50歳以上の方限定のユニークな劇団活動を紹介します。現在は星組、銀宴、空いろの3劇団で活動しています。それぞれタイプの違う練習を行い、個性ある公演活動を行っています。
情報をちゃんと伝える

817 空いろ 担当 土井

午前中は男性のみの稽古、13時からは衣装合わせ、13時半から、冒頭電車場面の立ち位置確認、各場面の転換をおさらい、途中下車の丸山と乗客の動き、ラストの並びを確認する抜き稽古のあと、14時40分から通しました。17時ちょっと前に終了。

今日は細見先生のお母様が通しを見に来られました。

通しの後のダメ出しより。

声を対象に確実に当てる事。掛けている言葉が相手を通り越しているようです。台詞はホールの隅まで聞こえなければいけないけれど、声をかけているのは相手で・・・。難しいですね。

それから、台詞にはお客様に知ってもらいたい「情報」がいくつも散りばめられています。それをしっかりと伝えましょう。言葉をきっちりと発音し、早口にならず、周りの騒然さに情報がかき消されないように心掛けます。私達は何と言っているのか知っていますが、お客様は初めて聞くことなのです。

 

まだまだ「決まりを守る」ことで精一杯ですが、芝居の中にお客様が引き込まれるよう、自信を持って「こうなんですよ」と表現できるようになりたいもの。そのためにはまずは台詞が身体に染み込んでくることですね。

自信を持って客を引っ張れるようになるまで、がんばりましょう。

Posted by : アトリエ劇研シニア劇団 | 空いろ | 18:19 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
音楽と人生。

2018年8月17日 村上クラス 担当:梶川

 

赤いスイートピーの創作が続きます。

赤いスイートピーも続いています。

続・赤いスイートピーという曲もありました。

 

アルバムの最後の
色あせた押し花が 
海辺に誘うの 
駅員に頼んで 
写真撮ってもらった
同じベンチで 
あなたがいないだけ 
赤いスイートピーの
花が咲く季節がまた来るの 
もしも強引に
この腕をつかんで生きてくれたら 
続いてるの? 
幸福な結婚してると聞いた時 
何故かほっとした 
優しいあなたには
優しい人がいい 
女らしくておとなしい人が 
赤いスイートピーの花ひとつ
髪へと飾るのよ 
少しおとなびた私を 
あなたに見せたいけれど 
無理な夢ね 
きらめく砂をけって 
未来へ翔けていた 
あの日に戻れるなら 
すべて失くしていい 
赤いスイートピーの 
花が咲く季節が哀しいのよ 
もしもわがままを言わずに
生きれば
運命はちがったの

 

やはり別れの曲でしたね。

ちなみに赤いスイートピーのB面が制服という曲。

 

卒業証書抱いた
傘の波にまぎれながら
自然にあなたの横
並ぶように歩いてたの

四月からは都会に
行ってしまうあなたに
打ち明けたい気持ちが・・・

でもこのままでいいの
ただのクラスメイトだから

失うときはじめて
まぶしかった時を知るの

真っ赤な定期入れと

かくしていた小さな写真(フォト)

セーラー服着るのも

そうね今日が最後なのね

テスト前にノートを
貸してくれと言われて
ぬけがけだとみんなに
責められた日もあるわ

ただのクラスメイトなのに

失うときはじめて
まぶしかった時を知るの

桜が枝に咲く頃は
違う世界でひとりぼっちひとりぼっち

生きてる

雨にぬれたメモには
東京での住所が…
握りしめて泣いたの

そうこのままでいいの
ただのクラスメイトだけで

失うときはじめて
まぶしかった時を知るの

 

すべて作詞は松本隆さん。

三曲並ぶとなんとなく世界観が見えてくる気がします。

創作にあたって歌詞の物語世界を描くこともできますし、外側から俯瞰するように創作することもできます。

例えば赤いスイートピーをカバーすることになったバンドの話にするとか。

曲を小道具のように使って物語を作るとか。

毎週、みなさんから執筆された脚本が提出されます。

きっと来週も何かしらの脚本が届きそうな予感がします。

そして今日はもう一つ宿題が。

村上さんのこれまでの人生を彩った曲の表が配られました。

その表は年代順で曲名、アーティスト、それにまつわるエピソードという構成です。

みなさんの人生によりそった音楽を表にしてくださいとのこと。

赤いスイートピーを決めるときは誰もが親しみのある曲ということで選びました。

今回は自分にとって大切な曲を選びます。

さてどんな曲が出てくるでしょう。

そしてみなさんそれぞれ、どんな風に一緒でどんな風に違うのでしょう。

来週が楽しみです。

 

 

 

 

Posted by : アトリエ劇研シニア劇団 | 村上クラス | 15:22 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
検証 仮面の演技

2018年8月13日 星組 担当:梶川

 

今日はお盆です。

お休みが多くていつもの半分。

人数が少ないことは予想できていたので、特別なワークを細見さんが準備されてきました。

仮面を使ったワークをしました。

 

ある特徴が書かれている紙を引いてそのキャラクターを演じます。

例えば色気があるとか自信に満ち溢れているとか。

登場から退場まで無言で一人で演じます。

仮面ありとなしで同じ特徴を演じます。

より動きが大きくなったり、特徴がシンプルに表れたり、観客に対しての緊張感が弱まったり。

やってる感覚も見え方も少し変化しました。

次は関係性を取り扱います。

相手に対して怒っているとかからかっているということが書かれた紙を引いて、二人で一手ずつアクションを出してやり取りをしていきます。

仮面を被るということは、単純に顔が見えなくなるということ。

顔が見えないということは

表情が見えないということです。

しかしそのことで、より他の動きが見えてくるように感じます。

動きが見えやすいということは関係も見えやすいということでしょう。

やっている側としては課題のことをやることに集中しているので大して感覚は変わらないと。

予想として自意識との関連があるだろうとのこと。

仮面を被って閉ざされることによって逆に開放されると。

細見さんいわく若い人にワークするとそういうことがよくあると。

皆さんにはあまり関係ないようで。

羞耻心がまぎれるということはあったようです。

 

後半は老いらくの恋の創作と発表でした。

少人数で濃密な稽古でした。

次回は再来週です。

 

 

Posted by : アトリエ劇研シニア劇団 | シニア劇団星組 | 17:14 | comments(1) | trackbacks(0) | - | - |
人間座で通し稽古をするということ

810 空いろ 担当 土井

10時過ぎより山道と池の場面のスタッフワーク後、11時半から男性陣が来られ、その場面稽古を始めました。

 

1330分から全員で以下を抜き稽古です。

 池の場面からラストシーンへ。再度電車の場面になりますが、大道具の関係でスタンバイする場所が変更し、ラストの並び順も前回とは変わっています。途中下車から特急列車への場面転換の段取りを決め稽古をしました。

 

その他、2つの転換の段取りがまだ決まっていないところがありますが、1452分から通し、1615分頃に終了しました。搬出時間の関係ですぐ片付けを始め、並行してダメ出しが17時過ぎまで行われました。

 

転換をこなすのが精いっぱいで、演技の細かい部分はなかなか観察することができなかったのですが、「本会場で通しをやる」ということの意味を解って頂いている方とそうでない方の違いを感じました。

普段稽古している西部いきセンの会議室では、大道具を使う稽古も役者が舞台袖で早変わりをする稽古もできません。今日人間座に衣装を持ってきて、早変わりの稽古をしたことはとても有意義だったと思います。「これに着替えるのは大変、これならまあいけるか、絶対無理!」などという事を自分でわかった方は、ひとつ安心し、一歩先に立たれたと思います。特に着替えの多い方、特殊な衣装の方はこれからの人間座での稽古を無駄にしないで下さい。先生に見て頂き、その衣装を着替えることに慣れなければ、転換の多い芝居ですから大変なことになると思います。今回は前回よりも着替えるスペースが狭いと思います。

もう一度、転換作業も含め、台本を全体通して読んで、頭を整理しましょう。

来週は西部で11時から男性、13時からは全員の稽古です。

 

 

Posted by : アトリエ劇研シニア劇団 | - | 19:41 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
検証 赤いスイートピー

8月10日 村上クラス 担当:梶川


先週からの続きでテーマソングから小作品を作ります。

まずはどの曲にするかです。

ちょっとした脚本をかかれてきたり。

歌詞とコードの書かれた紙を用意されたり。

そしてミニギターが稽古場に。

めぼしい曲をみんなで歌ってみたりしました。

ミニカラオケ大会です。

さておき、課題曲は赤いスイートピーに。

歌詞は以下。


春色の汽車に乗って海に連れて行ってよ
煙草の匂いのシャツにそっと寄りそうから
何故知りあった日から半年過ぎても
あなたって手も握らない
I will follow you あなたに
追いてゆきたい
I will follow you ちょっぴり
気が弱いけど
素敵な人だから
心の岸辺に咲いた赤いスイートピー

四月の雨に降られて駅のベンチで二人
他に人影もなくて不意に気まずくなる
何故あなたが時計をチラッとみるたび
泣きそうな気分になるの?
I will follow you 翼の
生えたブーツで
I will follow you あなたと
同じ青春
走ってゆきたいの
線路の脇のつぼみは赤いスイートピー

好きよ今日まで
逢った誰より
I will follow you あなたの
生き方が好き
このまま帰れない帰れない
心に春が来た日は赤いスイートピー


この歌詞の世界を創作するか、外側で俯瞰しながら創作するか。

どんな話にするかの選択肢はたくさんありますが。

まずはみんなで歌詞の解釈から。

と簡単に言いましたが、これが難題。

前向きなのか後ろ向きなのか、それすらもわかりにくい。

ネットで検索したらいろんな解釈が出てきました。

若者の恋という感じはしていて、その年代特有のどっちつかずな感じはします。

そういえば曲も明るすぎず暗すぎず。

なんだかこのどっちつかずと言うのがキーな気がします。

いかがでしょうか。


Posted by : アトリエ劇研シニア劇団 | 村上クラス | 16:06 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
恋愛関係を描く。

2018年8月6日 星組担当:梶川

 

今日は創作の前に久しぶりにワークをしました。

創作をする中で、物語の設定を作ることに重きが置かれて恋愛関係の話のはずがその関係性が見えにくいということが

ありました。

関係を表現するためのワークをウォームアップとしておこないました。

 

舞台には椅子に座ったB。

誰かとの待ち合わせのよう。

Aが登場する。

 

A 待った?

B ううん。

A じゃ、行く?

B うん。

A 一言自由に

B 一言自由に

 

二人組で紙を引いて、そこに書かれている関係を演じます。

例えば80代の夫婦とか。

雰囲気を作ることに注力したいわけですが、目線をどうするかやどんな動きをするかが重要になります。

そういった関係性のことを念頭に置いて創作に入ります。

課題脚本は55歳の介護職員が結婚を申し込まれるがためらっているシーン1とそのためらっている事情を描くシーン2からなります。

シーン1での恋愛関係を描きつつ、それであってもためらわざる得ないシーン2があるわけで。

結婚したいという気持ちと、できない状況と。

内側の思いと外側の事情の間で介護士は揺れ動いています。

つまりは葛藤が生まれています。

関係が作れ、物語としての状況ができたなら次はこの葛藤が見えてきたいということでした。

 

 

Posted by : アトリエ劇研シニア劇団 | - | 16:51 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
照明さんの前で通しです!

8月3日 空いろ 担当 土井

午前中は、家族の場面の抜き稽古をし、13時から本稽古です。

冒頭シーン。変更のあった真弓と丸山の動きを中心に。そして中盤、丸山が途中下車をするシーンを。谷口、香、郁子の動線が丸山を巡るように変更し、乗客達と丸山が絡む動きが追加されます。

ふたりが鯉を放つところからラストシーンまでを稽古したあと、今日は照明さんをお迎えし14時53分から通しました。通しです、ノンストップ!4時過ぎに終了しました。

台詞はかなり入っています。ラウンジシーンで何行か台詞が飛びバックしてしまった他はほぼスムーズに流れていたのではないでしょうか。照明さんに通しを見てもらう段階にはなっていたと思います。一番最初の台本からは、かなり変更があるので戸惑われたかもしれません。よりいいものを目指して、もう少し変更があるかもしれません、皆さんよろしくお願い致します。

皆さんの行う転換では、回想シーンでどちらの机を動かすか、ラウンジ終わりに机一台と椅子一脚の片付け、特急列車の椅子のセッティング(スタッフ+4名板付きのふたりと家族ふたり)、以上よろしくです。通しのあと、それぞれの演技について指摘されたダメ出しと共に転換の事ももう一度確認し来週の人間座での稽古にはバッチリいきたいものです。そうです、ここに「衣装替え」も追加されますよ!

Posted by : アトリエ劇研シニア劇団 | 空いろ | 19:08 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
テーマソングから。

2018年8月3日 村上クラス 担当:梶川

 

緊急性についてのワークは先週で一区切りとして、今日は新たなワークへ。

前半はカラオケで歌う歌はなんですかというのでいろんな歌を出して話が盛り上がります。

ネット様々で動画を流してさらに盛り上がります。

話に出てきた曲は以下の画像の通り。

 

なんのために歌の話をしたかといえば、テーマソングから小作品を作ろうというワークです。

というわけでたくさん曲が出ましたがその中から創作する一曲をみんなで決めます。

直感で気になる曲やストーリーが思い浮かんでくる曲を一曲決めて投票です。

まあ票が割れて決まりはしなかったのですが。

なんならこの曲も捨てがたいと復活したり。

7曲に絞られました。

次回までにどの曲で創作をするかを考えてくるというのが宿題になりました。

選ぶためにも候補7曲を聞いたり歌詞を調べたりしましょうということに。

例えばテレビドラマなんかだと、先に作品の内容があって、タイアップでそれに合わせて主題歌が用意されるわけですが。

今回はその逆ですね。

こんな主題歌なら、こんなドラマだろうということかと。

曲からどうドラマを立ち上げるかに関してはまたこれからです。

 

 

Posted by : アトリエ劇研シニア劇団 | - | 17:03 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
変化の兆し。

7月30日 星組 担当:梶川

 

老いらくの恋の創作が続いています。

結婚に踏み切れない理由、悩みや葛藤を考えています。

老いらくの恋ということで、年齢ということもありつつ、その年齢の理由もあれば、全く違うこともあるわけで。

後になればなるほどアイデアが限られてきて思いもよらない悩みが出てくるのかもしれず。

今日はトランスジェンダーゆえに結婚を悩むというアイデアが出てきました。

時間についての考察な気がしています。

変化を求められるが長年培ってきた慣習が邪魔をして変われないということ。

この課題では変化するところまでは課されていません。

変わりがたいという状況とはどんなことかを探っています。

どんな年齢になっても変わらざる得ない状況というのはある気がします。

その変わる瞬間というのはドラマチックなことでしょう。

変化を阻むものを探すことで変化の兆しを探しているように感じます。

Posted by : アトリエ劇研シニア劇団 | シニア劇団星組 | 20:54 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
緊急性についての再考。

7月27日 村上クラス 担当:梶川

 

久しぶりに連想ゲームに参加しました。

与えられた言葉から三つ連想してほかの人に渡すというルールに進化していて。

そして言葉は名詞(単語、動詞や形容詞は不可です)という制限も加わっていました。

例えば、赤と与えられて、「赤、夕日、太陽」と直前の言葉に対して連想をつなげていきます。

これがなかなかに難しい。

三つ目が躓きますね、えぇっととなってリズムが狂います。

または三つ目の連想が二つ目ではなく、一つ目の連想になってしまう(白、雪、雲とか)。

発想の反射神経が鍛えられるのがよくわかりました。

 

さて、引き続き姉妹の脚本を稽古し発表し、それぞれの発表に対しての感想や村上さんからの講評を聞きました。

立ち位置や動きのことが課題として共有できたのではないかと思います。

緊急性ということにこだわっての稽古だったわけで、稽古後に緊急性と目的や動機づけについての違いを村上さんに聞いてみました。

同じことを指しているとのこと。

しかし、緊急性となると何かに追われている状況となるので、行動を生み出しやすいという効果があると。

この動きを生み出すということに村上さんはこだわりがあるのだということはすでに感じていて。

以前、脚本の書き方講座を稽古でされた時にも、どう始まるかを決めた後の展開は役柄が行動を起こしやすい事件を考えるといわれていたように記憶します。

舞台は限られた空間でのパフォーマンス表現なので、動きを生み出さないと伝わらないし面白くないという考えがあるように感じます。

確かに目的や動機では動きにまで至りませんが、緊急となると動かざる得ないわけです。

他の言い方をするなら、目的があってもそれに至る動きの選択肢は無数にありますが、緊急であるならすでに選択は終わって決定された動きが始まっているのです。

行動を決定することがイコール演技ということでという考えです。

無数の選択の前で葛藤することでも物語はつむげます。

ここからはもう、その人の人生観に関わってくるように思いますが。

村上クラスでは決定し行動することを重視していくのではないでしょうか。

 

 

 

 

Posted by : アトリエ劇研シニア劇団 | 村上クラス | 18:41 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
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