50歳以上の方限定のユニークな劇団活動を紹介します。現在は星組と水組の2組に分かれて活動しています。それぞれタイプの違う練習を行い、個性ある公演活動を行っています。
刷新する。
12月11日 星組 担当:梶川

先週に脚本が完成したわけですが、早速の変更です。
今日は変更点の練習をしていきます。
つまりは前作からも変更されていきます。
あらすじは一緒ですが、演技や演出は刷新されていきます。
つまりは一度見たお客様も是非お越しくださいと。
役者さんたちも新鮮な気持ちで稽古にのぞんでいます。
ご期待ください。
Posted by : アトリエ劇研シニア劇団 | シニア劇団星組 | 16:39 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
場面の中で自分がどう動くか?

128 空いろ 担当:土井

今日は会議室2にて。仰向けになってゴロンゴロンと身体を伸ばします。普段使わない筋肉を伸ばすのはとても気持ちがいいものです。また、四つん這いになり、背中のいろんな箇所を押さえてもらい、背中を柔らかくします。そして、発声。身体が柔らかくなる事で声も出しやすくなったでしょうか。

 

 

さて、「相手に働きかける」エチュード。先日3人でやったものを今日は4人で。

舞台は高校の同窓会、いま何をしているかは自分で決めておきましょう。入る順番だけ決めてあとは即興です。さあ、誰が誰を好きで、或いは嫌いで、怖がっているか、馬鹿にしているか、見ている人は理解できるでしょうか。

4人居ると、「客はどこを見るか?」という事が問題になります。二人ずつに別れた時に、主役を譲り合い、いま、何処を見せるかをはっきりさせなくてはいけません。自分の表現だけに囚われていてはいけないのです。

相手を「怖い」と思っている表現は難しいですね。

お互い馬鹿にしあっている場合はどうでしょうか?

今日は二組とも同じ設定なのに、カラッとしているのと陰鬱になるのとに分かれました。

それぞれの人格を一定させていないと客は混乱します。又、腹の探り合いに見えます。自分のキャラクターをはっきりさせるための動きをしましょう。

喧嘩に発展したり、爆発したり、いたたまれずその場を去るなど、その先に行くことも出来ます。「場面の中で自分がどう動くか?」という訓練です。

 

 

次に「相手に何かを言わす」エチュードです。

話し出す順番で、答えにたどり着けず惜しい事にもなります。ふたりの関係はそれぞれよくわかりました。相手は自分の思う言葉をなかなか言ってくれません。それに答えて、またどう持っていくか?「相手を受ける能力」が問われます。

 

 

 

Posted by : アトリエ劇研シニア劇団 | 空いろ | 20:06 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
短い沈黙。

12月6日 銀宴 担当:梶川


今日はお休みがいるため別脚本の稽古です。

1ページ分の2人の女性の短いやり取りです。

田辺さんから脚本の説明があり、まずは前半一時間はペアに分かれて自主練習。

中間発表では脚本を外して演じます。

それぞれのチームがどのように創作したかをダイジェストに連続して発表します。

例えば入ってくる場所も違います。

演技を立ち上げる時に何をするかという自分の役柄だけでなく考えていきたいと。

ではそこに登場している役柄たちは何を目的にしてそこにいるのか。

何に切実なのか。

それがそのシーンでの役柄の行動の優先順位が見えてきます。

そして観客からの視点についても考慮していきます。

脚本に書かれていないこともたくさんありますが、脚本に書かれていること実現させなければ観客にはわかりません。

1人の女性が穴を掘るということを目的にしています。

その穴を掘るということをしっかり時間をとってからもう1人の女性が入ってこないとその目的が見えてこないと。

そして一番のポイントは脚本に書かれている短い沈黙。

この短い沈黙で女は地面を掘る手を止めます。

では最優先が掘ることであるにもかかわらず、どうすればここで手を止められるのか。

後半はそのことも含めて創作。

チームごとに話し合いの仕方、創作の仕方が違うのが見ていて興味深いです。

そして再度発表へ。

いろいろな選択がある中で、実際の公演の時にどう選んだかを伝えられました。

それが正解というわけではありませんが、どう流れていくのかという一例が見えてきました。

全体の中の1シーンなので、この1ページだけを渡されて演技を考えるというのはかなり困難な作業なのですが。

稽古としてはとても有意義でした。

また機会があれば同じようなワークがなされるかもしれません。


Posted by : アトリエ劇研シニア劇団 | 銀宴 | 15:37 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
運動量に比例して。

12月4日 星組 担当:梶川

 

脚本が完成しました。

いままでもらったところで変更もあるので、まずはそこから稽古です。

冥途の道の吊り橋の段取りを整理します。

回想シーンがありますが、舞台の前後にわかれて立ち、視線で確かめず呼吸を合わせて動くことになります。

普段の稽古でも呼吸合わせをしているわけで。

積み重ねてきたものを最大限に活かします。

そのあとは商店街と控えの間からお裁きの間まで。

3時間みっちり稽古してますが、ものすごい運動量だなと見ていて感心しつつ。

運動量が多いということは身体パフォーマンスで見せる作品だという証拠。

体の奥から聞こえてくる亡者たちの声。

本番までの運動量に比例して作品の質は向上していくのでしょう。

自主練習の出欠を聞いていきましたが、体が大丈夫なら休まず来れるという発言があり。

確かにこれだけ動くと疲れが出るよなと。

体をケアしつつ本番まで駆け抜けましょう。

Posted by : アトリエ劇研シニア劇団 | シニア劇団星組 | 17:51 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
相手との関わりによって人間関係を表現する

121 空いろ 担当 土井

とても寒いですが、青空が広がりいい天気です。

皆さんの声も遠くによく伸びています。

 

さて今日は「相手との関わりによって、人間関係を表現する」レッスンを行います。

まず最初にABCと名付けられた3人が一組になります。

相手をどう思っているかが書いてあるカードに従って、見ている人にそれがわかるように演じます。3人がどういう関係か(家族とか、同僚とか、友人同士、お仲間等)は、3人で決めますが、あとは即興で相手に対応していきます。

観客は言葉よりアクションの方がずっと印象が強いので、座って話しているだけでなく、どんどんと立って動きましょう。

3人いると関係が複雑に絡みます。それが身内の設定となると、尚更怖い人間関係が生まれます。

 

他の人に強く出られた場合、それ以上の強さで表現しないと、自分の思いはかすみます。実際にやってみて、自分と真逆の思いを持った相手のペースにすっかり引きずられてしまいました。

思っていることを身体に反映できるようになるといいと思います。

 

次は、先週の続きで「相手に何かをさせる」

切迫感があると相手はとっさの対応で動きます。思い切ってやることです。

先に「異常な感じ」を与えてしまうと、恐怖が先に立ち普通の動きができなくなります。

自分の作ったシナリオで相手を動かす為には、相手にいかに体当たりできるか、また逆に相手をリラックスさせ、関係を作るか、ということがポイントになります。そして、あきらめずに、粘り勝ちまで持っていくこと!

 

 

次に「相手にその言葉を言わす」

相手が、思う反応をしなかった時どうするか?これもあきらめず、粘りましょう。

相手がその言葉を言うようなノリや、雰囲気を作っていくことが大事です。

このエチュードをやると台本を作る時、相手が言わない台詞はどういう台詞なのか、ということがわかるようになります。

 

Posted by : アトリエ劇研シニア劇団 | 空いろ | 20:29 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
感情についての言及。

11月29日 銀宴 担当:梶川

 

調理室を舞台にしての演出稽古が続いております。

演出として動きや段取りを決めていくということが多くみられます。

脚本から動きや段取りを発見するときの演出家の視点を稽古しているといった感じです。

 

田辺さんの演出の特徴として、感情について言及しないということがあります。

そのときに役柄は怒っていますからとか、嬉しくなって笑ってくださいといったことは言われません。

笑ってくださいとは言うかもしれませんが、その時の感情がどうだからということではなく、相手の役柄にある反応や行動を起こさせるためといった根拠で演出されるます。

なぜ感情を問題にしないか。

まずは規定するための物差しがないということがあります。

例えば形容詞で演技の指示が出されたとして、形容詞に対するイメージは人それぞれ違います。

かわいいと言われて何をかわいいと感じるかどう感じるかは人それぞれです。

感情にも同じことが言えて、喜び方も怒り方も哀しみ方楽しみ方も人それぞれです。

まあ、感情をこの四つに集約するのもすごいことですが。

 

とともに感情は意識できた時点で感情ではなくなると思うのです。

日常であっても意識して笑うことだって泣くことだって怒ることだってできます。

できますがそれは感情ではなく思考であると、頭で処理されて出てくる反応だろうと。

日常ではそれでも即興で処理されているので問題はありませんが、演劇は事前に準備しているため感情らしさがどんどんなくなっていきます。

そこで、では感情とは何かということに立ち返ったとき、それは反射でしかないということに思い至ります。

頭で処理されることなく反射で現れてくる身体反応を感情と呼ぶのではないでしょうか。

役者さんが唯一鍛えなければならないのは反射神経だけではないか、そんな風にも思います(もちろん発声であるとかの具体的な身体技術を別に鍛えることは必要です)。

役柄の特徴というのも、裏設定とか何やらいろいろありますが、まずは何に反射的に反応しやすいのかというのをつかむことかなと思います。

世の中にはいろんな人がいて、いろんなことに反射で反応しています。

人によってはどうでもいいことに敏感に反射してしまう人もいます。

役者さんが反射神経を鍛えるというとき、それはいろいろなことに反射で反応できるようにすることではないでしょうか。

文系のようでいて、演劇は実は体育会系といわれる所以です。

 

 

 

Posted by : アトリエ劇研シニア劇団 | 銀宴 | 15:52 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
10年間の進化の真価。

11月27日 星組 担当:梶川

 

公演稽古を続けています。

脚本の推敲、配布段階ですから細見さんからの説明があって、実際立って演じてトライ&エラーするの繰り返しです。

何かといえば、演技がどうとかキャラクターがどうとか感情がどうとかではなく、身体パフォーマンスとして何をするかが問われています。

再演ということで、あらすじというか、設定自体は変わりません。

細かなセリフの変更はありますが。

キャラクター造形や全体の流れの中での感情の起伏に関してはこれまでの積み重ねがあります。

演出の変更も今だからかもしれませんが、動きや立ち位置を大きくすることに重点を置かれているように思います。

身体パフォーマンスこそ演技技術ではないかと思います。

星組10年目の真価が問われるとき。

もちろん進化していくわけですが。

一年一回の公演ペースなわけで、フェスティバル参加などもありましたが(今回もフェスティバル参加ですが)、星組は10年目10回目の公演です。

10年間の軌跡の詳しくはホームページの自己紹介ページにある過去公演を参照してもらうとして。

2008年9月に初舞台。

アニバーサリーですが、粛々と演技に向き合っていきます。

Posted by : アトリエ劇研シニア劇団 | シニア劇団星組 | 17:55 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
力関係を含め表現する

11月24日 空いろ 担当 土井

寒くなりました。今日はカーペットが敷いてあるのでイメージだけでも暖かく、横になってストレッチできる西部会議室2を利用しました。

2人組みになり、四つん這いになった人の背中を押します。押された部分に空気を取り込むようにし、背中の柔らかさを感じます。

 

先週に引き続き、〇〇で〇〇を見ている4人のエチュードを。今日は4人がそれぞれのパワー1、3、5、10も表現します。

キャンプ中に熊に襲われそうになる四人。チームワークよく、関係がよくわかりました。何かエピソードがあるとなお良いですね。

 

子供の運動会でリレーを応援する親達。勝敗はよくわかりました。競馬に見えたとの感想が。運動会の親達という事がわかる動きを取り入れましょうか。力関係が逆転した理由を知りたい所です。

 

 

次に1人のエチュード。

一人暮らしの家。何かがあった事を抱えて帰宅しました。

プロポーズされた後。「恋愛絡み」という事が観客にわかりました。

リストラされヤケ酒。これは「会社絡み」

友人と大喧嘩。関係を戻そうと電話を取りますがやめます。

宝くじに当選。先ず戸締り。出だしのドキドキ感があればより良いですね。

徹夜の仕事明け。へろへろです。

失恋。これも「恋愛絡み」という事が動作でわかります。

お金を落とした。「あーっ」となってから、再度捜すのが功を奏しました。たまたま通帳をお持ちで小道具もばっちり。

友人の葬式帰り。テンポが普段とそう変わらないのは、最近よくある事なのでしょうか。仏壇を拝む後ろ姿に気持ちが滲み出ます。

上記の設定で別の人が表現するのも見てみたい気がします。

 

 

 

次は相手が自ずから〇〇するように、話を持っていく、というエチュード。場所は公園です。これが上手になれば人生スムーズに行きそう?ですね。

大笑いさせようとして、逃げ出されました。

両手を上げさせる事は成功。

10万円出してもらう、これが出来れば営業マンになれますね!

稽古時間終了で今日発表出来なかった方は来週発表です。

 

 

 

 

 

 

 

Posted by : アトリエ劇研シニア劇団 | 空いろ | 18:30 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
結果から逆算して原因を作る。

11月22日 銀宴 担当:梶川

 

結婚式の調理を続けています。

メニューが決まり、いよいよ調理開始です。

ロールキャベツやホワイトシチューなどなどを作っているわけですが、メニューを作れなくなるアクシデントが起こります。

キャベツを千切りにしたり、牛乳を飲み干したり。

ではそのアクシデントという結果を導くにはどのような筋道がいるなか。

立ち位置や動きを整理していきます。

そのために調理室のどこにどんな調理器具があるのかも考えていきます。

人は過去にも未来にも行くことはできなくて、ただ今にしか存在することができません。

いわゆるタイムマシーンというやつがありますが、それでさえ未来にも過去にも行っていません。

まわりに広がる世界が未来や過去に変化しているかもしれませんが、自分は一定に進む時間の今という一点にいることは変わりありません。

未来や過去の世界に行くことと、海外に行くことには大きな違いはないのでしょう。

話が逸れているようで、何が言いたいかというと一定に進む世界を行ったり来たりを何度も繰り返して今という世界を現出させるのが演劇なのだなと。

としたうえで、結果を知りつつ知らないふりで原因からスタートする。

仕事においても目的を見据えてそこに至るための段取りを逆算して計画を立てるわけです。

だとしてもアクシデントなどで変更を余儀なくされることがしばしばで。

その都度修正して、でも常に前には進んでいかざる得ない。

演劇に関して計画を決めてしまえば、そこに向かって進んでいきます。

うまくいかなければ時間を巻き戻して、新たな段取りで進みなおすこともできます。

演劇というのは時間を表現する芸術だと言われる由縁でしょうか。

Posted by : アトリエ劇研シニア劇団 | 銀宴 | 15:47 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
三途の川から閻魔庁前商店街。
11月20日 星組 担当:梶川

地獄八景亡者戯の創作を続けています。
今日は三途の川から閻魔庁前商店街までの脚本が配られました。
再演の良さというか、あらすじを知っているので、今稽古している部分が全体のどこら辺になるのかがわかるのが嬉しい。
オープニングの行進から鬼のちょっとしたコメディから亡者の紹介シーンと先週まで。
亡者の紹介シーンは内容はさておき演出として少し悩みたいとしばし保留に。
前半を振り返りして、三途の川から稽古で。
少しやり取りはありますが、三途の川はパフォーマンスメインです。
前回と同じと先週は言っていましたが、はい、新たなものに変更です。
前回は動きが上半身に限定されていた感じですが、今回は移動が入ります。
前回は船が小さいというネタでしたが、今回は荒々しい川を渡っていくという表現になっております。
つまりはパフォーマンスが大きくなっております。
引き続き閻魔庁前商店街です。
中盤の賑やかしシーン。
テキ屋のような商売人が口八丁手八丁で亡者たちを翻弄します。
来週は閻魔庁控え室からお裁きの間あたりが配布されますかね。
12月の二週目から稽古場が広くなるので、そこまでに最後まで脚本が配られ終わる感じでしょうか。
着実に仕上げていきましょう。
Posted by : アトリエ劇研シニア劇団 | シニア劇団星組 | 10:37 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
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