50歳以上の方限定のユニークな劇団活動を紹介します。現在は星組と水組の2組に分かれて活動しています。それぞれタイプの違う練習を行い、個性ある公演活動を行っています。
動きのテンポを意識化する

2月16日 空いろ 担当 土井

演劇フェスティバルの感想から、大きな劇場で相手フォーカスの台詞を遠くの観客にも届ける為にはどうしたらいいか?という話になりました。そこで相手と観客の二方向を意識しての発声練習です。観客と共にいる、という意識を持ち、エネルギーの出し入れにも気を使います。

 

 

さて今日は、動きのテンポを意識化し、「ある場所のある時間帯」をグループで表現。身体のテンポは時間帯によって違うものです。午前7時半のスターバックス、マクドではなくスタバだとわかるのは演る方も見る方も普段からよく観察しているという事ですね。あくび、急いでいる感じで朝という事がわかります。仕事前の感じが出る動きも考えてみましょう。後半、電車の中ということは身体の揺れを使って表現する事ができます。友達同士で終電に駈け込む、酔っぱらっている、という事で時間がわかります。ちなみにぶらさげていたのはお寿司だそうです。

 

次に一人ずつ「部屋から出てきて家を出るまで」を演じます。何時頃にどこへ行くのか、かかってきた電話は何処からか?職業や家への思い・・・説明的な動きはしないように。電話を切った後のリアクション、立ち止まる、座るなどの「間」に心情が滲みます。

行先は・・・2週間の海外旅行、病院、お葬式、水商売出勤前の同伴、別居中の夫と会う、面接と。

電話はいつかかってくるかわかりませんが、それぞれに臨場感があり、リアルな対応でした。

 

 

 

 

次に3人で即興です。

家の近くまで来たAの浮気相手から家に来たいという電話がかかり、妻(夫)と子供を家から出そうとします。外出の為のお小遣いをあげるといっても2人はなかなか外に出ようとはしません。そのうち玄関チャイムが鳴り・・・。Aの狼狽や焦りが見どころです。「早く出て行って」ということを手で表していいのです。2チームともついに家族は外出せず、後半のチームはAが出て行くことになりました。

 

 

 

 

 

Posted by : アトリエ劇研シニア劇団 | 空いろ | 16:04 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
左右対称の鏡、事件の起こる場所。

2018年2月14日 銀宴 担当:梶川

 

漫才稽古は一区切りで今日からは新たなワークです。

銀宴では初のエチュード稽古。

漫才であれ何であれ脚本があり文字から始まります。

演技は自分だけでなく相手と影響されながら、それらのトータルでできあがります。

相手を見て演技を創作するという課題でのエチュード稽古に取り組みます。

アドリブができるようになろうということではなくのワークです。

最初は鏡のワーク。

二人ペアで互いに向き合って鏡のように真似をしていきます。

リーダーとフォロアーを作ります。

目指すところはどちらがリーダーかがわからなくなるところまで。

みんなの前でやりながらどうすればうまくいくかをシェアしていきます。

さらに発展して鏡から左右対称の動きにします。

そこにはズレがあるということです。

加えてリーダーと動きを田辺さんの手の合図で変更していきます。

一回手を叩いたらリーダが交代、二回なら動きが変更、三回ならどちらも変更。

いろいろなルールがゲームとして追加されていきますが、これは演技創作も同じでセリフや相手役との段取り、シーン全体の設定。

それらのルールが複雑に折り重なって一つのシーンができあがります。

こういったゲームというかワークというかをやっていて感じるのは、間違えないようにと真面目にやっていると間違いやすいし面白くなくなるなと。

少しくらいずれてもいいやくらいの気楽な感じな方がごまかせるし見ていて面白く感じる気がします。

舞台に立って演技をするとどうしたって緊張してしまいます。

でも見ている側からすると緊張していない演技のほうが見ていて面白いわけで。

セリフなり段取りなrルールが複雑になってもいかに気楽でいられるか。

いっそできないことはできないと開き直って舞台に立ったほうが面白いのかもしれません。

 

後半はエチュードが始まります。

場所が公園ということが決まっていて順番に人が登場します。

前の人がだいいた何をしているかが見定まったら、それを受けるなり何なりして次の人が入ってくる。

全員が登場する前では会話はありません。

最後の一人が入り、「公園」と客席に投げかけます。

誰かに話しかけたら会話をすることができます。

何を事件とし、それをどう発展させるか。

問題を解決してしまうとそこで終わってしまいます。

いかに事件に絡んでいくか。

最初にしてはうまくいったので、次は場所を決めずにだんだんと全員で共有していく。

同じくで前を受けて見えてきたものを最後の人が場所を宣言してやりとりがはじまります。

スイミングスクールでプールの中に毒物が入ってしまったと。

ここでもその事件をどう発展させるかが注目されます。

エチュードとなると良い悪いでなく面白いかどうかが課題になるように感じます。

判断基準が舞台上から客席に、演じ手から観客に委ねられている。

銀宴の作品の主眼がコメディであるからには、面白いためには何が必要かを分析することは重要です。

脚本を読み解いて面白さを見つけるワークとともに、もっと直接的に舞台上に何が起これば面白いかを課題とできるエチュードの稽古もこれから必要になるのではないでしょうか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Posted by : アトリエ劇研シニア劇団 | 銀宴 | 15:56 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
役者の準備。

2018年2月7日 銀宴 担当:梶川

 

いとこい師匠の漫才のコピー後半戦です。

先週は急きょのお休みとなりました。

先々週には次回の稽古内容は伝えられ、脚本も渡されておりました。

事前に練習というか準備をしようと思えばできる状態でした。

役者の準備とはなんだろうと疑問に思います。

今回で言えばセリフを覚えておくとか、動画を見て声のスピードや高低、相方と比較したときの声の大きさ、位置関係、視線を分析するということ。

今日のワークでは特に音楽として台詞をとらえることが課題になっていました。

はっきりした課題のもと、もしくは決まった配役のもと演技を考えることは大切です。

それとは別に役者である準備というのがあるように思うのです。

配役があろうがなかろうが、公演があろうがなかろうが、関係なく役者としてあるということ。

つまりは普段の生活の中で役者の準備はなされていくと考えます。

なぜならば自分のこの体を使って人間の営みを再現していくのが役者ということではないでしょうか。

であるとして、漫才をコピーするとなっていろんあ観点をもって動画を見ていくわけですが、普段からコピーするとまではいかなくても、他人の挙動に対して関心を持っていたならば、その関心の向かわせ方が動画を見る手がかりになるかもしれません。

何を持って役者であるかというのは難しいものがありますが、ただ普段の生活の中に役者としての糧になることが隠れているように感じます。

 

 

Posted by : アトリエ劇研シニア劇団 | 銀宴 | 15:51 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
新劇団設立のための演劇講座

 

京都を拠点に活動するアトリエ劇研シニア劇団の稽古を体験できる講座を開講します。

劇団活動に興味が生まれれば、そのままシニア劇団へ入団することもできます。

健康と若さを保ちたい方、新しい趣味や楽しい仲間を作りたい方、舞台に立つ快感を味わいたい方にオススメです。

様々な経験をもつシニア世代だからこそできる豊かな表現があります。

少しの勇気で飛び込めば、新しい世界が広がります!初心者でも全く問題ありません。お気軽にご参加ください。

 

[  体 験 講 座  ]

日 時:4月6日、13日 15時〜17時 両日金曜日

※稽古後に新劇団の活動の説明会をおこないます。

対 象:50歳以上で原則として2日間通しで受講できる方

会 場:左京西部いきいき市民活動センター

受講料:3000円(2日間通し)  ※1日受講は要相談。

申込み:右下の申込先にお名前・年齢・連絡先を伝え応募。

申込締切:4月5日13時まで(締切後に開講有無を連絡します)

 

[  劇 団 活 動  ]

練習日程:4月27日より 毎週金曜日 15時〜17時

対  象:50歳以上。心身共に健康で概ね全ての稽古に参加できる方。経験不問。

公演予定:1年に1回の公演(新作)を予定。

費 用 等:入団費6,000/練習費6,000 +公演参加費

定  員:16名まで(講座、劇団ともに8名以上で開講)

 

 

[   講 師プロフィール  ]

村上慎太郎(むらかみ しんたろう)

劇作家、演出家、俳優。 2005年、京都造形芸術大学 映像・舞台芸術学科在学中に 劇団「夕暮れ社 弱男ユニット」を立ち上げる。 2008年、次代を担う新進舞台 芸術アーティスト発掘事業「CONNECT vol.2」(主催/大阪市)にて大賞を受賞。2013年 には、高槻市現代劇場にて新進演出家に選出された。

 

[  問い合わせ・申込先  ]

特定非営利活動法人 劇研

住所:〒606-8235

京都市左京区田中西春菜町7-2在り5号室

電話:080-2435-8484(平日10時〜17時:担当 梶川)

メール:senior@gekken.net

Posted by : アトリエ劇研シニア劇団 | 新人募集情報 | 17:48 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
ラスト稽古。

2018年2月5日 星組 担当:梶川


実は2日前に二回目のホール稽古をしました。

90分の中である程度の舞台仕込みをしてバタバタと通し稽古をして解散。

というわけで今日はその時に見えてきた課題を細かく丁寧にシーンごとに区切りながら再調整しました。

そして最後の通し稽古。

次は小屋入りしてのスタッフさんとのきっかけ合わせですから、シーンごとに止めながら、何ならきっかけのないところは飛ばしながらになります。

あとは本番です。

楽しみでしかないです。

ご期待下さい!

Posted by : アトリエ劇研シニア劇団 | シニア劇団星組 | 17:41 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
物語りを繋ぐ

2月2日 空いろ 担当 土井

ストレッチ、発声練習で寒さに縮んだ身体をのばします。

さて今日は「何かを聴いている」表現から。「聴く」のは「見る」より難しいようです。

「何もしないで聞く」

ただ聴くことに集中し、余計な説明的な動きはつけません。

 

 

「講義」、「鳥の声」、「ジャズ」を聴きました。ちゃんと聞かずに隣の人とおしゃべりするのも、講義を聞いている感じです。難解なジャズをイメージしたらクラシック音楽に見えました。音楽を聞いて寝てしまう事もありますね。

 

次に「ある事情で沈黙している」様子を表します。

沈黙せざるを得ない事情が伝わるように。

 

手術室の近くでは家族のフォーカスが手術中のランプに合います。

借金取りにおびえる家族は、来た時に揃って「あっ」と玄関口を見ます。

離婚届は夫婦のそれぞれ無言の押印と無邪気な子供の登場で。

 

この沈黙の設定から、台詞をつけて話を続け「明日があるさ」というテーマになる話を続けます。

ここに更に「大笑いする、何かを取り合う、ジャンプする」という3つのミッションがあります。

 

 

この条件で先ほどの沈黙から物語を繋いでいくのは至難の業なのですが、皆で考えたら繋いで行けるものですね。全く違った方向にブラックユーモアで展開する「手術室」、涙を誘うが延長線上に明かりが見える「借金取り」、元の鞘に収まるどころが三人共に新たなパートナーと一緒になるという結末の「離婚届」・・・でした。

 

 

 

 

Posted by : アトリエ劇研シニア劇団 | 空いろ | 17:23 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
慣れから抜け出す。

1月29日 星組 担当:梶川


本番が近づいてきました。

稽古場には程よい緊張感が流れております。

段取りの変更などもありつつ、問題は自分にセリフがなくて周りで話の流れを見ている時。

すでに何度も稽古をして先がどうなるか知っているから今起きている事件に対しての反応が薄くなっている。

要は芝居に慣れてきてしまっているということ。

再度、細見さんから欲しい反応が提示され、慣れから抜け出すことを目指します。

舞台上では常に新鮮に。

壊しては作り直しの繰り返しです。

Posted by : アトリエ劇研シニア劇団 | シニア劇団星組 | 16:19 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
場面を強化する

1月26日 空いろ 担当 土井

今日は会議室2で稽古。

とても寒いので、カーペットに寝転がり充分にストレッチを行います。

 

さて、「場面を強化する」という稽古です。

2人組みになり、「何処か」を表現します。見ている人が「何処か」を察知しキャラクターを付け加え、どんどん先の人達に絡んでいきます。

これは何処かすぐわかりますね。

 

 

これはどこでしょう?キャラクターと共に第一の場所以外の場所も考えて、組み込んでいきます。

例えば待合室や廊下・・・。

 

 

受付のようです。何かをなめる動作でどこの受付かわかったようです。

 

何故か皆がすぐ集まった場所があります。2人の部分にあまり多くのストーリーを作らない方がいいかもしれません。臨機応変に登場してくる人物の動きに対応する所に面白みがあるのですね。実際やってみて、こんな短い話の中にも性格が出る事に気づきます。

 

次は4人で場所を表現しつつ、4人のパワーバランス(今日は10,10,5,1)を表し、尚且つ「何かが無くなる」という要素を入れます。キャラクターの立ち位置、「ポジション」も大きな要素です。

 

 

 

Posted by : アトリエ劇研シニア劇団 | - | 18:34 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
コピー漫才

2018年1月24日 銀宴 担当:梶川


漫才稽古が続いております。

そして今日はいとこい師匠の鍋の漫才再び。

すでに見本がわかっている状態での稽古になります。

演技の(伝統芸能もしかり)稽古として師匠の手本を模倣するというのがあります。

というわけで今日はいとこい師匠の漫才を模倣します。

見本とどこまで似ているか違うのかがポイントです。

うまいか下手かは関係ありません。

動画を見ながら分析し真似ていく稽古です。

途中で稽古していて気づいたことを共有しつつ、最後に発表です。

一回の発表ごとにまずはみんなで動画を見てから実演というのをペアごとに繰り返します。

見ている側は同時に映像と見比べながら違いを指摘し合おうと。

手本を真似るという視点が演技の分析した上での言及になっていくのが面白かったです。

手や上半身の動き、声色、テンポ、立ち位置。

模倣を目指すわけですが、少しずれていても同じに見えることがあります。

本質を掴んでいると少しのずれは気にならなくなるのかもしれません。

というかそれがその人たちの味になるということで。

模倣とオリジナル。

行ったり来たりですね。





Posted by : アトリエ劇研シニア劇団 | 銀宴 | 16:01 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
さらに演技を。

2018年1月22日 星組 担当:梶川


ホール稽古を終えて、演技をバージョンアップに。

会場がホールということで、課題は客席のどこまでエネルギーを飛ばせるか。

前回のホール稽古では客席の途中までしかエネルギーが届いていなかったと。

そしてラストの段取りも変更に。

また細かい演技を大きく表現するように。

そんな修正を加えながらの通し稽古でした。

さらにさらにです。

Posted by : アトリエ劇研シニア劇団 | シニア劇団星組 | 18:22 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
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