50歳以上の方限定のユニークな劇団活動を紹介します。現在は星組、銀宴、空いろの3劇団で活動しています。それぞれタイプの違う練習を行い、個性ある公演活動を行っています。
場面にメリハリをつける

615 空いろ 担当 土井

台本が何箇所か変更しています。まずはその確認をし、今日も最初から止め稽古。

実は月曜日に人間座で男性二人の場面を稽古し、本日も11時から13時まで男性だけの稽古をしました。隣の事務室にも声がよく聞こえてきました。あのテンションで16時まで大丈夫かなあと心配になったほどです。

 

丸山の独白の設定が変更し、きっかけ音も更に変更しています。台詞も追加もあり削除されたものもあり。より良いものを求めてどんどん進化しています。満員電車の場面の動きもスムーズになってきました。今一度気をつけることは、常に満員電車に乗っている状態を保つこと。電車を降りた途端に素に戻って、ゆるーく歩きだしては台無しです。

 

今日は真ん中の満員電車の場面までを。各場面にメリハリをつける動きが加わります。

丸山と谷口のやり取り、丸山と薫、そしてそこに絡む郁子やみちのやり取り、回想シーン、他にもたくさんありましたが、動きが加わる事で場面がぐっと引き締まり、リアルな情景が見えてきました。

 

 

Posted by : アトリエ劇研シニア劇団 | 空いろ | 19:29 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
テンションをあげる

68 空いろ 担当 土井

今日も冒頭のシーンより進めて行きます。動きのきっかけになる音が変わったり、全員のリアクションや立ち位置がちょっとずつ変わったりとどんどん進化します。せっかく覚えたきっかけ音ですが、新しいきっかけ音にも柔軟に対応されています。

 

それぞれが作った文章を順に言う場面は、前の人よりテンションを上げ勢いを増します。

台詞のやり取りでどんどん感情がエスカレートしていく場面の多いこと!多いというか、殆どがそうではないでしょうか?今のところ、まだまだエネルギー不足のようです。相手の台詞の語尾より少しでも高い音で、強い音で言おうと肝に銘じてやってみましょうか。

 

タイトルは「The Railwey」、敷かれたレールから逃れられない、と思っている私達の姿が見えます。

丸山の家では、積もり積もった父への不満を爆発させる娘や、いつも裏にある思いを発散できずに精神不安定になっている妻がいます。ここに自分の世界観で堂々と威張っている母が出て来る事で、緊張した空気が緩みます。妻にとっては煩わしい相手なのですが、このキャラクターはなかなか「おもしろい」役柄です。思い切って偉そうに演じて見てください。

この家の場面、同時に2人ずつ2組で会話しつつ絡む、という難しいシーンがあります。1組の会話だけでも難しいのですが、それが2組絡む・・・何度も何度も練習あるのみでしょうか。

 

ラウンジ場面で先生から「陰気臭い店、行きたくない」と言われました。ここはしみじみ飲む店ではありません。小川たちの言葉に毎回全員が「わー、すごーい!」「きゃー、すてきー」と反応して盛大なる拍手を送って明るい店にしましょう。

 

喪服の客もしんみりしているのではなく興奮状態で会話しています。

 

 

 

 

 

Posted by : アトリエ劇研シニア劇団 | 空いろ | 17:53 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
お芝居のレシピ。

6月8日 村上クラス 担当:梶川


今日は村上さんから一枚ものの脚本が配布されての稽古となりました。

お姉ちゃんが妹の服を勝手に着て外出しようとして、妹が返してと、姉がアイス買ってくるからと、いらないと言っているが、段々とアイスのグレードが上がって最後には快く妹が姉を送り出す。

脚本の立ち上げを通して脚本についての話が村上さんから。

曰く、脚本は料理におけるレシピだと。

同じレシピを見て同じ食事を作っていても、できあがりは変わってきます。

でも料理としては同じものを作っていると言えるわけで。

食材に関しても卵なら卵でスーパーで売っている卵だろうが、農家で直接買った卵だろうが、そんなことはレシピには

書かれていません。

同じように脚本でもセリフは書かれていますが、それにどんな演技を持ってくるかは書かれていません。

そして大まかにレシピの手順を抑えておけば少々やり方や味付けが違っても料理は完成します。

セリフも扱いとして同じで、意味内容が変わらなければ、少々言い回しが変わってもシーンは成立します。

あくまでも村上さんが脚本演出するときの話で、人によってはセリフを変えないようにと言われることもありますが。

今日の脚本もセリフのやり取りとしてはしっかり書かれているわけですが、大まかなシーンの流れとしては上記の説明のとおりで。

この流れがレシピになるので、この展開さえずれなければ何をどう言うかは柔軟に演じることができます。

何ならこのやり取りは妹が軟化していくところにユーモアがあるわけで、それさえ実現できるならと言うことも言えるかもしれません。

来週も継続してこの脚本稽古が続きます。




Posted by : アトリエ劇研シニア劇団 | 村上クラス | 14:09 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
雨降りの稽古。

2018年6月6日 銀宴 担当:梶川


近畿が梅雨入りしました。

窓外は雨模様です。

作品の設定のように雨音の中の稽古となりました。

雰囲気が出ています。

舞台セットの扉代わりの木の枠が届いたり、音響さん照明さんが来られたり。

衣装合わせもしました。

だんだんと本番が近づいているという、これまた雰囲気です。

スタッフさんが来ていますから、脚本を離しての通し稽古となりました。

セリフの抜けなのか、やり取りのあいだに生じるちょっとしたノイズのような間が気になるところ。

口に馴染んでセリフが出てくるようになれば解消されることもありますが。

ではないところでのノイズかもしれず。

少し気にしながらの稽古が必要かもしれません。

いろいろなところに演技的な工夫がなされているのは伝わってきて。

だからこそノイズが目立ち始めたというところです。

見えてきたからこそノイズを処理できるのです。


Posted by : アトリエ劇研シニア劇団 | 銀宴 | 16:45 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
老人ホームを演じる。

2018年6月4日 星組 担当:梶川


老人ホームを舞台にしての入所者さん同士が対立するというシーンの創作をしています。

モノローグの稽古も並行して。

みなさん様々な対立するトラブルを考え出して発表されていきます。

そのトラブルのアイデア自体も興味深く面白いです、ともにみなさんの演じる老人ホームの入所者さんが魅力的です。

特に老人を演じようということがあるわけではないのですが、しっかり老人に見えてくる。

例えば口をずっとパクパクして座っているというのが、なんとも言えずそれらしく見えてくる。

何を言うかとかその言い方とかは普通で喋っていても、ふとし行動で老人に見えてくるわけです。

その行動を探していくというのも面白いかもしれません。

だいたいみなさんが対立のシーンを作り終えまして、細見さんから続きのシーンの創作課題が。

対立した入所者の関係を変化させる、和解させる事件を考える。

そしてシーンの中で歌を歌うこと。

和解することを想定していると対立が弱くなります。

なので、現段階では和解しなさそうな関係の入所者になっています。

さて、どうやって和解させるのか。

来週まで宿題です。

Posted by : アトリエ劇研シニア劇団 | シニア劇団星組 | 15:29 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
満員電車の中のリアル

61 空いろ 担当 土井

先週の人間座での稽古で、流れが掴めたでしょうか?今日は最初の場面から細かく詰めていきます。音と合わせて、動きにも細かい指示が出ます。道具の配置なども試行錯誤しながら前回と変えてやってみます。場面が全く違う環境にドンドンと変化するので、その流れと順番を頭に入れなくては、と痛感します。

 

満員電車に乗り込む乗客のリアルな身体の状態を再現しましょう。皆さん、最近は電車に乗るたび芝居の事が思い浮かんでくるのではないでしょうか。京都では満員電車に乗ることが少ないかもしれませんが。揺れたり止まったり動いたりする電車に身体を合わせるだけでなく、1乗客の台詞や動きに対するリアクションもあります。それが芝居でありつつリアルに行う事の難しさ。名前のない乗客達ですが、それぞれにキャラクターがある事がわかります。そしてまた、「満員電車」というひとつのキャラクターを全員で作っているわけでもあります。

 

回想シーン1は「掃除の時間」で行うことになりました。基本練習の時にとても印象的な「中学生の掃除時間」がありました。中学生をとても自然に演じていました。

 

例えばお葬式帰りの乗客・・・等、いろいろな役をすると思いますが、登場した時から、そのキャラクターがはっきりわかるようにもなるにはどうしたらいいか、今回も考えて来て下さいね。先週に比べ、自分達で細部等いろいろ考えてこられているのがわかります。

 

 

Posted by : アトリエ劇研シニア劇団 | 空いろ | 17:56 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
プロットの作り方。

6月1日 村上クラス 担当:梶川


今日は連想ゲームのあとに脚本のプロットの作り方についての座学をしました。

村上さん流の脚本創作術講座です。

良し悪しは横に置いて、とにもかくにもあらすじを作る方法です。

コツはここでは言及しません。

村上さんの講座に参加するなり直接に話を伺ってもらうとして。

基本の話だけここに。

王道、スタンダードの話で行くと物語とは変化のことです。

ジュブナイルストーリーとかがわかりやすいでしょうか。

少年がいろんな冒険を経て成長するということ。

物語のはじめと終わりで少年に変化があるということです。

この変化をどうつけるかというところに物語の魅力があるわけで。

変化をさせるために事件が起こります。

その事件の中で主人公に悩み起きたりや選択が迫られたりで葛藤が生まれます。

その葛藤を何かしらの行動で乗り越えます。

この事件の発生、葛藤、乗り越えるの繰り返しで物語は進んでいき最後に成長して終わるということです。

始まりや事件、葛藤、解決、終わりの一つひとつがプロットの要素になっていきます。

これを簡単に作る方法の提案でした。

また場所と人物について、平田オリザさんの演劇入門からの引用を。

場所にはパブリックとプライベートがあり、半パブリックが物語を作るのに向いている。

人物には場所に対しての内側の人、中間の人、外側の人とあり、3:1:2くらいの割合で配置すると話を進めやすい。

なぜそうなのかという詳しい話は本を読んでいただければ。

脚本術がわかることは役者さんが脚本を読み解く手立てが増えるというこで。

大変興味深い稽古でした。








Posted by : アトリエ劇研シニア劇団 | 村上クラス | 12:23 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
孤独という贅沢。

2018年5月30日 銀宴 担当:梶川


脚本が離れ始めました。

シーン稽古と通し稽古を繰り返しての創作を続けています。

だんだんと演技についての探求に向かい始めてきています。

やり取りが日常と同じようなことになっているか、そんなことにこだわっていくわけです。

日常とはどんなものだろうと周りを眺めるなら、もはややり取り自体が求められていないように感じます。

スマフォを見たり、イヤホンで耳をふさいだり。

やり取りをしたところでどこか不自然さを感じてしまうのは私だけでしょうか。

話はそれて、昔は音読しかできなくてある時期に黙読がされるようになった時に周りから奇異に見られたという話があります。

なんだかスマフォと黙読に共通点を見出します。

全体から個に向かってきたのではないか。

孤独になることは贅沢なことなのではないか。

そして便利なものが増えて、贅沢な孤独を手にできるようになった。

それ故に日常のやり取りが不自然に感じられるようになってくる。

日常のやりとりと言ってみたところで、それはどういったものなのか。

話として筋が通っていないし印象でしかありませんが。

もう少し考察していきたいところですが。

だとして、なんとなくひととの繋がりみたいなことは今作にも扱われている気がします。

稽古を見ながらそんなことも考えていけたらと思います。








Posted by : アトリエ劇研シニア劇団 | 銀宴 | 16:36 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
自分と他者。

2018年5月28日 星組 担当:飯坂

 

今日はストレッチの次に、「アイコンタクト」というものをやりました。

みんなで円形になり、自然に目が合った二人が前に歩き出します。中心をとおってすれ違い、相手がいた位置まで目を合わせたまま歩きます。

次は、途中で一緒にジャンプをしたり、目が合った人と一緒の感情で歩いたりしました。どちらが先導するかは決めません。一見難しいように思えましたが、皆さん相手の目をしっかり見て、ジャンプするタイミングや、相手の感情を読んでいました。

 

次は先週の続きで、お客さんをしっかり引き受けてモノローグを喋る稽古をしました。

衝動買いをしてしまうこと、性格を変えようとワークショップにいったこと、英語の勉強をしていること、髪を明るく染めたこと。

皆さん堂々と舞台に立ち客席を見て、自然に言葉を喋るので、とても引きつけられました。

 

しかし次は、「老人ホーム」という場面設定が加わり、個性的なBさんに振り回されて困ってしまうAのモノローグを喋ります。

一つ目のモノローグと違うところは、「老人ホームに入って〇年目の〇歳」という設定があるところです。一つ目は自分のままで喋ることができましたが、二つ目の方は役を演じながらお客さんを引き受けて喋らなければなりません。

そしてAとBの喧嘩のシーンもあります。喧嘩はただ主張すればいいのではなく、相手の一手に腹が立つから自分も一手を出す。その一手に相手が苛立つからまた一手が出る…というように、相手とのやりとりがなくては喧嘩は成立しません。

 

どのように役の性格をつくるのか?どのように相手と関係をつくるのか?どのようにまわりを巻き込むのか?そしてお客さんのことも忘れてはなりません。

これは最初にやった「アイコンタクト」のワークがとても大切なのかもしれません。

台詞で喋らなくても相手の目を見て呼吸や感情を読み、それに応える力。そしてそれをお客さんに見せる開かれた身体と意識。

 

次はどのようなモノローグがうまれるのか、とても楽しみです。

Posted by : アトリエ劇研シニア劇団 | シニア劇団星組 | 11:16 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
人間座にて

525 空いろ 担当 土井

今年度初めての人間座での稽古です。12時半から舞台を作り、13時半から16時半まで稽古。

発生練習のあと、台本の変更場面を読み合わせ、冒頭より順番に、止めながら通しました。音も入りました。

 

ブラックボックスの中では満員電車で人がぎゅっと固まっている様子が浮かび上がり、とてもいい感じが出ます。

会社のキビキビとした動きを、ホールいっぱい存分に動いてみました。

各場面の舞台のイメージがつかめたでしょうか。早い時期に舞台稽古が出来て良かったと思います。

自分が「どこにはけるか」確認し、衣装を着替える事も想像出来たでしょうか?

池に鯉を放つ場面で終わりの時間が来ました。あっという間の3時間です。

今日お渡ししたエピローグの台本の中で、それぞれに入れる言葉を考えて来てください。未来に向かう言葉は、過去をたどるプロローグに呼応します。

 

 

 

Posted by : アトリエ劇研シニア劇団 | 空いろ | 19:17 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
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