを掴むことから遠ざかりますが、通してやることで幕毎の雰囲気の違いを感じ取る事が出来た気がします。ひとりで台本を読むことは出来ても、皆で通すことはなかなか出来ないので、今回通して読めたのは幸いでした。

お休みで遠ざかっている間に、自分に出来るのかぁという不安ばかりがつのっていました。

それは同じなのですが、稽古することで前に向けて歩けるような気がします。

今日は読み終えたところで丁度時間が来ました。セットした道具が来週からの稽古を待っているようです。

 

 

 

 

 

 

 

 

Posted by : アトリエ劇研シニア劇団 | 銀宴 | 14:47 | comments(0) | - | - | - |
観客から見た絵

7月22日 銀宴 担当:土井

メンバーのお一人から全員にフェイスシールドのプレゼントがあり、それをつけて今日は5幕6幕の稽古です。口が見えるのでマスクよりいい感じです。ありがとうございます。

 

5幕、寝台に横になる、という課題が出、寝た状態でどこまでやれるかやってみましょう、という事になりました。横になっている者とそうでない者の緊張感の違いが出ます。人物がどんな姿勢であるかで伝わる空気が変わります。深夜、穏やかで和やかな時間が流れています。

2人が3人になり4人になる、その構図から見えてくる舞台の空気感。観客には見えているけど役者には見えない人物・・・はどう動くでしょう?

 

6幕、酔って1人で勝手に喋っているスズキの面倒を見ながら、合いの手を入れるクニムラ。2人の話は噛み合っていない状態で続く、そのテンポとリズムが愉快です。

スズキはベッドから落ちてしまいましたが、それがなんともいいタイミングでした。これを毎回やるというような事になったら大変ですが。どうぞお大事に。

この場面では、荷物を片付けながら台詞を言うという課題がでました。

 

来週から夏休みに入り、再開は9月の2週目からです。

 

 

 

 

 

 

Posted by : アトリエ劇研シニア劇団 | 銀宴 | 16:52 | comments(0) | - | - | - |
身体が反応するのが先

7月15日 銀宴 担当 土井

お休みされていた方が来られ、キャスト全員が揃い、3幕はじめから4幕の終わりまでを稽古しました。

 

車掌は箱を見つけます。

箱は自分の中でどれくらいのインパクトがあるのでしょう?最初から大きなインパクトがあるわけではない。田辺先生のモデルを見ながら稽古が繰り返されます。難しいです。全員1人づつやってみましょうか?という言葉にドキッ。時間があればそういう稽古もしたいですね。

「危ない」、は言葉そのものより身体が反応する感覚、身体がキュッとなり言葉がでない状態が大事で言葉は後です。

後の場面にも出てきますが、台詞と違う言葉(ああっ!とか)だけど、よりいいリアクションを感じればそれがいいのです。

 

狭い舞台設定、なるべく蜜にならないように演出がつけられます。

 

登場人物の誰に声を届けるか?勿論客席には言ってることが届かなくてはいけませんが、そればかりではなく台詞の対象をはっきりさせる事を考えます。

 

対象が二箇所あるとき、その視線は一点を見るのではなく面で見ています。台本に「見る」と書いてあると一点を見る意識が働きますが見るにもいろいろあるようです。

 

 

Posted by : アトリエ劇研シニア劇団 | 銀宴 | 15:52 | comments(0) | - | - | - |
〇〇しながら〇〇する

7月8日 銀宴 担当:土井

今日は1幕、先週の続きから2幕のラストまで。

スズキは危険な箱を大切に扱いつつも、去った女に対する興味で後を追います。

「○○しながら○○する」、マルチタスクの動きがいくつか出てきました。

 

危険物を触られる事を許すのは相手の出方によります。

台詞を言いながら徐々に危険物に近づくわけで、身体は台詞のやり取りとは別の内容の動きをしています。台本に無い事をどこまで考えられるか、俳優の可能性ですね。

台詞を覚えた方には、田辺先生から次の段階の注文が入ります。私も早く台本を手放したいのですが、特に3人以上になった時の台詞の順番が不安で手放せません。チラチラと視線が台本に行ってしまいます。

話題がスムーズに変わるためには一生懸命になりすぎない、リラックスしてやること。「なんだっけ?」といった質問が何度か出てきますが、気楽に聞き流していいようです。

質問の度合いが強いほど相手の答えを期待します。

 

狭い舞台です。現実は列車の中でそう動く事はありませんが、客を退屈させない為に動く事も大事です。けどじっくり台詞を聞かせる時は動きは邪魔になります。動く方に観客の意識が行ってしまうからです。聞かせる台詞かどうかの見極めですね。

自分がどう喋るかというより、相手の台詞をどう聞くか?という事が特に2幕の人間関係では大切になってきます。

 

 

 

Posted by : アトリエ劇研シニア劇団 | 銀宴 | 15:32 | comments(0) | - | - | - |
夢と現実

7月1日 銀宴 担当 土井

今日は5幕から。

この場面は「進行を急がないで、たっぷりとゆったりと間をとるように」と。オガタが夢と現実の間でボーッとしています。そこへ登場し「何処に行っていたのか」と聞くキシモト自身、何処から帰ってきたのでしょう?間違っているかもしれないけどそれを自分で想像して演じる事が大事です。オガタとは対照的に元気な方がメリハリがあります。

何度も言われているのですが台詞を「?」「、」「。」の句読点で切らないように言います。切ると台詞が重くなります。

石に関する説明の台詞がカットされました。私はカットされた部分がわりと好きだったのですが。

そして、再び登場する幻影。会うのは初めてではない2人は、それぞれどのような感情で対応するのでしょうか?列車内という狭い空間でお互いにうまくすり抜けてなめらかに動く技も必要だなと思います。

 

次のふた幕はやらずに冒頭の場面に戻ります。

落ちた本を拾って返すだけなのですが、その本に興味を持ったということを観客にわかってもらいます。本を落とし、相手が拾い、持ち主に返すタイミング。その間に無言で表現される何か。そしてまた、再度本を受取ってから身を隠す時にその本をどう処理しましょうか?

そして1号車の3人だけの会話になりますが、必ずしも3人で会話をしている訳ではないのです。一人劇場に入っている人もいます。会話か、そうではないか?という判別をします。

 

全員が揃ってできる稽古が待ち遠しい。

もうしっかりと台詞が入っている方もいらっしゃいます。ちょっと焦ります。

 

 

 

Posted by : アトリエ劇研シニア劇団 | 銀宴 | 15:29 | comments(0) | - | - | - |
3幕から

6月24日 銀宴 担当:土井

先週に引き続き3幕から。丁寧に稽古を進めます。今は場面を作るというよりも、演技の基本を勉強をするという目的です。出番でない人は、自分だったらどうするか?を想像しましょう。

さて、車掌が巡回している時、何かを見つけます。まずは、初めから見つける事を予測しているような動きになりがちです。車掌は普段はどんな動きをしているのでしょう?職業的に慣れた巡回の目線でふと見つける、という風に演技が変わっていきました。

 

車掌と鈴木の距離。台本を後ろから読んでいくと、初めからあまり近づきすぎないほうがいいようです。台本上では会話しているようになっている台詞も、実は殆ど1人が喋っていて相手はそれに反応しているだけと考えます。

「え。」という台詞が多いのですが、この「え。」こそ一言難しい。会話の流れから離れたことを言われると「え。」が出ます。なのでその前に喋っている人が重要です。意味が相手にはっきりとはわからないようにいうと「え、」を引き出せるようです。

声のボリュームもお互いの関係でバランスが変わってきます。

役の関係で3幕後半は飛ばして、4幕へと。

オガタがそこにいるユキに驚いて名前を言うまで間がありました。間があることで、驚いた感情が伝わります。

4幕の登場人物は不思議な人達ですが、1幕と同じようにたわいない会話が続きます。そこに現れるオガタ。一人他と違う疎外感、のようなものがあるのでしょうか。

 

 

 

 

Posted by : アトリエ劇研シニア劇団 | 銀宴 | 11:56 | comments(0) | - | - | - |
立ち稽古開始!

6月17日 銀宴 担当:土井

今日も離れて読み合わせかな?と思っていたところ、立ち稽古に入りました。

寝台列車という舞台は、以前の設定を90度回転してやってみることに。

縦にならんでいたソファ(寝台)が横になり、通路は奥ではなく下手、窓は上手に。

どちらの寝台に座るかは舞台が変わったので、今のところは成り行きということで。

当分使わないかなと思っていたソファや小道具を出します。

実際に立って動いてみると、旅行カバンの置き場や、ちょっと食堂に行く時にお財布はどうしようかなどと、具体的なことに気づきます。

また、通路が見えるようになったので、どのタイミングで登場するかも今までと違ってきました。

早すぎは困ったもので、ちょっと遅れるくらいがいいかと。

突然現れるいるべくもない人間に対して、どう動くか?

それは磁石のNとNのように、避けるはずです。距離を取ることで、相手への不穏な気持ちが観客に伝わります。まず、相手に対してどんな気持ちを感じているのかわからないと動けないです。

爆発物かもしれない箱が、ちからまかせに振られたので大騒ぎになり、全員爆笑となりました。

笑いのツボは至るところに満ち満ちているのですね。

あー、やっぱり、動いてこそなんぼやー!お芝居って楽しい!と思った今日です。

 

 

 

Posted by : アトリエ劇研シニア劇団 | 銀宴 | 13:04 | comments(0) | - | - | - |
久しぶりの稽古

6月10日(水)銀宴 担当 土井

先週3日は田辺先生、梶川さんと、来れるメンバーが集まりミーティングをしました。稽古したい気持ちは皆同じ。しかしそれぞれが抱える事情もあります。また3蜜を避けてどうやって稽古を、そして公演を行えるか?解決策はすぐに出るものではありません。

が、「いつでも公演出来る状態に稽古を積もう」という意見で一致し、本日から稽古を再開しました。

広い会議室1で「長机1脚に1人」と離れて座り、台本を最初から読み合わせ。

1幕、仲のいい同級生達が旅行を楽しんでいるたわいのない会話が続きます。決して「重く」ならないようにと田辺先生から。喋っている言葉には殆ど意味が無く、それぞれ勝手な事を言ったり歌ったりしているだけで、大事なのは仲の良い雰囲気を表現する事だと。立ち稽古が出来たら言葉は軽くなるのでしょう。

キャラクターが見えて来る方が何人もいらして、自粛期間中に研究されていたんだなぁと思いました。

読み合わせ終了後30分くらい残った時間に質問タイム。これもチロルさんはじめ皆さんから沢山の質問がありました。疑問はそのままにしないで、その都度解明し、ストンと腑に落ちるようにしたいと思います。二三、台詞の変更もありました。4幕はもう少し書き足されるそうです。絡みが少ないという事で私が本日お休みの方の台詞を読みました。そうすることで何か違った事がわかった気がします。なんだかわからないのですが、「銀河鉄道の夜」をもう一度読むことにします。(休み中の宿題でしたね)

 

 

 

Posted by : アトリエ劇研シニア劇団 | 銀宴 | 12:32 | comments(0) | - | - | - |
見せたいものは何か

3月25日(水)銀宴 担当:土井

先週の続き2幕の後半からです。

劇中劇の台詞「   」と一般の台詞が混在して出てきます。その違いを出す事を台本が離れたらおいおい考えていきましょうと最初から言われていました。一般の台詞のつもりでいた部分が実は劇中劇の台詞だったと気づく事もあります。現実が芝居の中のような、或いはその逆といった感覚を持つ世界観がこの芝居にはあります。

今日は「台詞を言う前に身体が動く癖」を指摘されました。自分では全く気付いていなかった事です。特に3人以上になると自分の番を間違えないよう身構えるのかもしれないなあ、と思います。肩の力を抜かなくては。

3幕目冒頭、車掌とSの絡みから。お二人とも台詞が入っていてコミカルで、何度見ても笑ってしまいました。呼び止められて振り向く時の振り向き方について指導がありました。後ろの人を隠さないという事もありますが、一番見せたいモノを隠さないという事なのですね。「見せたいものは何か?」を常に考える、これは先週の「とにかく見る」と繋がる話です。

人の動きを警戒する「あぁ!」は声が出る前から始まっています。台本で同時に書けない事がたくさん有りそれを見付けていくのですね、宝探しのようです。

台本を離すと時々台詞が飛びます。これは本番でもあることです。台詞が飛んでも知らん顔して続けていける、対応できるようになる訓練・・・特に相手役にとって・・・は必要ですよね。ドキッと焦るのを顔に出さないのにも慣れなくては。

長台詞も出てきました。息継ぎを考慮しつつ句読点を開けないで繋いでいけるように。

来週はもう4月。つつがなく稽古が続けられますように。

 

Posted by : アトリエ劇研シニア劇団 | 銀宴 | 15:38 | comments(0) | - | - | - |
焦点

3月18日(水)銀宴 担当 土井

今日も稽古が出来て幸せです。先週の続き、2幕の初めから。

稽古前、「以前の旅は10年前か1年前かどちらか?」という質問があり、1年前に統一されました。疑問はどんどん解き明かしましょう。そして寝台列車の窓の大きさをちゃんと把握することに。今まで普通の電車のような大きな窓のつもりでいました。窓を覗く場面は多いので今日間違いを正せてよかったです。沢山の誤解やいい加減にしていることがある気がします。

さて、その窓に相手が近づいて見に来る為には、こちらがそう仕向けなければなりません。台本にあるから相手が来るのではなく来るように仕向けなくてはいけないと。後の場面で今度は逆の立場で同様の事がありました。段取りだから相手の呼びかけに気付いて振り向くのではなく、相手に振り向かされるのだと。

 

今日は2場面を集中的に稽古しました。何かが起こる大事な場面です。

音やモノと遭遇した時、言葉を失う時間があります。

やけに見る行為を強調してはおかしく、いま焦点は何処なのか?スポットライトは何処に当たっているのか?を大切にします。この時は箱。視線は何処に?出演者が何処を見ているかで客の視線が誘導されます。又、ト書きに書かれた「驚く」という言葉に支配されず、驚いた様子よりまず見ることです。台詞の言葉だけを追い、焦点を疎かにしていました。

 

2番目は4人の場面です。

自分の台詞の前に誰かの台詞の・・・がある場合、待たないで。

台本には書かれていない芝居が加わり、世界が膨らみます。

ここでは2つの世界が同時に流れ偶然が重なります。ここでも焦点が出てきます。この場合は具体でないので、客席からどう見えているかも知りたいところ。二人の視線も合わせなければならないし。両方の世界にいる人間達がそこを行き来するタイミングは、自分で動くのではなく動かされるのですね。

今日は本当に沢山のことを勉強しました。字面しか見ていなかったという事がよくわかりました。

2幕はまだ途中です。来週も続きから。

 

Posted by : アトリエ劇研シニア劇団 | 銀宴 | 18:58 | comments(0) | - | - | - |
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