50歳以上の方限定のユニークな劇団活動を紹介します。現在は星組と水組の2組に分かれて活動しています。それぞれタイプの違う練習を行い、個性ある公演活動を行っています。
前のひとより一段上がったテンションで

8月18日 空いろ 担当 土井

明日の「ようせい夏まつり」準備で来られない聡君以外は、全員揃っての稽古ができました。

オープニングの発声練習シーンも決まってきました。お客様の前に最初に登場する時は、緊張し、照れくさく、心の中は大変な状態かと思います。が、そんなことはおくびにも出さず、「どやさー!」と自信たっぷりに飛び出しましょう!全員、「私が主役!」です。

 

そのあとはシーン1から「止め通し」で稽古を進めます。

 

ひとつひとつのシーンを丁寧に詰めて行きます。台本には書かれていない、キッカケを作るリアクションの台詞も沢山生まれました。それぞれ自分の場面のご確認、メモ記入をお願い致します。台本に記載されていない、照明や音のキッカケもどんどん指示されます。

 

最初の登場シーン同様、老人会のシーンは発言の度にテンションが上がっていく場面です。前の人の台詞より一段あがったテンションで行く事をこころがけましょうか。それくらいで丁度なのです。盛り下ってしまっては台無しですから。

 

英治郎、順子、良治、聡、家族でバトルする場面が何度かあります。英治郎はポーズを取る以外は硬直しないように。そして何かしら動く、誰彼かまわず殴りかかる状態になります。止まる時は力強いポーズで止まります。それに対するリアクションのポーズは、何をしているか明らかに観客にわかるものにしましょう。何をするかわからない英治郎に対する恐怖がはっきりと見えるように。身体の角度によって観客に訴えるものが随分違います。家族以外の方も含め全員、要チェックです。

 

止めながら返しながら、時間内にラストまでたどりつきました。ラスト、全員が登場します。それぞれが個々のキャラクターをもって、舞台に生きています。台詞はなくても、舞台の上で生きた人間です。登場人物になりきり、泰山木を愛で、周りにいる人と語らい、関係します。(決してメインの台詞を殺さない事はもちろんですが)

最後は、いろいろあった後の、幸せ感を感じました。早く本会場の人間座で練習したいですね。

 

 

 

 

Posted by : アトリエ劇研シニア劇団 | 空いろ | 17:59 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
音きっかけで身体が自然と動く

8月11日 空いろ 担当 土井

本日は通しをする予定ですが、その前にいくつか新たに変更があった箇所を稽古しました。

また、音きっかけで動く、という稽古も。その音がなると身体が反応するようになりますね!

 

冒頭のシーン、ラストの人の台詞を皆で3度繰り返します。

9頁の聡の台詞から英子が去るまで。

10頁の良治「よく食うな」から15頁シーン6の終わりまで。勝代さんが音楽に乗って華やかに登場です。ウメさんと共にキャラクターがはっきりしました。

18頁「おじいちゃん何やってるんです?」から21頁シーン10の終わりまで。

24頁「きれいやな・・」から27頁「あなた起きて」まで。

そしてラストシーン。

14時50分より通しを始め、ラストの変更部分を繰り返しましたが、丁度16時に終わりました。

3人お休みの方がいらっしゃり、3役代役(途中から4役)であたふたとしている間に終わってしまいました。毎週客側から見ていますが、自分がそれぞれの細かい動きを把握していない事が実感できます。周りの方、ご協力ありがとうございました。また、私の台詞のある言葉がきっかけで他の人が動くのに、それをとばしてしまって動けなくなったりもしました。来週3名の方に伝達できるか、ちょっと心配。おさらいします。では、来週、お会いしましょう!

 

 

Posted by : アトリエ劇研シニア劇団 | 空いろ | 19:43 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
冒頭シーンもいよいよ完成

8月4日 空いろ 担当 土井

 

冒頭の発声部分、台本が固まりつつあります。出の順の入れ替えがあるかも、とのことですが、これからお馴染みの「発声の一言」になりそうです。

 

 

今日はいままであまり練習をしていなかった場面を稽古。

華やかな踊りの後に老人会を勧める台詞の部分。台詞が大勢の勢いにかき消されがちなのが心配でした。台詞に皆が耳を傾け、リアクションすることで、ぐんと台詞がクローズアップされました。

英治郎の踊りのフォーカスを観客に向ける事で、ものすごいインパクトを受け見惚れました。他の方もこのフォーカスを使ってください。ばっちり観客の心を掴みましょう!

 

事故から病院、おじいちゃんの死、そして本日台本の変更があったラストを止め稽古した後、最後にもう一度、この部分を通しました。

例えば、ケアマネジャーが朗報を持って来る時、ポイントになる言葉をしっかりと発音しましょう。

暗転を繰り返し無言で進む病院の場面、素敵な場面になると思います。新たに廊下の場面も加わりました。

ラスト、全員が揃うと圧巻です。それぞれの立ち位置もはっきりしました。勿論自分の立ち位置を覚えていて下さい。

 

お休みの方がおられるのが残念ですが来週は通します!出入りが多いのでしっかり確認しておきましょう。

 

Posted by : アトリエ劇研シニア劇団 | 空いろ | 19:08 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
シニア劇団の拠点劇場。

7月31日星組 担当:梶川

 

今週は嘘つきのためのワークはありませんでした。

というのも、これからのシニア劇団についての説明が少し長引きました。

アトリエ劇研は8月末で閉館となります。

これまでシニア劇団はアトリエ劇研を拠点劇場として活動してきました。

そこがなくなるとしてシニア劇団はどうなっていくのか。

ただいまこれまでアトリエ劇研を劇場管理をしていたスタッフたちが独立して京都駅前に小劇場を創設するプロジェクトを始めています。

そのための寄付を集めておりまして、詳しくは下記URLより。

 

https://readyfor.jp/projects/TheatreE9Kyoto

 

この小劇場が完成してもシニア劇団の拠点になるわけではないのですが。

どうであれシニア劇団の活動は継続していきます。

 

大嘘をつくをテーマにした作品づくりを続いています。

今日は家族ものの作品が多かったです。

回を重ねるごとに作品の質が上がって行っているように感じます。

来週はどんな作品が見られるでしょう。

楽しみです。

Posted by : アトリエ劇研シニア劇団 | シニア劇団星組 | 11:55 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
次の動きに行く必然性

728 空いろ 担当 土井

発声練習です。舞台に出た時の勢いで成功か失敗が決まります。

登場は自信を持って「私が主役!」..。

周りの人はセンターの人を立てるフォーメーションを作りましょう

今日は、前々回からの「宿題」で提出した文章を声に出しました。背の高い方の「ひまわり」に、なるほどと。池ピーさんの「スミレ草」は以外でした。

 

今日はシーン1の家・朝の場面からシーン13事故が起こりシーン14の病院に来たところまでを止め稽古しました。

 

近所の人の動きを見れば、観客はトミ子が亡くなった事を察します。死の床の周りでは丁重な動きをするはずですね。だけど時間はそんなにかけられない、という問題もあり、お布団の掛け方ひとつ、畳む段階から工夫します。この場では実際声には出さないけれど、いろいろな台詞が隠されています。例えばどんな台詞があるか想像し、共有します。

 

他もそうですが、家族の場面は特に台詞や動きが変化しています。フォーカスがどんどん変わるのに合わせて、動きながら台詞をしゃべるのは大変ですね。常に相手を感じ、どこから来ても大丈夫でいたいものです。次の動きに行く必然性というものが必ずあります。

 

商店街を行き交う人達が何度か出てきます。それぞれがしっかりと買い物の目的を持っています。あるいは今晩何しようかな?と思って歩いているかもしれません。設定を頭に描いていたら、急に「うちのおじいちゃん見かけませんでしたか?」と尋ねられてどんなリアクションになるか、想像することができますね。

 

来週は8月です。猛暑が続きます。猛暑の中で稽古時間も増えていきます。どうぞ体調をくずされませんように。

 

 

 

 

 

 

Posted by : アトリエ劇研シニア劇団 | 空いろ | 10:59 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
目的と対立と結末と。

7月24日 星組 担当:梶川

 

前回、発声で嘘をつきました。

今週も嘘をつくわけですが、お題としてはお見合いの場で自分を良く見せようと嘘をつきます。

周りも「へえ、そうなんや」と反応しますが、信じたかどうかはその人それぞれで、その反応に合わせて動き立ち位置を変える。

例えば「実は私、38歳」、「へえ、そうなんやぁ」と近づいたり離れたり。

 

先週課題になった去り際別れ際のアクションを生み出すワークをします。

お話の筋があるので、そのお話を追いかけてしまってすぐに決まった終わりに向かっていってしまいます。

つまりは事前の考えに囚われてしまってその場を生きていない状態になる。

舞台上に脚本家はいらなくて、役者として演じることが求められます。

というわけでワークです。

ABCの三人がいます。

AはBに嘆願します。

Bはそれを拒否します。

Cは二人の仲裁役をします。

立ち位置を変える。

ABCの順番で基本一手ずつ相手の動きに合わせて動き立ち位置を変えていきます。

発展していってどんな終わりを迎えるのか、結末まで作ることを目指します。

 

脚本創作の段階で全ての筋を決めてしまうので、そこに向けての進む事を考えて段取り芝居になってしまいます。

ならばそれぞれの役柄の目的と対立理由だけを用意して、どんな結末に向かうかは立ち稽古をしながら見つけていくのが良さそうです。

見ている側からの視点をもつならば、思いもよらない展開が繰り広げられることの方が面白いわけです。

つまり先に結末がわかってしまうならば、退屈になっていきます。

例えばお金を拾った人とその持ち主がお金の所有権についてもめているというシーンだとします。

脚本としては拾った人が持っていくとなっているならば、逆に持ち主は絶対に持っていかせないと見ている側に思わせるアクションを強く演じる必要があります。

なんなら拾った方が返してしまうだろうと思ってしまうところから始めて、どう覆すか。

覆すためにはそれだけのエネルギーが必要で、エネルギーはアクションから生まれます。

面白さは最初の状態と覆ったあとの状態がどのように変化したのかということ。

その変化に落差があればあるほど面白いシーンになっていくということでしょう。

 

Posted by : アトリエ劇研シニア劇団 | 銀宴 | 19:31 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
輪郭に少しづつ色付けを

7月21日 空いろ 担当:土井

発声練習で今回は「ア行」ならア行で始まる文章を作って頂きました。声を出す人は舞台ツラの中央に立ちます。声は「お腹(腰)で客を掴む」事をイメージします。

人間座の舞台は客席が近い、その客席前列から後列にかけてぴったりと届く声が出れば、と思います。

 

 

これまで、まず芝居の「輪郭」を掴んできました。これからはこの輪郭の中に色を付けたり、細かいディテールを書き込んでいきます。

今日は最初の家族の場面から出来るところまでを「止め通し」で稽古しました。

 

家族の朝は慌ただしい。もっともっとテンポアップ!その上で細かい動きが追加されます。

朝、不機嫌で我儘な夫と息子の面倒を見ながら、自分も急いでいるのに口うるさい舅の言う事も聞かなくてはならない順子は大変です。姑の優しさが身に沁みます。少しずつ動作が加わったり、身体の向きが変わったりして、よりリアルな朝の様子が見えてきました。

 

トミ子が倒れた後、仲良しだった近所の人達が家に集まって来ます。そして家族が次々に帰宅します。倒れたトミ子に初めて接する時、どんな感情になるのでしょうか。とても信じられず、現実をすぐには受け入れられません。

 

老人会の場面は、歌と踊りの練習を繰り返す間、家族は別室で自主練習です。老人会オープニング、大事なのは思い切って声を出して歌い、決めるところは決め、決めた後もハイテンションをキープすること。踊り後半の出だしがなかなか揃わないのですが、歌詞と歌詞の間の「ン」を捉えると上手くいくようです。順子とのやり取り後、英治郎をそそのかして踊らせるみんなの動きや掛け声もこれから作って行きたいですね。

よほど老人会が楽しかったのか、英治郎は聡の事を老人会メンバーと勘違いし、踊りを誘いかけますが逃げられます。

 

順子と勝代の電話での会話の間中、英治郎とウメは仲良くしているのですが、2組は関連しあいながら台詞や移動のキッカケを掴みます。

 

 

 

 

最初の幻覚の場面を抜き、25頁、英治郎がまた幻覚を起こし良治と乱闘になる直前までを止めながら通しました。今日は発声の言葉の「宿題」提出日でしたね。来週、どんな言葉が咲き乱れるのか非常に楽しみです。

 

Posted by : アトリエ劇研シニア劇団 | 空いろ | 18:25 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
作為的な負荷。

7月19日 銀宴 担当:梶川

 

小屋入り直前、最後の稽古となりました。

スタッフさんも来られておりますが、通し稽古ではなくシーン稽古をしております。

月曜日の自主練習に田辺さんも参加せれて、その時にできなかったシーンの稽古となりました。

明日はスタッフさんの舞台設営、明後日の夜には公開ゲネプロです。

公開ゲネプロまでには役者さんの演技と音響や照明変化のタイミングを合わせる場当たりをおこないます。

何が言いたいかというと、シーン稽古によって新たな段取りやなんなら台詞の追加もあります。

稽古する時間はないわけでみなさん戦々恐々とされていますが、田辺さんは作為的に負荷をかけたのでは勘ぐっています。

あえて負荷をかけることで、新鮮なまま舞台に上がってもらうという狙いなのではということです。

ただ本当に作品を良くするための演出という可能性もありますが。

どちらであれ作品はまだまだ向上していきます。

 

Posted by : アトリエ劇研シニア劇団 | 銀宴 | 15:17 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
別れ際とストップモーション。

7月17日 星組 担当:梶川

 

発声の時好きな一言を言いますが、今日はそこで大嘘をつきます。

そしていつもならその一言を繰り返しますが、今日は「へえ、そんなんや」と。

言葉としては決まっていますが、言い方はそれぞれ。

つまりは大嘘に対するリアクションとして声を出していきます。

前回は嘘をつく側のワークでしたが、今回はそれをどう受けるかということでした。

 

先週に練習していた作品を発表です。

大金の入ったカバンを拾った結婚前のカップルと落とし主。

このお金は神様からの贈り物と嘘をつく。

娘を誘拐された母が犯罪組織に嘘をついて入り込み娘を助け出すまでの話。

同性愛の結婚で相手のことを思って結婚できないと嘘をつくが、その後に嘘をつかれた方は自殺する。

その一部始終を見ていた友人は自分も同性愛であることを隠しているのを恥じ入りカミングアウトする。

発表を終えて細見さんからの提案。

キャラクターたちの去り際、別れ際のアクションをふくらませよう。

例えば退職金を奪われるとなったらもっと追いかけるだろうし、追いかけられたら、さらに逃げていって。

そこにアクションが生まれる可能性があって、アクションが生まれればよりキャラクターも見えてくる。

そしてラストをストップモーションにすることになりました。

最後のカタチが決まると作品が何が言いたいのかがお客さんに伝わります。

これらを踏まえて別の人の作品の創作に入り、今日は練習までで終了。

発表は来週です。

Posted by : アトリエ劇研シニア劇団 | シニア劇団星組 | 17:49 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
相手を意識する

714日 空いろ 担当:土井

先週から宿題になっている「花がらみの一言」。既に何か一言が出来た方はそれを使って声を出します。次に女性だけで、花を育てたり、種を蒔いたりといった仕草をしながら声を出します。台詞は観客フォーカスで、顔は客席に向きます。ひとりひとりの動きを続けて見ていると何をしているかわかるのですが。きっと皆さん、自分の好きな花を育てているのですね。どんな花なのか興味があります。

花に関する言葉もいくつか出てきました。「花」という言葉からは美しい、華やかで今がさかり、可憐、といったイメージを連想させますが、反面「仇花」とか「綺麗な花には棘がある」とか「櫻の木の下には・・・」とかいった負の言葉もありますね。綺麗だからこそ「毒」に変化する可能性があるのでしょうか。

 

トミ子が倒れ通夜に至るまでの場面を抜き稽古。出入りの順番など段取りの変更がありました。椅子の形も変わり、転換の動きも変化しました。外舞台(家の周り)を使い、職場から駈け込んで帰ってくる順子が表現されます。

 

 

 

その後、今日は老人会の場面と家族の場面、2室に分かれて稽古しました。老人会場面、だんだん良くなっています。順子への働きかけや英治郎への踊りの誘い、相手を意識し人と絡むことを考えて演じます。大勢が騒いでいる中で順子達に語りかける台詞の声と印象が弱いですね。発声練習では充分大きな声が出せるのだから大丈夫です、自信を持って台詞を客席後部に届けましょう。


踊りの途中の「一瞬」や、最後の「決め」のポーズが決まってきました。遠慮せず大きな声で歌うともっと素敵です。

電話でしゃべる場合、直接言葉を相手にかけるのではなく何を言っているのか観客に語りましょう。電波を通して話している感じ、ですか。

前の通路は道路であったり病院であったりします。つまり家以外の場所はほとんど通路で行われます。舞台にはラインがあるだけ、演技だけでそこが家の中とは全く違う場所であることを表現します。

 

1455分から、順子と英治郎を入れて老人会シーンを合わせた後、

1510分から16時まで、シーン14の病室場面直前まで通すことが出来ました。

来週発表される皆さんの「一言」が楽しみです。どんな言葉が出て来るでしょうか。そしてそれがどんな場面に繋がっていくでしょうか。

 

 

 

Posted by : アトリエ劇研シニア劇団 | 空いろ | 11:29 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
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