50歳以上の方限定のユニークな劇団活動を紹介します。現在は星組、銀宴、空いろの3劇団で活動しています。それぞれタイプの違う練習を行い、個性ある公演活動を行っています。

12月7日 村上クラス 担当:梶川


まずは恒例の劇団名選び。

みなさんもはや決めてしまいたいなと思いつつ、一人一票で絞り込んでみましたが、票が散らばりました。

第2希望を聞いてみても決まりきらず。

みなさんの意向を村上さんがリサーチして、絞り込みつつ良い名前を考えて次回の稽古で提案することになりました。

いよいよ来週決まるでしょうか。

どうであれ、年内には。

新しく入団されて方がいるので、簡単に名前を覚えるワークを。

久しぶりにやりましたが、以前よりテンポが良くなった気がします。

キャッチボールのワークをして、メインは先週に引き続き即興組み手でございます。

前回は総当たりでしたが、今回は2チームにわかれて1対3で。

3人を3周というのが、見ていてちょうどよく感じました。

3人の関連付けもされやすく、週ごとの展開も見やすい。

3人だと役柄ごとの関係の比較がしやすいのかもしれません。

そして、3周とはつまり序破急ですね。

9つのシーンで演じているキャラクターの人生が見えてくるように思います。

一つの気付きとしては、シーンの切り替え部分。

今のシーンに集中しすぎると、切り替え時を見逃してしまいます。

つまりは次の人が来ているのにシーンを続けてしまう。

シーンを演じな主観的な自分を持ちながら同時に周りを冷静に見ている客観的な自分を持つ。

具体的に周辺視野も使っておく。

キャラクター造形の方法について、みんなで試行錯誤しています。

Posted by : アトリエ劇研シニア劇団 | 村上クラス | 16:58 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
段階的に

127 空いろ 担当 土井

稽古の1時間前に集まり、皆さんで「劇団のロゴ製作」について話し合いました。沢さんのお知り合いに二、三試作して頂き、皆で選ぼうということになりました。

 

今日の発声練習は後で行うエチュードの「クラブorホストクラブ」の場面を想定、しかも女性はホストに、男性はホステスになるという設定で一言作り、声を出します。

 

次は上記のエチュードの2場面(家、クラブ)の「瞬間」を切り取ってみます。

一瞬のポーズで3人の関係や心情を表現します。人の配置、視線で多くの事が読み取れます。見ている方は、複数の人が登場する絵を読み解いているような感覚になります。

背中を向くと関係を絶っているように見えました。

クラブでは恋人同士ではなくビジネス上の接待に見えるようにするにはどうしたらいいでしょうか?お互いの緊張感でしょうか?場所もお店ということがわかる演出を考えます。

 

瞬間を切りとるワークが終わった後、前回言われたストーリーに肉付けをし、演じてみます。

Aは、Bの介護についてCに小言を言われた後、クラブに行き散財するまで、段階的に心情が変化していく様子を表現します。Aの気持ちが落ちるのも上がるのも、周りの人間の働きかけ次第です。今日発表できなかったチームは来週に。

 

 

Posted by : アトリエ劇研シニア劇団 | - | 15:55 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
難題に説得力を。

12月5日 銀宴 担当:梶川


休みを挟んでのシーンスタディです。

前回までは1幕の稽古をしていましたが、今日からは2幕を。

最後までの脚本が前回稽古の終わりに配布されていましたので、みなさん最後までお話を確認されています。

2幕の始まりは男女の二人芝居。

まさに男女のシーン。

銀宴には女性しかいないということは稽古としてのシーンスタディだからさておき。

周囲に隠れて恋愛関係にある二人のやり取りです。

ここには一つ難題があります。

作品内の設定としても、演技としても。

二人の年の差です。

女は男の幼稚園の時の先生。

幼稚園からの恋心なのかとか、だとして付き合ことになるのでしょうかと、見ている側からするといろいろ疑問符が浮かびますが。

難題をどのようにして、それならあり得るかというところまで演技を作れるか。

例えば、宝塚とか大衆演劇。

性別が違ってもそうなのだと堂々としていると、そういうことかと観客は了解していきます。

難題であろうと、要は如何に堂々としていられるかということかもしれません。

とにかくも細かいところを丁寧に演出を入れてシーンを創作しました。


Posted by : アトリエ劇研シニア劇団 | 銀宴 | 16:30 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
老年期を考察する。

12月3日 星組 担当:梶川

 

今日から稽古時間が3時間になり、次回公演に向けてのシーン創作をしています。

次回作品はどうしたって老人ホームを舞台にしたものになるのだろうと予想されます。

課題でだされる設定が役柄の関係性はさまざまであっても、老人ホームにまつわるものになっています。

今日出された課題は新しく老人ホームに入居した人を案内するシーンでした。

老人ホームという場所の特異性について考えます。

自立生活に課題があり在宅ケアを受けることが困難な65歳以上の高齢者が入所する施設のことを一般に老人ホームと言います。

共同生活であり、誰かに頼らないと生活ができないと。

無断では外出できないとか。

特異な場所です。

別にそんな特異性を描きたいわけではないのでしょうが。

どうであれストレートに老いを扱うわけで。

老いるとはどういうことでしょう。

エリクソンという心理学者のライフサイクル理論という考えがあります。

ライフサイクルと人生を誕生から死までの一つのプロセスと考え、いくつかの発達段階に分けるものです。

エリクソンは8つにわけ、その最後が60,70代以降の老年期になります。

そしてそれぞれの発達段階には発達課題があります。

老年期で発達課題が自己統合と絶望のせめぎ合いになります。

自己統合はプラスの課題でこれまでの人生を振り返り肯定的な捉え直し。

対する絶望は体の衰えなどに起因するものです。

自分の人生を納得し、死を迎える準備をすること。

この課題を乗り越えた時に英知が得られます。

文字情報としての知識としてはこういう事だとして、では実際に統合とはどんなことか、英知とは何なのか。

絶望ということの方が想像しやすいと感じるのは、さておき。

さて、別に作品が統合や英知についてのものになるわけではないのですが。

シーンの積み重ねでどんな情景が見えてくるでしょうか。






 

Posted by : アトリエ劇研シニア劇団 | シニア劇団星組 | 16:05 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
即興組み手。

2018年11月30日 村上クラス 担当:梶川


今日はキャラクター造形力を高めるためのわーくをしました。

勝手に名付けるなら即興組み手。

舞台に一人立ち、相手役が入ってきます。

入ってきた印象で相手が自分にとってどんな関係の役柄か決めてそのように対応する。

短いやりとりをしている間に次の人が来るのでまたすぐに相手の役柄を切り替える。

二週目は一周目で対応した相手役として対応していくわけです。

相手の役柄が切り替わるということ対応の仕方も変わるということ、つまりは自分の側の役柄や演技方法も変わるということで。

こういう作用でキャラクターの引き出しが広がりますし、切り替えるという行為が演技的反射力を鍛えます。

3周やるわけですが、なんとなく物語が見えてくることがあって面白かったです。

これを踏まえて、脚本稽古。

事前に宿題として役柄について考えてきているので、そのことも含めて演じてみます。

互いに相手をどう思って演じるか。

つまりは相手に対しての妄想を広げる。

時間が足りず、課題は持ち越しのような感じで。

来週も引き続きキャラクター造形についてです。





Posted by : アトリエ劇研シニア劇団 | 村上クラス | 16:50 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
心境の変化

1130 空いろ 担当 土井

先週のミーティングの後、ロゴ作成について情報や意見が出ました。今日は細見先生から改めて空いろ独自でできる事と劇研との関係で考えることの違いについて説明がありました。そして広報活動に当たる「ロゴ作り」について次週7日の12時からまた皆でミーティングをする事になりました。

 

今日のウォーミングアップでは、プラスチックの棒を2人の掌で支え、動きながら歩き、そして発声まで行いました。相手の力を掌に感じます。ですが木の棒と違い、プラスチックは曲がるので直接相手の力を感じるにはもの足りない。その微妙なところを感じて、お互いを思いやりましょう。

 

次に「2人で作業」を。

大きさのあるものは相手に合わせます。担架やシーツなどいい感じが出ました。2人で動くと、何かを一緒に持ったりせずとも、何処かで共通の認識が必要となります。「雪かき」のワークをしましたが、雪国育ちの私の思う雪は皆さんから見ると重すぎたようです。

 

次は3人のワークです。

Aが、ある2つの場所を回ります。ここには感情が伴い、移動による変化があります。

「刑務所」という設定はどうして表現したらよりわかりやすいでしょうか?

まだ囚われている人が正面向きに位置し、初めからそのように動いていたら?

10年ぶりに娑婆で食事する感動はいかがでしたか?

 

課題が出ました。これも3人でのワークです。

AはB(配偶者)を介護しています。Aの外出中にBの姉(兄)Cが来てAに寄り添っています。

外から帰ってきたAにCはAの介護について文句を言います。

Cの帰った後、Aはサイフを持ち高級クラブ(ホストクラブ)に行き豪遊します。

こわごわ店に入ってから散財するまでの心境の変化を演じましょう。残りの2人はホスト(ホステス)を演じます。来週までに考えて来てください。

 

 

 

 

Posted by : アトリエ劇研シニア劇団 | 空いろ | 16:09 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
リズムにあわせて

11月26日 星組 担当:飯坂

 

今日は、星組の歌をつくろう!という話から始まりました。

暫定で、誰もが知っているクイーンの「ウィ・ウィル・ロック・ユー」のリズムに合わせて細見先生が考えてきてくれた詞を歌ってみます

「セリフのトチリは大目に見てね」や「トップスターになりたい!」など、パンチもききつつ愛嬌のある詞で、とてもおもしろかったです。

3人ずつに分かれて練習し、発表しました。

細見先生はリズムに乗れない人もいるかもしれないと心配していたようでしたが、みなさん見事に歌い切りました。

 

次は、細見先生の出す課題に取り組みます。

老人ホームの食事風景から始まり、「私の名前は〇〇。」とモノローグが始まります。

そこで、昔の職業を言い、一番つらかったこと、そしていま一番幸せな瞬間、つらいときはどこで何をするかを喋り、最後はまた食事に戻ります。

漁師や電車内の売り子、医者など、様々な職業が出ました。

つらかたったことの再現シーンは、周りの人にも協力してもらいます。

客席までしっかり届く声で、どの発表もとてもおもしろいものでした。

Posted by : アトリエ劇研シニア劇団 | シニア劇団星組 | 14:09 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
経験の抽斗

1123 村上クラス 担当 土井

今日も劇団名を考える事から始まりましたが、またも新たな名前が登場。

投票をし、1票も入らないものは削除しましょうかと。皆が「それなら悪くないな」と思えるものに出会えますように!

ウォーミングアップは8カウント2コンパスずつ、順番に自由にストレッチ。皆でやる動きを自分で決めるのは結構新鮮です。

 

動きながら言葉を連想しパスしていきます。言葉は1個から3個に。3個目になると一見関係のない言葉もでてくるので準備して構えることはできません。とにかくテンポが大事です。

次はエアーでキャッチボール。ボールを受け取る音がして(片手でお尻を叩いています)本当にキャッチボールしているよう。丁寧にボールを表現しましょう。ボールが見えますか?

喋りながら同様にキャッチボール。会話なしで快速で動いた後、そこに「体育祭で何をするか?」をテーマにした会話を入れて行きます。会話が続き身体が暖まってきました。

 

今日は「自分以外の人を自分の思う人間にあてはめる」というエチュードを行いました。見学の方含め6人なので、其々が自分以外の5人のキャラを考えます。

出来るだけステータスの違う、喋ったことがある人を5人考えてください。タイムスリップも可。次々に変わる相手の顔を見て、スイッチが入ったように自分を切り替えます。自分が5人の役を設定したのに、其々のキャラを瞬時には思い出せません。

人は相手によって自分を変えて生きている、ということでしょうか。

 

演技は自分の経験の抽斗を、引っ張り出すこと・・・経験とは、実際に行動した事だけではなく想ったことがあるだけでもいいのです。想像はまた他の経験の積み重ねから生まれるのではないでしょうか。(死ぬ役、殺人犯の役をするとしたら・・・と考えてみました)

5人との対応が3周ほどする間に、5通りの物語が進行していました。

 

役もお互いにやり易いものとやりにくいものがあり、「友達」はなかなかやりにくかったようです。

 

自分を変えていくことで関係も変わります。

「自分自身は変えていない」と思っていても見る側からすると結構変わっているものです。

語尾の使い方だけでも変わることができますが、相手をその役に思えたら自ずと自分も変わります。演じ分けの答えとはなんでしょう。

時と場所が違うと同じ相手でも、自分の態度が変わります。

自分の軸は持ちながら相手の出方に柔軟に対応しつつ、変わっていく自分を楽しめたらいいですね。

 

このワークの後、台本の最終部分を立ち稽古してみました。

来週は台本にある役に「設定」をつけて細かく演じてみます。

台本を読んで其々の役を「妄想」して来て下さい。

また、11ではない時の人間の喋り方についても研究します。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Posted by : アトリエ劇研シニア劇団 | 村上クラス | 18:10 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
ある職業

1123 空いろ 担当 土井

稽古前に集まりミーティング。旗揚げから3年が経ち自分達の劇団「空いろ」として広報活動等を考えようということから公演形態まで様々な意見が出ました。打上げでも出ていた「ロゴ」を作ることになりました。

 

先々週見学に来られていた方も団員として加わり、ウォーミングアップ開始です。

「アイコンタクト」ゲームは 二人ずつから三人へと。

3人目の人は目のあった2人が出た風に乗りすっと出ていきます。

発声練習では相手に質問を投げかけます。

「空いろの女性は意地悪ではないですか?」という新しい方の質問に

「意地悪ではないけど怖い人は時々います」と池ピーさん。

 

次は「場所を強化する」エチュード。

スーパーだった場所がカフェに変化したようです、手を洗ってレジカウンターに入る動作からでしょうか。2番目は会社の喫煙室です。

 

自分はある職業を持っていて、座っている相手にある事をさせたいと思っています。

その空間がどこかも表現し、架空の第三者を設定してもOK。

泥棒はスタートから身体が泥棒らしかったですね。

政治記者がインタビューする相手は?

美容院、霊媒師・・・ストールやレジ袋を上手く使って役の雰囲気を出します。

保育士、スタイリスト、消防士、警官、訪問介護士と続きました。

直ぐにその役に入り、年齢、性別、役割を表現します。

 

結婚前の2人と親、という先週のエチュードの続きですが、今回は両家が登場し4人登場です。

それぞれの思惑が交錯します。今回は政略結婚の設定です。

本人たちは破談を考えていますが相手の思惑がよくわからなくて自分の出方を遠慮していたように見えました。関係をキープして、ボールを渡すようにチームでストーリーを展開させます。

次回はある人物の二面性を表現します。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Posted by : アトリエ劇研シニア劇団 | 空いろ | 17:57 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
老人を演じる。

11月19日 星組 担当:梶川

 

前回の課題及び今日は以下の画像の設定で即興シーンを作りました。

最近の課題テキストの設定が介護施設や認知症、後期高齢者を扱ったものが多いような。

もちろんすでに次回作のためのシーン集めのための稽古にはいっているわけで。

つまりはコンセプトやテーマがそのあたりにあるということなのだろうと推察します。

「老いるということ」。

ストレートにそんなことが描かれる作品になるのではないでしょうか。

それはそれとして、なので最近は高齢者の役柄を演じているわけですが、今日は即興だったということもありますが、みなさんまだまだ若々しい高齢者です。

元気いっぱい。

見たいのは何年も施設に入所している老人。

どうすればもっと老人になれるのか。

決してステレオタイプの老人の演技が見たいわけではありませんが。

もしかすると我の強さが必要なのか。

来週のワークでもう少しこの辺りを深められたらということでした。

 

 

Posted by : アトリエ劇研シニア劇団 | シニア劇団星組 | 20:33 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
TOP